2017/05/30

Time for healing


20160521 sun 「猫と古本屋の情景」

京都文化博物館で開催されている「いつだって猫展」
江戸時代後期には現代さながらの猫ブームがあったそうな。
そのムーブメントは歌舞伎や浮世絵の文化にも影響を与えたそうな。

猫をモチーフとした浮世絵等を中心に古き良き猫ブームを紹介している。
猫フリークの我家は当然のように家庭行事の予定に入っていた。
愛猫家でもあった歌川広重や歌川国芳などの浮世絵はなんとも妙味あふれる作品。

「いつだって猫展」を鑑賞したあとは、kumiちょのグループ展へガラス作品を搬入。
京都の超老舗大学の美術部OB & OG達は個性豊かな人物ばかりだ。
しかも今年のグループ展は画廊ではなく古本屋の二階で開催するという。

2017/05/25

The Ninth Heaven / Latter half


20170503wed - 06sat 穂高の稜線に佇む連休・後編

どこのテン場だって登山者は紳士淑女ばかりだとは限らない。
夜は酒が入り非日常の感覚も手伝って高揚感が持続しても不思議ではない。
仲間と楽しむ宴は街だって山だってテンションが上がるのも理解できる。

僕だって仲間との山より宴は大好きだが、テン場では時刻をかなり慎重に考えている。
だがデッドラインなど気にせず馬鹿騒ぎを続ける輩は残念だが今も昔も時々見かける。
4日(木)の夜も数名のパーティーが標高2300mの非日常な夜をスポイルしてくれた。

僕が重い腰を上げて浜ちゃんに変身して関西弁で怒鳴りつける前に紳士が動いてくれた。
「騒いでいるのはあなた達だけですよ! みんな朝が早いのですよ! 静かにしてもらえますか!」
確かこんな内容だったと思う。大声だったがとても冷静に諭すように注意していた。

とても丁寧で綺麗な標準語に聞こえた。辺りは水を打ったように静まり返った。
小屋のスタッフなのか登山者なのか不明だったが素晴らしい対応だと感じた。
僕はHeroに感謝しながらシュラフに潜り込んでジンビームで一人酒だ♫

でも、やはり、今宵もローラは現れなかった・・・
まあ、しかし、現れたら現れたで、やかましいかもしれない・・・テヘッ♫


2017/05/21

The Ninth Heaven / First half


20170503wed - 06sat 穂高の稜線に佇む連休・前編

4月は母が大動脈解離で緊急手術〜入院して、何もできずに過ぎ去っていった。
そして世間では大型連休のゴールデンウィークが始まろうとしていた。
馬車馬な我が家もせめて後半の連休くらいはどこかに入山しようと考えていた。

kumiちょにどこへ行きたいか聞いてみると「涸沢と穂高!」と即答であった。
僕は昔から何度も通った山域なので、自分勝手に全く予想外の返答に驚いた。
だが、しかし、よく考えればkumiちょを涸沢と穂高へ連れて行ったことがなかった事実!

ならば、そうしようじゃないか。久しぶりの涸沢と穂高をまったり楽しもう♫
涸沢ヒュッテも穂高岳山荘も小屋開けしたばかりだ。雪はまだまだたっぷりある。
低山は初夏の陽気だが、北アルプスはまだ存分に雪山を楽しめる季節だ♫