2016/05/30

The Silence of the Lambs


20160528 sat 「竜ヶ岳・羊たちは沈黙」

竜ヶ岳には羊の放牧があるらしい・・・
そんなまことしやかな噂が流れた5月中旬・・・
あっちのブログやこっちのブログやFaceBookで羊らしい遠景が・・・

これは信憑性を確認せなばと週末ハイキングに出かけることに。
ゲッスン、kakaちゃん、kumiちょの四人で竜ヶ岳に向かった。
10時間藪漕ぎとか無いまったりハイキングは幸せだとkakaちゃん♫

往きの車内では美容整形の値段で盛り上がるアラフィフ達(笑
帰りの車内では家庭不和と不倫について盛り上がるアラフィフ達(汗
ネタが豊富な仲間と行く山登りはホント楽しいよ!(爆

2016/05/23

Summit to Sea / Second day


20160514 sat - 15 sun 「尾鷲道」スルーハイク・下山日

とても静かな夜だった。風の嘶きも鹿の鳴き声も聞こえなかった。
満天の星空を拝むことは叶わなかったが周りに誰もいない山の夜は好きだ。
避難小屋もなく自分の好きな場所に幕営すればいい縦走は楽しい。

昨夜はジンビームの小さなボトルを2本空けてシュラフに潜り込んだ。
明け方、目が覚めたのは4時前だった。それからは惰眠をむさぼる山の朝。
半覚醒状態ながら幕の外が明るくなり始めていることを感じる。

静かな黎明だと思ったがフライシートを叩く小さな音が気になった。
「雨だね」と僕が囁く。「そうね、雨ね」とkumiちょが囁く午前5時。
眠い目を擦りながら幕の外へ出れば、辺りは深い霧に包まれた柔らかな朝だった。

2016/05/19

Summit to Sea / First day


20160514 sat - 15 sun 「尾鷲道」スルーハイク・入山日

あれは確か5年前。pandamanのブログを見て無性に興味をそそられた。
スルーハイクLOVEな僕としてはプライオリティーを上位にしたのだが・・・
悪天候等の理由で2度ほどキャンセルし、5年目にしてようやく歩けた古道。

台高山脈深南部の破線ルートである尾鷲道は古くから信仰の道でもある。
だが近年は歩く人も少なくなりトレイルは年々荒れて不明瞭になっていた。
だが最近は尾鷲道を愛する団体(NTRC)等のお陰で整備されるようになった。

ちなみに昭文社の山地図では木組峠から南側は主稜線なのに未掲載な始末・・・
大規模なインクライン跡の石組や、トロッコの軌道跡等の産業遺産が残る古道。
大台ケ原(1695m)から尾鷲湾(海抜0m)まで歩くSummit to Seaな山の旅。


2016/05/15

Memorial service for Icarus


 20160508 sun 「カロ三回忌」

月日が流れるのは早いものだ。カロが旅立って2年の歳月が過ぎた。
カロの命日5/7は仕事だったので、5/8に三回忌の法要をすることにした。
塔婆を予約して小さな花束と線香を持って北摂の動物霊園に向かった。

ちょうど月に一度の合同慰霊祭の日だったので満員御礼な動物霊園。
住職が読経し順番に焼香を済ませる。住職は続けて塔婆供養が行う。
塔婆を一枚一枚読み上げてペットの名前が百以上も呼ばれる。

初七日や四十九日の人はペットの骨壷を膝に置いて住職の読経を聞いている。
二年前に納骨している我が家はkumiちょが、カロの遺影を膝に置いている。
カロは安らかに眠ってるのだろうか?それとも来生へ旅立とうとしているのだろうか?


