2013/05/28

Fresh Verdure and zephyr


20130518 sat 「新緑と微風の武奈ヶ岳」

当初は前回踏めなかった中央アルプスの木曽駒を予定していた週末。
残雪の木曽駒でテン泊してモルゲンロートを楽しもう的な発想だったのだが・・・
日曜の天候が崩れそうだったので土曜に木曽駒日帰りリベンジ山行に切り替えた筈

だが金曜午前にオフィスでFM802から流れてくるNEXCOの情報に耳を疑った(汗
名神高速集中工事だとか吹田ICから大津ICまで20:00〜06:00通行止めだとか・・・
出発当日に情報を把握するとはラッキーなのかアホなのか・・・(笑

金曜夜に遠回りしてまで中央アルプスへ向かう気力は失せてしまった。
ならば残雪から新緑へと予定を変更し、久しぶりの比良山系へ土曜朝から出発♪
芦生や高島トレイルも考えたが、奥ノ深谷沢登りの基点でもある坊村へと向かった。


2013/05/23

Day by Day


20130512 sun 「六甲蓬莱峡・大屏風岩」

槍ヶ岳から帰還した週の平日夜。老犬2号からのホットラインが鳴った♪
どうやら大阪に長期出張になった様子。とうとう浪速に左遷になったのだろうか?(笑
夜な夜なのカラオケにも金髪のおねーちゃんにも飽きたらしい(uso uso

裏番@山元さんから暫し離れて羽を伸ばしまくっていたようだ♪
だがそんな素敵な夜が続く訳もなく馬車馬は労働しなければいけない(笑
週末には裏番社長もガイシャを飛ばして来阪するという♪

これは一席設けねばっと☆裏番に粗相の無いよう店をセッティング♪
僕の地元でガッツリドンチャンの翌日は六甲のホームグラウンドへご案内。
60mロープ2本とガチャ類を多数持参して蓬莱峡へLet's go !

2013/05/16

Wandering Mt.Yarigatake / Summit Push


20130504 sat - 06 mon 「孤高の頂へのオマージュ・登頂日」

日没後は風の強い時間帯もあったがババ平のブロック塀はびくともしない。
まあ稜線のテン場ではないので槍沢を吹き下ろす風も大したことは無い。
数時間後、深夜にテントを這い出せば満天の星空に驚いた。雲一つない夜空は美しい。

風の嘶きは去り雲は風に流され雲散霧消となり漆黒の天空に銀河が広がる。
宝石箱を引っ繰り返した様な煌めきが標高2000mのテン場を覆い尽くす。
今日の天候が保証されたような夜空を見上げ嬉々としてシュラフにもぐり込んだ。

午前四時半、やや寝坊気味の朝を迎えた。ババ平の朝は既に始まっている。
早起き鶏のパーティーはすでに出発している。僕達も朝粥の朝食を済ませ出発する。
稜線の夜明けは荘厳なるモルゲンロートが広がる美しい朝だったことだろう。


2013/05/13

Wandering Mt.Yarigatake / first day


20130504 sat - 06 mon 「孤高の頂へのオマージュ・入山日」

別に忘れていた訳じゃないし出来れば毎シーズン登りたいとも思っていた。
北アルプスのランドマーク的な標高3180mの頂はいつだって心の片隅にあった。
GW後半の入山計画を立てるにあたって思い起こせばすでに6年の歳月が過ぎていた。

上高地からも登った。東鎌尾根からも登った。西鎌尾根からも登った槍ヶ岳。
最後に登頂してから約6年が経とうとしていた。僕にとって6年の歳月は深く長い。
あの記事を読まなかったら槍ではなかったかもしれない。無性に槍に登りたくなった。

僕だって昭文社山と高原地図No.37を毛布に上野駅構内で寝る夜が来るかもしれない。
最近、山の思い出が増えれば増えるほどその幸せに比例して不安が募る時がある。
人生と言う名の壁から滑落した時、No.37は世界一暖かい毛布になるのかもしれない。


2013/05/09

Wandering Mt.Sanrei / final day


20130428sun - 29mon  「四国の背骨を歩く旅・下山日」

夜半に聞こえる鹿の鳴声。幕の側を歩く鹿の足音や息遣い。
午前四時。満天の星空の下で聞こえる山の鼓動は命の音色。

吹き抜ける風の嘶きも無く静かな黎明を迎える白髪の笹原。
薄雲の広がった柔らかな夜明けは名残を惜しむ昨夜の月光。

温かな朝粥でゆっくりと身体を目覚めさせる今日の始まり。
物部川の源流域であり高知県と徳島県の県境でもある三嶺。

高知では「さんれい」と呼び、徳島では「みうね」と呼ぶ。
僕が四国で一番好きな場所。また会いに来れた卯月の休日。

2013/05/06

Wandering Mt.Tsurugi / first day


20130428sun - 29mon 「四国の背骨を歩く旅・入山日」

風香る季節。約一年振りの四国の山。今年も訪れる事ができた。
海を渡り山に登る。太郎笈・次郎笈のたおやかで雄大な山容に会いに来た。
そして昨年は出来なかった三嶺までの縦走を楽しみにしていた。

三嶺からは名頃へ下りるか菅生へ下りるか。それとも足を延ばし西熊山まで歩いて、
お亀岩から天狗塚そして久保へ下りるロンングルートも魅力的なコース。
このルートは何処を歩いてもまさに四国の背骨を堪能できる旅だと思う。

剣山から笹原の稜線漫歩を愉しみメインディッシュはやはり天空の頂「三嶺」。
いつ来ても何回来てもいつの間にか僕にとって三嶺は別格な場所になった。
三嶺避難小屋と池の周りに広がる笹原に佇み紺碧を見上げる時間が至福の時。


2013/05/01

Léonie's boy


20130427 sat 「骨付鶏とイサムノグチと讃岐うどん

一般・平均・標準的な人種が迎えるゴールデンウィークの初日。
山より宴号は明石大橋を渡り鳴門の渦潮を横目に阿波国を西へ向かった。
GW前半の四国縦走は一泊二日の予定。なので初日はグルメと美術に決定。

以前からkumiちょが希望していた「イサムノグチ庭園美術館」へ足を運んだ。
この庭園美術館は100%予約制。しかも火曜、木曜、土曜のみしか開館していない。
よって月・水・金・日は休館日になる。ビックリの入館料は一般¥2100。Oh my gosh!

しかも見学時間まで指定されており10時13時15時の日に3回のみ。
ガイドの説明を聞きながら10名〜20名の入館者が館内をぞろぞろ歩くスタイル。
20世紀を代表する彫刻家イサムノグチの感性に触れ、その鼓動を少しでも感じてみたい。