2014/12/24

Individual adventure


20141221 sun 「kumiちょ、初めての雪山単独登頂」

今回のブログはkumiちょプレゼンツでお届けします。

わたくし、基本的に面倒くさがりでシングルタスクの人間なんです。
山に登りながら、写真撮って、構図考えて、ポーズの指定までして、
ブロガーさんって大変ねっていつも思ってます。

トレーニングや特訓、しんどいのも苦手です。
なので、
もう雪山シーズンになっちまったなー
また一徹のスイッチが入るんだろなー
雪上訓練だーって言いだすんだろなー
って思っておりました。ら、

2014/12/15

Are you ready ?


2014 December 「煩悩祭と年末入山に向けての四方山話」

グランフロント大阪にある好日山荘で待望のデナリ75を購入。
売り場で「おもろいギミックがあんねやったら教えてみ〜」と
ヤカラな老犬の圧のある言葉にも親切丁寧に答えるショップスタッフさん。

アルパインクライミングにおいてギア装着ループやアイスクリッパー用スリーブ、
ソリ牽引用ループのついた遠征用ヒップベルトの説明等をあれこれレクチャー。
横で聞いていたkumiちょがポツリと
「これ、めっちゃデキル人が使うやつちゃうのん?」
「老犬がこんなん使ってもええのん?」

そやねん・・・その通りなんやけど・・・
・・・返す言葉は・・・ほんまに見つからへんわ(笑
記憶に無いテクも劣化したパワーもあれやけど・・・・「ええのん欲しいねん!」

2014/12/10

Talk about various topics


 20141206 sat - 07sun 「酒とジビエと大峰を楽しむ夜」

二週間前に釈迦ヶ岳で必然のように再会したA.Oさん。
新宮山彦グループで精力的に活動されている。
太古の辻から熊野本宮までを一般的に大峰南奥駈道と呼ばれている。

笠捨山までに三棟ある避難小屋は新宮山彦グループが維持管理している。
建設も初代会長の玉岡氏が尽力し多くのボランティアと共に完成させた。
新宮山彦グループのA.Oさん。今ではボランティア入山数がナンバー3にまでなった。

二年で四回の奥駈縦走もハンパないが大峰への入山数自体がハンパない。
そんなA.Oさんにお誘いいただいき、行仙宿避難小屋で山より宴な入山となった。
西高東低な寒波は大峰の山々も白く染め、今期初の雪山を楽しめた週末。

2014/12/04

Variety is charming


20141123 sun - 24 mon 晩秋の釈迦ヶ岳〜楊子ノ宿・下山日

霜月も終わりの頃、新月の夜
風の嘶きも無い静穏な修験道

深夜の空、星を隠す低く流れる雲
遠く七面谷にこだまする鹿の哀愁

静かな黎明、深い霧が森を優しく包む
仏生ヶ岳の森は幽玄な情景を醸し出す


2014/12/01

I give you my word


20141123 sun - 24 mon 晩秋の釈迦ヶ岳〜楊子ノ宿・入山日

ほんとだったら一ヶ月程前に入山するはずだった釈迦ヶ岳
快晴の空の下、燃える様な紅葉を楽しむはずだった釈迦ヶ岳
偶然のばったりがあって楊子ノ宿小屋で一献できたかもしれない釈迦ヶ岳

会える人には期せずして時々会える釈迦ヶ岳
会えない人には永劫やっぱり会えないのだろうか釈迦ヶ岳
しかし今回もやっぱりサプライズがあった釈迦ヶ岳

それよりなにより自慢じゃないが今年は一度もテン泊していないリアル
今年は良い事も悪い事もまとめて色々あったから仕方ないのだが・・・
久しぶりにヒルバーグ・ヤヌーをバルトロに詰め込んだ至福感(笑


2014/11/28

Grow Up



201411 November 「大きくなったよ」

我家の若き暴君達・・・日々成長しております。
子猫らしくガサツに猪突猛進で走り回っている今日この頃。
我家に来た頃は同じくらいの体型だったのに少しずつ差が出てきた。

男の子のムートの方が女の子のジュレーより一回り大きくなった。
単純に食欲の差が大きいと感じる。ジュレーは食が細くムートは大食漢。
大好きな猫缶などはムートがジュレーの半分以下のスピードで完食する。

ムートは自分の猫缶を完食したら速攻でジュレーの猫缶を奪いに行く。
多頭飼いの場合、個別に食事を与えるなどの工夫が必要なのだろう。
メインのカリカリはまだ比較的仲良く食べてくれるのだが・・・


2014/11/24

Winter Mountain Safety Seminar


 20141114 fri 「山で命を落とす人をひとりでも減らすために」

THE NORTH FACE 主催の冬山における遭難事故検証と冬期山岳気象の机上講習会。
FacebookのTNFの告知で知りkumiちょと二人ソッコーで予約しておいた。
当日はグランフロント大阪のカンファレンスルームで50名程が受講した。

長野県警山岳警備隊の方が前半を担当し、後半は山岳気象予報士の猪熊隆之氏が担当。
猪熊氏はご存知ヤマテンの代表で竹内洋岳氏や栗城 史多氏やイッテQ!のイモトを
山岳気象予報の側面から支えるなど海外高所登山気象予報のオーソリティーだ。

最近ではTV番組「マツコの知らない世界」 でマツコに「孤高の変態ね!」と言わしめた。
饒舌なトークは流石に講演慣れしているというか多くの余談も含めて楽しめた。
Facebookでは何度かお話させていただいていたので不思議な感覚だった(笑

