2014/03/26

feel a pain


2014 march 「人事を尽くして天命を待つ」

猫は元来狩猟動物であり本能的に痛みを隠すようプログラムされている。
弱った動物は真っ先に他の肉食獣の餌食となるからだ。
太古の昔よりDNAに刻み込まれた本能は進化や交雑の過程でも消えなかった。
痛みの自覚作用を制御するために脳内エンドルフィンが分泌されるという。

我家の王子も多分同様なのだろう。そんな根性があるようには思えないが・・・
痛みのサインをもっと早く解ってあげなければいけなかった。
体重も全盛期の半分以下になり通院が続く。飼い主失格だと痛感する。
下痢や嘔吐が続くようになってからでは遅かったのではないだろうか。

後悔も懺悔も後ですればいい。今は出来ることをなんだってやればいい。
山は逃げない。今は病魔から守ってやることが最優先事項なんだ。
カロはね、きっと信じて託してくれているんだと思う。その勇気は裏切れない。
可能な限り痛みや苦しみの少ない晩年にしてやりたいと思う今日この頃。


2014/03/20

Take in Take out


2014 march 「ハードボイルドはエンドルフィン分泌のトリガーなんだ」

「南極風」から一年三ヶ月の月日が経った今年の一月。
笹本稜平の山岳系単行本が文藝春秋から満を持して出版された。
物語は主人公のクライマーがデナリ南壁カシンリッジ冬期単独登攀に挑み
消息を絶つところから始まった・・・

最近の笹本山岳小説の傾向として人の生きる意味や生死について、
哲学的とも思える強いセンテンスやその考えを深めるワードの多さがある。
己の魂が希求する答えは存在しないのかとさえ感じる節すらある。

以前の文体や行間はもっと熱を帯びたようなニュアンスが多く感じられた。
サガルマータが舞台の「天空への回廊」や、K2が舞台の「還るべき場所」などがそうだ。
最近の「春を背負って」や「南極風」あたりから角が取れた様な柔らかさと
さらに凛とした”命とはなんぞや”的な行間を感じずにはいられない。

それにラストシーンへと続く流れはまったくもって今までにない構成になっている。
生か死かが答えではないというか、この様な落とし所もあるのかと愕然とした。
四半世紀近く前にRobert De Niroが出演した映画を引用していることには戸惑いを覚えが・・・
だが笹本山岳小説の新機軸のようにさえ感じる重量感のある深い五百頁だった。

2014/03/13

Chicken Little


2014 march 生つくねを食らう愉悦

鶏のつくねといえば 鍋だろうが 串だろうが
火を通すのが 当たり前だと思っていた
ところが あるんだね 美味い 生のつくねが

現在の 地元となった地域では 以前から 繁盛店だったらしい
これは一度 暖簾をくぐらねばと なんとか予約のとれた週末
予約が無いと 入れない程の人気っぷりには 理由があった

数ヶ月前に 深夜放送の 「今ちゃんの実は・・・」という番組で
サバンナに紹介されたらしい メディアの力は恐ろしいものだ
僕らが入店後 約20席ほどの予約席が半時間程で全て埋まった


2014/03/04

Luna Amulet Icarus


20140306 thu カロタン増量計画中!

わいや! カロタンやで〜 久しぶりの登場 でんがな
ところで わいなぁ 育ちはアレやけど 生まれは ええとこの子やねんでぇ
まあ そんなことより わいなぁ 今年で12歳に なるねん

ほんでから去年 引越したやろお 環境変わったら 体調もよろしないねん
そのせいか知らんねんけど 下痢やら嘔吐がなぁ めっちゃ続いてん
食欲はあんねんけどなぁ 体重がとうとう2.5kg下回ってしもてん

これって全盛期の 半分やねん あかんやろお やばいんちゃうんかなぁ 思うねん
例えたらなぁ ちんたろーが kumiちょになったような もんやねん
えっ? なんて? そんなもんよけー わからへんやろって えらいすんまへんなぁ