2016/05/11

Glass art private exhibition


2016 Early Summer 「ひろのくみこ個展」

ガラスの器〜梅雨の晴間〜と題してkumiちょが個展を開きます。
場所がなんと!! 大丸京都店ざーますのよ!!(オホホホッ
天下の大丸で会期は6月8日(水)〜21日(火)までの2週間でおます。

6階の美術工芸品売場にて喜色満面でお待ちしております♫
2回ある週末はkumiちょが在廊しております。
平日はkumiちょ不在ですが、大丸スタッフが慇懃に対応します。

今期の新作も多数展示します。kumiちょ渾身の傑作を爆買してね♫
kumiちょ巨匠と呼ばれる日も近いのか!?
そして老犬は憧れのヒモライフが近いのか!?

2016/05/09

cocoheli



201605 ココヘリ・会員制捜索ヘリシステム

まさかの遭難事故! そんな時、電話1本かけるだけで、
民間の捜索ヘリがあなたの会員証(発信機)のIDを探知して
最短30分で飛んで来ます!!!

入会金3,000円(ヒトココ代やね)
年会費3,650円(1日あたり10円やで!)
ヘリ出動費・無料(超軽量のロビンソンR44がサクサク捜索してくれる)

要救を発見次第、県警や遭対協に座標などを詳しく報告。
レスキューチームは迷わず一直線に要救へ辿り着ける訳ね。

詳しくはホームページを見てね。
http://www.authjapan.com/#!cocoheli-/clbs

2016/05/07

Live in the moment.


20160503 tue 「えれぇこったは東へ西へ」

GW連休の後半は北アルプス入山を計画していたのだが天気図が酷かった。
案の定、アルプス各地で遭難ドンチャン祭になっていた・・・
GWの北アルプスはまだ冬山だと大昔から小屋番達は口を酸っぱくしてインフォしている。

目を通した方も多いと思うのだが穂高岳山荘のブログ「ぼちぼちいこか」だ。
複数名の死亡者に十数名の救助者、県警も遭対協も怒濤の救助劇が続いたのだろう。
思慮の浅い安易な装備や思考で入山する者は邪魔だ! 迷惑だ! 過信をするな!

北アルプス入山をキャンセルした僕は久しぶりに、えれぇこった夫婦と登攀♫
GWは怒濤の馬車馬ライフのtotoちゃんが奇跡的に休日をゲットできたようだ。
御在所前尾根のマルチピッチクライミングは数年ぶりなので超楽しみであった。

2016/05/04

Wilderness of gods / Second day


20160429 fri - 30 sat 大峰の秘境「アケボノ平」下山日

楊子ノ宿避難小屋のテン場は通常風裏になり強風の影響が受け難い場所。
だがこの日の低気圧通過は予想以上の風力があった。
深夜に響く風の嘶きは夜明け前まで続いた。テントも多いにしなる夜。

今日は七面山からアケボノ平をピストンして下山する行程。
アケボノ平は釈迦ケ岳から幾度も眺めていた笹原が広がる別天地。
大峰では珍しい笹原の平原が四国の三嶺を想起させるような素敵な尾根筋。

今年も大峰奥駈縦走中のハッスンとのバッタリ!を期待したのだが・・・
残念ながら低気圧による雨天から出発を1日後らしたようだ。
そして無事のゴールの知らせが届いた時は自分の事のように嬉しかったよ!


2016/05/02

Wilderness of gods / First day


20160429 fri - 30 sat 大峰の秘境「神仙平」入山日

GWの前半、エノちゃん好人ちゃんと当初は空木岳縦走を計画していた。
だが天気図を見ればかなりヤヴァイ風速の暴風になりそうなので計画変更した。
前日は三人とも仕事中なのに入山候補を出しながら怒涛のLINEミーティング(笑

決定したのが以前から行ってみたかった神仙平〜七面山〜アケボノ平ルート。
もう5〜6年前になるだろうか、DOPPOさんやスロトレさんのブログで知ったのだ。
神々が舞うと言われる大峰の秘境中の秘境にに強く憧れを抱いていた。

だが駐車地までウンザリするようなロングドライブと7kmの林道歩きが待っている。
神仙平へ行くにはこのルートしかない。それが秘境だと言われる所以でもあるのだろう。
地図にはもちろん破線も何もないバリルート。ようやく会えた至福の神仙平縦走。