2014/11/20

Leaf peeping season


20141108 sat 「静かな晩秋の蘇武岳を愉しむ」

以前から一度登ってみたいと思っていた兵庫県の蘇武岳。
登山家・加藤文太郎や冒険家・ 植村直己が愛した故郷の山。
久しぶりに入山する山は氷ノ山の北東に位置する蘇武岳。

蘇武岳といえば万場側からの登山ルートが一般的なのだが、
歩いてみたかったルートは村岡ファームガーデンからの大糠ルートなのだ。
去年、蘇武岳ファンクラブなる団体が大糠ルートを整備してくださった。

木階段も石階段も無い土と落ち葉のコースは絶妙に歩き易い。
もちろん梯子も鎖場も無い。リハビリにはうってつけの登山道(笑
登りと下りでルートを変えれるので景色(紅葉)の変化も楽しめる。
 

2014/11/16

Man's extremity is God's opportunity.


20141102 sun - 03 mon 「お伊勢参り」

数年前、有名な山ブロガーの山行記事を読んで気になっていた北アのとある山域。
そのクラシックルートはジジイになってからでいいと考えていた。

だがその山ブロガーはジジイになる前に一度登っとくんだよと語っていた。
そして自分が十分ジジイになったと感じたら再度登るんだよと語っていた。

歳月人を待たず。感性も変化するだろう。見え方も移りゆくのだろう。
そうか、だったら僕もジジイになる前に一度歩いてみよう。

いつしかそう考えるようになりプライオリティは最前列になっていた。
ならば久しぶりに北アに行こうと予定していた11月初旬の三連休。
だが見事に雨マークが並んでいた直前の天気予報。雨天決行はしない主義。

代替え案はすぐにkumiちょから提案された。伊勢神宮だ。
kumiちょはお伊勢参りの経験が無いのだと言う。ならばそうしようじゃないか。

2014/11/13

Gregory Mountain Products


2014 November 「グレゴリーは不滅です!」

グレゴリーがサムソナイトに86億円で買収されて半年が経とうとしている。
A&Fさん今までありがとう。サムソナイトさん宜しくね。的なFA騒動も鎮静化?
で、サムソナイトが何処からグレゴリーを買ったのかご存知?

僕はまったくもって知らなんだ答えは、あのブラックダイヤモンドなのだ。
グレゴリーってブラックダイヤモンド傘下だったのね?・・・知らぬが仏(笑
あれこれマジか〜!と思いながらグレゴリーの今後を憂慮する今日この頃・・・

ホグロフスがアシックスに買収されて、なんだかなぁ・・・的ブランドになったように
グレゴリーがイオンモールでサムソナイトの横で赤札貼られてる様な未来が・・・
最も好きなバックパックメーカーなだけに来期以降が不安だわ・・・


2014/11/10

Burning Dehri


20140807 the - 0817 sun クトゥブ・ミナールからフマユーン廟へ

レーの空港は3700mの高地にある。
天候不良でフライトキャンセルも多いと聞いていたので予備日を一日とっていた。
幸いにも予定通りレーをテイクオフできたのでデリーで一日潰さなければいけない。

24時間以上デリーに滞在するので不本意ながら観光を組み込んだ。
しかしデリーに戻ってきた日は不幸にもインドの68周年独立記念日だった。
DRY DAYとよばれ店で酒の販売が禁止されている1/365の確立の残念な日だ。

だが外国人の僕にはカンケー無いのだと勝手に都合よく解釈(笑
ルームサービスと擦った揉んだしながらヤカラってビアを数本ゲットできた〜
バーラトハッピーインディペンデンスデー♫

2014/11/06

Chaos Maze


20140816 sat 「迷路の先には何も無いんだ」

カオスのニューデリーから コンフュージョンのオールドデリーへ
人力車での移動はギミックだらけのアトラクション

クラクションと怒鳴り声 喧騒渦巻く混沌とした世界
差別は無秩序を生み 乱雑な社会は混乱を生む 階層社会の根底にうごめく病巣

熱波の海を泳ぐように人々は生きる 僕の非日常がここでは日常
ヒエラルキーの最下層の路地裏 狂気の湿度に目眩を覚える昼下がり


2014/11/02

Ladakh Nubra valley / final day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ヌブラバレー復路

ヒマラヤンエコリゾートの朝をゆったりと満喫する。
昨夜、ドライバーのギャルポさんに出発時間の変更を要望。
午前9時までヌブラのリゾートをまったり堪能することにした。

早朝に目が覚めてからゆっくりと時間と空間を楽しんだ。
朝食までの時間、標高3,500mのリゾート周辺の散歩を満喫。
ヌブラタイムは間違いなく日本より優しくゆったりと流れていた。

2014/10/27

Ladakh Nubra valley / first day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ヌブラバレー往路

今回のラダックトリップ二つ目の楽しみだったヌブラバレー。
レーの北へ大きく移動する旅。標高5620mのカルドゥン・ラを車で越える。
カルドゥン・ラからの悪路を越えればシャヨク川が流れる広大な緑の渓谷が表れる。

酸素の薄い高地に広がる砂丘に群れるラクダの陽炎。
限りなく湿度の低い高地に現れたオアシスを堪能する旅。
パキスタンや中国との未確定な国境に触れるインドの軍事拠点でもある。

ほんの20年前までは僕達外国人が踏入れる事の出来ない地域だった。
だから今でも入域するにはインナーラインパーミットが必要な地域でもある。
今回はフンダルまでだがいつの日かトゥルトゥクまでチャレンジできればと思う。


2014/10/20

Julay & Mut


2014 October 猫ライフ再び・・・

僕はあと何年生きるのだろうか・・・
僕が生きるであろうあと何年かは忘れることのないカロの記憶。
カロの黄泉帰りを願った夜が何度あったことか・・・

そんな時に降って湧いたような不思議なご縁があった。
あれこれ想う所は多々あれど、そのご縁を大切にすることにした。
と或る日に我家に、二匹の子猫がやってきた。

ショートヘアソマリという種類の姉弟。
天真爛漫な女の子と臆病で神経質な男の子。
そして・・・再び僕達の素敵な猫ライフが始まった。

2014/10/11

Ladakh Sham Trekking / final day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ラマユル〜ワンラ

ラマユルからワンラまでゆるりと歩けば今回の四日間の旅は終わる。
常に富士山と変わらない標高を歩き、そこに広がる風景はどこにも無い大自然。
荒涼とした景観の中に突如現れる緑豊かな村やゴンパの数々。

手を伸ばせば届きそうな紺碧が広がる空の果ての地。
頬を撫でる乾いた風は心地良く、経験値の中に無い清涼感がある。
村や峠には必ずあるタルチョーは、心の琴線にふれるチベット文化の証。

見て、触れて、感じてみたかった経験、そのほとんど全てに出合えた旅。
観光じゃないけど登山だけでもないスルーハイクのセレクトは正解だった。
またこの地には帰ってくるだろう。必ず。そんな気がしてならないんだ。


2014/09/24

Ladakh Sham Trekking / third day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ヘミスシュッパチェン〜ラマユル

レーの西、約125kmの地にある「ラマユル」は太古に湖の地層が隆起し生み出した村。
月世界と形容される異様な形をした黄褐色の岩肌の山々に囲まれている。
ポプラの木々や田畑の緑が鮮やかに美しくアンズやリンゴがたわわに実る土地。

その雄大な風景の中に建つラマユルゴンパはラダックのランドマークでもある。
太古の昔、数々の聖なる伝説が残されている神々しい土地。
千年もの昔から守られてきたチベット仏教の壁画や仏像。

今ではインダス川沿いのジープロードも整備されラマユルは観光地となった。
バスにジープ、レンタルバイクやトレッキングと多くの人が訪れる。
食堂や土産物屋からゲストハウスまで観光客相手の様々な商売で賑わう村となった。


2014/09/21

PRO TREK PRW 6000


2014 September SUUNTO → PRO TREK

十年来、登山用の腕時計はスントと決めていた。
アウトドア用の時計として単純にスントがオサレだったから。
初代が VEVTOR 二代目が CORE 三代目が X-LANDER だった。
その昔、PROTREKがデビューしてからもまったくもってアウトオブ眼中だった。

メイドインジャパンのクォリティーは認めるがデザインが論外だった。
GT-Rがどんなに驚愕のタイムを叩き出しても跳ね馬の色気には勝てない。
かなり大袈裟な例えだがスペックだけでギアを選んだ事は無い。
職業柄デザインをないがしろには絶対できない。 いや最優先かもしれない。

そして三代目の SUUNTO が かなりズタボロになりつつあった。
今春リリースされたPRW 6000はPROTREKで初めてビビビッときてしまった。
アナログ&デジタルのデザインが中2なオヤジのハートを鷲掴みにした。
それに14PROJECTIONの竹内はんが開発に携わっているのもグッ!ときた。

迷い等何も無い煩悩最優先人生だ。ソッコーポチって笠新道で使ってみた。
まあ、あれだ・・・2300m以上では使っていないが・・・
標高を確認しようと液晶表示を見た時に針が邪魔で見辛い時がある。
そんな時に一発解消できる針退避機能などは感極まってチビリそうになった。
中2なオヤジ心をくすぐるギミックは山盛りなのでこれからあれこれ楽しみだ。


2014/09/18

I think about a retirement


20140913 sat 「ザック→× グローブ→○ by明日のジョー」

「来年キャッチャーができないとわかってて野球をしてしまうと、大好きな野球が嫌いになってしまいそうなので、キャッチャーとして、キャッチャーのまま引退します。」
by 城島健司

「本当は『生涯ミュージシャン』みたいに、70歳になっても生涯プロ野球選手と言っていたかったんですけどね」
by 野茂英雄

「今日、その夢は終わります。しかし、私の夢には続きがあります。 その言葉を約束して、今日、引退します」
by 原辰徳

「体力の限界っ!」
by 千代ノ富士


2014/09/15

Ladakh Sham Trekking / second day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ヤンタン〜ヘミスシュッパチェン

タルチョーはチベット文化圏の‪祈祷旗‬である。
五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、
それぞれが天・風・火・水・地を表現する。

風馬旗とも言われ仏法が風に乗って拡がるよう願いが込められている。
経文等が書かれており風に靡くたびに読経したことになるのだ。
寺院等には普通にあるが峠で見るタルチョーは心の琴線に触れてくる。

同じ仏教徒として心中深くに触れてくる何かがあるのだろう。
吹き抜ける風の強い峠、タルチョーに触れ空の果ての下に佇んでみる。
前世のカルマの結果が今生の僕なのだ。輪廻に思いを巡らす紺碧の下。


2014/09/10

Kyoto Art Flea Market 2014 Autumn


2014 September 京都アートフリーマーケット2014秋

今秋も素敵なフリマが京都で開催されます。
期間は9月19日(金)〜21日(日)の三日間。
時間は11:00〜17:30(21日のみ17:00まで)。

若手作家・職人のアート作品を展示販売しています。
会場は京都文化博物館を中心に六カ所で、kumiちょは特設会場の京都ウィングス
京都市中京青少年活動センター3階S19ブースに展示しています。

屋号も「ハニカム堂」として今後は益々のガラス工芸活動に邁進しまっす♫
晩夏と初秋の狭間で寛ぐ稜線もいいですが連休の一日をアートに触れてみませんか。
今回もブースに立つのはkumiちょだけです。僕は休めそうにないので・・・


2014/09/07

Ladakh Sham Trekking / first day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・リキル〜ヤンタン

朝食は熱いミルクチャイに薄いオムレツ。トーストはジャム&バター。
午前7時半にドライバーとガイドがゲストハウスへ迎えに来た。
TATAの四駆にバックパックを積み込み僕とkumiちょは後部座席に乗り込む。

今日から現地ガイドと共に 四日間の下ラダックのシャムトレッキングが始まる。
リキル〜ヤンタン〜へミス・シュクパチャン〜アン〜ラマユル〜ワンラ
毎日3500m〜3800mの峠を幾つか超えて村から村へスルーハイク。

日々の歩行距離は十数キロと比較的易しいトレッキングルート。
チベットよりチベットらしいと言われるゴンパ(チベット仏教僧院)も楽しみ。
テン泊は一度も無く三泊とも現地の村で民泊なのも楽しみ。


2014/09/02

Shower Climbing in Yatsuiketani


20140831 sun 夏休みの最後は八池谷遡行

バウルーDDマザーが満を持して沢女デビューするという。
ええ、もう、夏は終わりですけど・・・
でも、まだ、僕達の夏は終わってないんだよ!

ならば全力かつ全身全霊で初沢登りをお手伝いせねば!
でも話しは早い。鬼軍曹の治ちゃんにメール一通で事足りる。
この男に任しておけば不安の不の字も無い。SRTにおいて安全安心なのだ。

大阪と福井の中間あたりに位置する琵琶湖の高島に集合した。
ようやくJOINの運びとなった、mieさんkojiさんヨウメイさん、モッチーさん。
治ちゃんの後輩のゴリちゃん、キヨリちゃんの総勢9名のパーティーとなった。


2014/08/29

Ladakh trip / introduction


20140807 the - 0817 sun 「空の果ての玄関まで21時間」

関空を14:00にテイクオフした。中国南方航空で広州まで3時間程。
トランジットタイム2時間弱でデリーに向けてフライトする。
インディラ・ガンディー空港まで5時間程。

現地時間で22時にデリー到着した。ちなみに日本との時差は3時間半。
デリーでのトランジットタイムが悲しいほど長く7時間以上ある。
空港内で寝心地の良さそうなベンチを見つけてバックパッカー達は寝る。

翌朝05:40にドメスティックラインでインディラ・ガンディーをテイクオフ。
インド軍が厳重警戒だけどビックリする程小さなレーの空港を出たのが07:30。
時差を考慮すれば日本から21時間もかかっている・・・グッタリだよ(笑

2014/07/24

Shower Climbing in Nakayamatani


20140721 mon 京都美山・中山谷遡行

ようやく梅雨明けの近畿地方。
今シーズン一発目のシャワークライミングは京都北山の沢へ向かった。
当初は大峰ブルーに会いたかったのだが、20日(日)のゲリラ豪雨にビビった(汗

沢の増水も恐いが鉄砲水はもっと恐いので、いつも通り尻尾を巻いておいた(笑
月曜日は美山の田歌から北へ上がる五波谷川へと車を走らせた。
自宅から約2時間で入渓口に到着。フル装備の用意を済ませ午前9時にスタート♫

田歌舎の親切な男性スタッフに最近の状況を教えてもらった。
ここ数日は雨も少なく沢の水は比較的少ない方だとの説明(ラッキ〜♫
水量によって難易度も変わってくるものねぇ

2014/07/03

Over the Raibow


 2014 June 「虹の彼方に願いをこめて」

虹の向こうの空は限りなく青く
信じた夢は全て現実のものとなる

虹の向こうのどこかに青い鳥は飛ぶ
虹を超える鳥達 カロも飛んでいくよ

あぁ何故涙が出る 雲の切れ間からは夏の群青
胸の片隅 忘れる事のない愛おしい記憶

もう行かなくちゃ また会えるよね
カロはきっと 天使の猫

2014/06/27

Sagarmatha


2014 June 「神々の山嶺」映画化決定!

山岳小説は数多あれど山岳冒険小説というカテゴリーでは新田次郎の右に出る者はまだ居ないと考える。 佐瀬 稔も沢木 耕太郎も泉 康子も笹本 稜平も井上靖も山際淳二も小西政継も素晴らしい作家だと思うが新田次郎に肩を並べた言える作品は少ない。

だが少なくとも夢枕獏の「神々の山嶺」は山岳冒険小説として一歩抜きん出ていると思う。エンターテイメント性にも優れており息もつかせぬストーリー展開は秀逸で緻密で豪快だ。そんな山岳小説の傑作が映画化されるらしい。これは素直に驚いた。

原作者の夢枕獏のコメントも期待感に溢れている。
「なんということであろうか!この物語が、現実に映画化される日が来ようとは。現実にヒマラヤの高所まで、カメラを持ち込み、俳優も監督、スタッフも、全員が行くことなしには考えられない映画である。それが実現するのである。ここまで待ってよかった。凄い映画になると思う」

すでにロケハンは始まっているらしい。来春にはネパール等の現地にて本番撮影も始まるらしい。メガホンを取るのは平山秀幸監督なのだがこの監督の作品・・・一度もピントがあった事が無いのが不安なのだが・・・

それよりもキャストに注目したい。カメラマン深町誠はまあ無難にシュッとした爽やかな男前な俳優を選んでおけば問題ないと思う。問題は天才クライマー羽生丈二の配役だ。屈強でストイックで無謀で身勝手で一直線だけど深い愛もある。ハリウッドだったらマット・ディモンあたりがはまり役なんだろうなぁ。

あとは羽生や深町と関係も深いアン・ツェリンの配役にも期待したい。シブイシブイいぶし銀の名脇役であってほしいと願う。

で、ラストはサガルマータ頂上付近でのビカールサンのラストシーンの出来映えだ。マロリーの側に座っているのか? それとも這いつくばり目だけは上を目指すのか? 妄想は膨らむ。 思い出せば涙が溢れんばかりに想像してしまう。


2014/06/15

Ladakh Julay


2014 June 「遥かなるラダック」

インド北部のジャンムー・カシミール州にラダックは位置する。
ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれたインダス河の源流域だ。
平均高度が3500mを超える山岳地帯はインドで最も標高の高い地域になる。

かつてはラダック王国が存在したがカシミール紛争後にインド領となった。
中国やパキスタンとの未確定の国境に接しているラダック。
国境紛争が沈静化し外国人の入境が許可されてから今年でまだ40年だ。

ラダックには数多のゴンパ(チベット仏教僧院)がある。
中国に占領されたチベットよりもチベットらしさが色濃く残っている。
曼荼羅美術の集積はチベットを凌ぐとさえ言われている。

冬の間は5000m級の峠も凍りつき外界から閉ざされる厳しい環境。
短い夏のバケーションに欧州からのバックパッカーは多い。
日本からスルーハイクのためのトリップはまだまだ少ない地域だ。

2014/06/08

Green Corridor / second day


20140531 sat - 0601 sun 近畿の秘境「大杉谷渓谷」下山日

長らく閉ざされていた神秘の渓谷に清々しい黎明が訪れた。
深く切り立ったV字渓谷に朝日が差し込み”今日”が生まれる。
秘境と呼ぶに相応しい名瀑や巨大岩壁が荘厳なる佇まいで圧倒する。

美しくも険しい原生林の森には多雨地域の証でもある苔類を育む。
数多の表情を併せ持つ近畿屈指の秘境は優しい笑顔で迎えてくれた。
梅雨入り前の最後の高気圧は素敵な時間を与えてくれた。

午前四時・・・窓の外は今朝の色と音のリズムが生まれる。
早起き鶏達は出発の準備に余念がない。僕達も静かにゆっくり始める。
山小屋の朝飯は午前五時半。客達が朝食中の横を通り僕達も旅立った。

2014/06/04

Green Corridor / first day


20140531 sat - 0601 sun 近畿の秘境「大杉谷渓谷」入山日

近畿の秘境と呼ばれる大杉谷は日本の秘境百選の一つである。
下の廊下を擁する黒部渓谷や新潟県の清津渓谷と共に日本三大渓谷でもある。
三重県側の宮川第三発電所と大台ケ原を結ぶ登山道はまさに緑の回廊なのだ。

標高差1400mの行程は約14km程のスルーハイクになる。
2004年の水害で通行不能になっていた崩壊箇所を含め、
約10年ぶりに今年のGW前に全線開通となった。

だが交通手段が問題となる。早朝に登山口を出れば夕刻にはゴールできるだろう。
下山地点に車をデポしても車の回収に約4時間ほど要するという。
複数名のパーティーで車が2台必要になる。帰宅は深夜を回るだろう。

なので一般的には公共交通機関を使い山小屋で一泊し翌日下山がセオリーらしい。
個人的にはテント泊したいがテン場もなく唯一ある避難小屋は日出ヶ岳に近すぎる。
ちなみにトレランで大台から宮川第三発電所までピストンする猛者もいるらしい。

2014/05/26

Silhouette of the wind


2014 May 「有馬三山で一陣の風を見た」

夏に六甲山でシャワークライミングをしているのが裏六甲の逢山峡。
そこから久しぶりに有馬三山のマイナールートに入山した。
神戸電鉄有馬線の有馬口から住宅街を南へ登る。
阪神高速北神戸線をくぐり唐櫃東の手前あたりが入山口になる。

シャワークライミングでは東山橋から入渓するが今回は登山道をハイクアップ。
東山橋前後の渓谷では多くのファミリーがBBQを楽しんでいた。
風も爽やかな新緑の裏六甲の山並みが美しかった。
いつもお留守番だったカロはこれからは一緒に入山できるんだよ。

そう・・・いつも一緒さ。


2014/05/21

Mt.Rokko Recommended route


20140427 sun 六甲山地獄谷・高座谷

霊仙山の翌日。ゴールデンウィークの二日目。
この日も全国的に高気圧におおわれ心地良い陽光が降り注いだ。
二泊、三泊の縦走はあっても二日連続の日帰り山行は初めてかもしれない。
日帰り限定だとこの季節に行きたい場所は限られてくる。

カロの状態が心配だったので朝出発・夕方帰宅的な日帰り。
それしか無理な状況だったのでホームグラウンドの六甲に入山した。
この時期、大混雑の中央尾根をハイクアップする気はさらさらない。
高座の滝から地獄谷にドロップインして涼しいプチ沢登りを楽しむ。


2014/05/15

Rest in peace


20140513 wed 「その刹那 一陣の風」

動物病院で紹介された動物霊園もあったが
自分達で探した動物霊園に決めた
大阪市内から30分ほどの山間部に位置する北摂の霊園

霊園は360°パノラマで里山に囲まれた立地条件が気に入った
新緑に囲まれた平日午前の霊園は驚くほど静かだった
朝からkumiちょと二人 カロの最後の儀式を厳かに行った

2014/05/11

Reincarnation


20140507 wed 「来世でも必ず君を愛す」

神崎川沿いの道を西へ車で走る 窓を開ければ心地良い季節
夕焼けがとても美しかった  飛行機雲が天に向けて一直線
乾いた西風が頬を撫でる 黄金色の西陽が目に沁みる

大阪府から兵庫県に入れば六甲山脈の南斜面が見渡せる
山手幹線道路からシルエットの稜線を眺めるいつもの風景
僕とkumiちょとカロで向かう動物病院へのいつものルート

一つだけ違うのはカロが治療に行くのではないということ
今日のカロはキャリーではなくダンボール箱に入っているんだ
車内の二人は言葉少なだ 何か喋ろうとするとすぐに涙が溢れてくる

ハンドルを握りながらとめどなく溢れる涙に視界がにじむ
皐月の西風も僕の頬をつたう涙を乾かしてはくれない
嗚咽がこみ上げる 心が空っぽになりそうで怖くて寂しいんだ

2014/05/06

Soulmate


2014 May 「魂の備忘録」

■4月27日(日)自宅にて
改善傾向だった下痢症状が酷くなってきた
一日に複数回の下痢、食欲はあるが栄養は殆ど摂取できていないのか

■4月28日(月)自宅にて
ソファやベッドにジャンプして乗ることが不可能になってきた
歩行においてもふらつく事が出て来た

■4月29日(火)自宅にて
点滴がへたくそな僕に変わってkumiちょが針を刺すようになった
ドクターkumiちょ、意外と器用に手際よくできる

■4月30日(水)自宅にて
暖かなホットカーペットから離れない
体温が下がっているのだろうか

2014/05/01

Spring Breeze


20140426 sat 霊仙山 de 春うらら

GWの初日、日本列島は大きな高気圧に覆われ全国的に快晴の山が多かった。
カロが健康なら例年通りテン泊入山な黄金週間だったのだが・・・
いや実は今年はGWに海外遠征登山を計画していたのだがキャンセルした。

カロが元気になるまではテン泊入山はちょいと厳しいだろうなぁ・・・
なので今回は久しぶりの霊仙山へまったりハイキングとなった。
ここ数年は積雪期にスノーシューイングに来ていたのだが今期は来られずだった。

雪が無ければ周回コースもサクッとハイクできるので心地良い一日となった。
今までは鱒ヶ畑からの入山ばかりだったのでこの日は今畑登山口から入山してみた。
普段とは逆の反時計回りで春のやわらかな日差しを楽しむカルスト台地♪


2014/04/27

Intravenous therapy


 2014 April 「老老介護はじまる」

老老介護・・・なんとも重たい響きの言葉だが・・・
老犬が老猫を介護するというブラックジョークなので悪しからず(笑

老老ならまだましな高齢化社会なのか? あなたは認認介護ってご存知かな?
認とは認知症の略のことなんだって・・・重い・・・重すぎる・・・

で、話し戻して☆

ようやくカロタンの嘔吐は無くなったが、毎日の下痢症状は止まらない。
抗生物質が効いていないのだろうか? 体内の水分が奪われ脱水症状が続く。
週2回の通院での点滴では補われないとドクターは判断した。

自宅点滴を促された。「て、点滴? ぼ、僕が? す、するの?」

血の通う哺乳類に僕の手で注射針を刺せというのか?
顔から血の気が引いて震える自分の右手を想像した・・・

2014/04/23

Alpine Botanical Garden


2014 April 六甲高山植物園

植物学の第一人者・牧野富太郎博士に指導を受けて1933年に開園。
六甲山の標高865mの年間平均気温は意外にも10℃以下と低い。
この気候を利用して世界の高山植物を数多く栽培しているという。

久しぶりに休めた土曜日。入山する気満々だったのだがkumiちょの残念体調。
それはそれでオッケーだよっと X-T1 片手に春の息吹を撮影しに六甲山へGO♪
春の温暖な休日。カメラとお弁当持って六甲高山植物園でまったり過ごせた。

オートモードと縁を切れば軍艦部のダイヤルいじりが楽しくてしょうがない。
昔の銀塩と違い躊躇なく直感的にシャッターを切れるのが心地良い。
ファインダー覗きながら絞りやシャッター速度を調整し被写界深度を楽しむ。

2014/04/16

Manfrotto Befree


2014 April 秀逸なイタリアンデザインに誘惑される

星空撮影するなら三脚は必須でしょっと煩悩ネットサーフィンな夜。
父が生前使っていた大昔のクソ重たいSLIKは歩荷トレになってしまう。
今まで登山に三脚という発想がまったくなかったので基準にも戸惑った。

軽さと強度という相反する性能の妥協点をどのあたりで導き出すか。
カーボン仕様の三脚もあるが八諭吉とか拾諭吉とか流石に論外だ。
しかし自重が2kgを超えるような頑丈なスペックも出来れば遠慮したい。

あれこれ煩悩タイムを楽しみながら自分なりの基準を導き出してみた。
軽さを追求するなら940gのSLIK スプリントPRO II GMN
強度や性能を考慮すれば1590gのVelbon ウルトレック UT-63Q

しかし最終的に軽さより強度より心が動いたのがデザインだった。
美しいイタリアンデザインは1400gのManfrotto Befree
三脚に美意識を求める人も少ないだろうがそれも趣味ってもんだよ♪

2014/04/07

Peak Design Capture Pro Camera Clip v2


2014 April ビリー・ザ・キッドの超絶早撃ちを越えろ!

フルサイズ機と比べたら確かにライト級なX-T1だが
コンデジと比べたらかなりデカく感じるのは当然。
もはやポケットやデジストウに入る体積ではない。

一眼をザックに装着させるのに皆様あれこれ無い知恵絞っておられる。
僕も涸渇気味の猿知恵で煩悩アンテナをネットサーフィンさせた。
こんなん知らなんだ〜的なピークデザインのカメラクリップを発見♪

バージョン2にモデルチェンジされ今年から銀一で取り扱われている。
銀一が日本総代理店になりこれで安定供給されるだろう。
スリムボディのX-T1に合わせてキャプチャープロのMICROプレートを選んだ。


2014/04/01

FUJI FILM X-T1


2014 April 「増税前に山より煩悩」

山に行けないとね 脳内妄想族が走り回り 煩悩が膨れ上がる
まあ基本 物欲大魔神なので 箍(たが)は 緩み易い構造になっている
宵越しの銭は持たない主義 とは言わないが 結果論としてそんな塩梅だ

参拾諭吉とか 伍拾諭吉とか 必要なフルサイズ一眼は faraway lookだが
そこそこの覚悟で キヨミズダイブできる プレミアムミラーレスが欲しかったんだ
心揺れる年頃 的オヤジは見てしまった 松尾大社で 老犬2号の黒光りする実機を

まるで恋心のように ワクワクドキドキする 煩悩が たまらないじゃないか
メイン機に フルサイズを所有しているなら 間違いなくX-Pro1をチョイスだろう
フルサイズ持って無いなら やっぱ X-T1 でしょと 価格.comと睨めっこな日々

2014/03/26

feel a pain


2014 march 「人事を尽くして天命を待つ」

猫は元来狩猟動物であり本能的に痛みを隠すようプログラムされている。
弱った動物は真っ先に他の肉食獣の餌食となるからだ。
太古の昔よりDNAに刻み込まれた本能は進化や交雑の過程でも消えなかった。
痛みの自覚作用を制御するために脳内エンドルフィンが分泌されるという。

我家の王子も多分同様なのだろう。そんな根性があるようには思えないが・・・
痛みのサインをもっと早く解ってあげなければいけなかった。
体重も全盛期の半分以下になり通院が続く。飼い主失格だと痛感する。
下痢や嘔吐が続くようになってからでは遅かったのではないだろうか。

後悔も懺悔も後ですればいい。今は出来ることをなんだってやればいい。
山は逃げない。今は病魔から守ってやることが最優先事項なんだ。
カロはね、きっと信じて託してくれているんだと思う。その勇気は裏切れない。
可能な限り痛みや苦しみの少ない晩年にしてやりたいと思う今日この頃。


2014/03/20

Take in Take out


2014 march 「ハードボイルドはエンドルフィン分泌のトリガーなんだ」

「南極風」から一年三ヶ月の月日が経った今年の一月。
笹本稜平の山岳系単行本が文藝春秋から満を持して出版された。
物語は主人公のクライマーがデナリ南壁カシンリッジ冬期単独登攀に挑み
消息を絶つところから始まった・・・

最近の笹本山岳小説の傾向として人の生きる意味や生死について、
哲学的とも思える強いセンテンスやその考えを深めるワードの多さがある。
己の魂が希求する答えは存在しないのかとさえ感じる節すらある。

以前の文体や行間はもっと熱を帯びたようなニュアンスが多く感じられた。
サガルマータが舞台の「天空への回廊」や、K2が舞台の「還るべき場所」などがそうだ。
最近の「春を背負って」や「南極風」あたりから角が取れた様な柔らかさと
さらに凛とした”命とはなんぞや”的な行間を感じずにはいられない。

それにラストシーンへと続く流れはまったくもって今までにない構成になっている。
生か死かが答えではないというか、この様な落とし所もあるのかと愕然とした。
四半世紀近く前にRobert De Niroが出演した映画を引用していることには戸惑いを覚えが・・・
だが笹本山岳小説の新機軸のようにさえ感じる重量感のある深い五百頁だった。

2014/03/13

Chicken Little


2014 march 生つくねを食らう愉悦

鶏のつくねといえば 鍋だろうが 串だろうが
火を通すのが 当たり前だと思っていた
ところが あるんだね 美味い 生のつくねが

現在の 地元となった地域では 以前から 繁盛店だったらしい
これは一度 暖簾をくぐらねばと なんとか予約のとれた週末
予約が無いと 入れない程の人気っぷりには 理由があった

数ヶ月前に 深夜放送の 「今ちゃんの実は・・・」という番組で
サバンナに紹介されたらしい メディアの力は恐ろしいものだ
僕らが入店後 約20席ほどの予約席が半時間程で全て埋まった


2014/03/04

Luna Amulet Icarus


20140306 thu カロタン増量計画中!

わいや! カロタンやで〜 久しぶりの登場 でんがな
ところで わいなぁ 育ちはアレやけど 生まれは ええとこの子やねんでぇ
まあ そんなことより わいなぁ 今年で12歳に なるねん

ほんでから去年 引越したやろお 環境変わったら 体調もよろしないねん
そのせいか知らんねんけど 下痢やら嘔吐がなぁ めっちゃ続いてん
食欲はあんねんけどなぁ 体重がとうとう2.5kg下回ってしもてん

これって全盛期の 半分やねん あかんやろお やばいんちゃうんかなぁ 思うねん
例えたらなぁ ちんたろーが kumiちょになったような もんやねん
えっ? なんて? そんなもんよけー わからへんやろって えらいすんまへんなぁ

2014/02/26

Memorable Day


20140222 sat  「その深い想い出は僕達の歴史なんだよ」

僕の左手薬指のリングは すでに鈍い光沢の銀色となった
楽しい山 辛い山 怖い山 入山する時も 外すことはなかった
低い山 高い山 岩を攀じる 木の根を掴む 鉄梯子を登る

近くで見れば 今ではすっかり年季の入ったリングとなった
籍を入れ一緒に暮らすということ 二人にはそれだけで 十分だった
だが 長老達の思考は往往にして 保守的なものなんだよ

僕も今はもう若造じゃない 長老の意図を汲む術くらいはあるさ
四条通りの西のどんつきに 酒の神を祀る京都最古の神社がある
日本のバッカスや山仲間に 祝福された吉日が二人には幸せだった

2014/02/17

Heavy Snowfall


20140209 sun 「田歌のジビエと大雪の八ヶ峰」

雪の季節には毎シーズン通っている近畿の最深部である美山。
京都北山の最奥にある由良川の源流域は福井県と滋賀県との県境。
師走恒例の買出しに行けなかったジビエを求めて田歌舎へ向かった。

日本全国が数年ぶりの大寒波に襲われた週末。もちろん美山も大雪だった。
日本海の湿った季節風の影響を受ける若狭・丹後地方の山の雪は重い。
今回はスノーシューで八ヶ峰の頂まで登れるのだろうか。

薬草風呂で温まり合鴨鍋を堪能しログキャビンの薪ストーブでほっこり。
翌日は若丹国境尾根までスノーシューイング満喫する予定の週末。
だが予定は未定・・・想定外のハプニングが多いのも僕らしいのだろうか(笑

2014/02/12

Fishing Show Osaka 2014


20140207 fri フィッシングショー大阪2014@業者日

相変わらず毎年毎年この時期は展示会モード全開の老犬@馬車馬なのです。
そんな展示会シーズンの真最中に行われる国内最大のフィッシングショー。
今年もインテックス大阪で恙無く開催されました。

土日が一般日なのですが僕は金曜の業者日にお仕事モード全開で突撃です。
世界中から釣具業界関係者が集い、仲間からライバルまで呉越同舟的な会場です。
常に満面の笑顔で米つきバッタの如くご挨拶の連続はいつも通りの日本人です。

大手メーカーの新製品チェックはかかせませんが余りに時間が無さ過ぎます。
クライアントからディストリビューターまで速射砲トークが続く一日なのです。
老若男女@多国籍な来場者はさすが業者日の風景でした。

2014/01/23

Alexander Calder


20140123 thu 「永遠のゼログラビティ」

つい先日、我家に針金彫刻の動く芸術作品が届いた。いわゆるキネティックアートだ。
動く彫刻 「モビール」 の生みの親として知られるアレクサンダー・カルダー。
彫刻に動きを取り入れたことは偉業とも言えるアメリカ人の彫刻家にして現代美術家。

規則的であったり不規則であったり室内の空気の流れで予測不可能な動きをするハンギングモビール。
デリケートな印象を漂わせながら動く彫刻作品はその影までも美しく柔らかなシーンを演出してくれる。
ゆらゆらと無重力空間を永遠に動き続けるような流れを見つめているだけで癒されるんだ。

空気の流れが無い時でも絶妙にして微妙なバランスを保ち浮かぶ姿は緊張から弛緩への予感をはらむ。
不規則に動く事が規則的なのだろうか。各パーツが相互に影響し合い変化する様はまさに動くアートだ。
それに作品の配色に原色を多様するのもピエト・モンドリアンにインスパイアされている事が理解出来る。

2014/01/05

Losers Tableland


20131230 mon 「コグルミ谷東尾根敗退」

すんません すんません すんません 正月早々ほんま すんまへん
台北から帰国後というか帰国前から体調不良に怠りまして・・・
微熱を伴う倦怠感と上から下からビートの利いたシャウトが止まりませんで

えぇ、これは・・・すわ! 鳥インフルか!SARSか!などと慌てはしませんが(汗
年末は久しぶりにほぼ死に体状態でありまして・・・残念ですが
断腸の思いで年末恒例の赤岳鉱泉山より宴忘年会登山をドタキャンと相成りました。

帰国のたかが3時間弱のフライト中に3回もレストルームを占拠したりとか・・・
ちょっとした気の緩みからナニがナニしてナニやからナニしてもうたとか・・・
所有するボクサーパンツのコレクションが減ったとか、えぇ、口が裂けても言える筈が・・・