2017/12/25

Takarazuka Half Marathon Race


20171223 sat 第13回  宝塚ハーフマラソン大会

去年、なんとか辛うじてゴールできた「あまがすきハーフマラソン」から一年が過ぎた。
ろくに練習もしないで挑んだレースは案の定ボコボコにヤラレタ感じだった。
マラソンの神様に一から出直してこい!と言われた気分だった・・・

そして今年の上半期は悲しいかなボロボロの状態だった・・・
病み上がりから復活を目指してナイトラン頑張ったよなぁ・・・
そしてやっとこさリベンジの日がやってきた。宝塚ハーフマラソン大会。

だがスタートするまではペースを抑え気味で今年は歩かずに走りきってゴールしよう!
という保守的で安全パイ的な思考だった。でもスタートしたら考えは一変した。
アドレナリンが溢れ出し、サブツーせなあかんやろ! と、目の色が変わった!


2017/12/18

winter solstice


2017 December 「冬至の頃の四方山話」

12月23日の宝塚ハーフマラソン大会のゼッケンが届いた。
いよいよ待ちに待った日がやってくる。
レースは違うが去年のリベンジレースになるのは間違いない。
今年は病に倒れ尿管ステント野郎を経験し、その後なんとか復活した。

ジョギングを再開し、ナベちゃん師匠に教わりながらスキルアップを続けた。
やがてジョギングという言葉は使わず、ランニングと言うようになった。
ホント、久しぶりにストイックに自分を追い込む日が続いた(でも週2くらいね・・・

少しづつ距離を伸ばして走れるようになってきた。
15kmまでなら速度のコントロールもできるようになってきた。
ポンコツなりに5分30秒/km~6分30秒/kmまで随時アップダウンできる。
もちろんGARMIN253Jのお陰だけどね~。

2017/12/03

Silent Scene


20171124 fri - 26 sun 「静穏なる初冬の八ヶ岳」

久しぶりに4連休という大型連休を確保できた週末。
初日の木曜日は母が入所する施設にkumiちょと見舞いに行く。
とても健康そうに快活に会話をするのだが辻褄の合わない話ばかり・・・

過去と現在が入り乱れ空想という香辛料が振りかけられたストーリーなのだ。
笑ったかと思えば涙を見せる。そうかと思えば怒りの表情に溢れる。
なんともシュールな母親の日常に長時間滞在することはあまりに辛い・・・

金曜日の朝に久しぶりの八ヶ岳に向けて車を走らせる。当初は立山の予定だった。
だが低気圧の通過で天気は荒れ模様のようだ。表層雪崩も頻発していた。
風が強いと室堂〜美女平間の高原バスはあっけなく不通になってしまう。

そうなると黒部ダム経由で扇沢へ下山となる。 マイカーは立山だ・・・
どうやって帰るのだ・・・確率的にも天候的にもリスクが多すぎる・・・
そして北アルプスも考えたのだが、安易に晴天率の高い八ヶ岳をチョイスした。

2017/11/22

My Home ground


20171119 sun 六甲山テーブルロック

寒い朝、そろそろ布団から出るのが辛い季節になってきましたね・・・
布団の温もりに決別してベッドから起き上がる根性が低い僕です(笑
仲間との山行予定なら無問題なのだが夫婦だと起床遭難が増える冬・・・

過去にはガッツリとテント泊の準備をしながら起床遭難で中止なんてこともあったなぁ(汗
毎年、初冬の頃は「またやっちまったなぁ」的な事件が時々・・・
そんなこんなで久しぶりの登山は地元の六甲山への入山となった。

芦有ドライブウェイの芦屋料金所を入ったところの駐車場に車を停める。
通行料金は不要で一日駐車して520円なのでお気楽に入山できるポイント♬
もちろん遅い朝! まったりと入山開始なのですよ(笑


2017/11/18

Disease boast


2017 November 「病気自慢の会話が増えてきた今日この頃」

尿管結石の後もあれやこれやと痛い症状が現れる・・・
まずは座骨神経痛を発症し右側臀部痛と足先の痺れ・・・
神経の痛みに処方される「リリカ」という薬なのだが、
とても効く!のだが量が多いと眠気でフラフラになり仕事など一切できない。
最初に処方されたリリカ75mgを服用した日は昼まで仕事ができなかった。
今はリリカ25mgを朝晩に服用しながら痛みや痺れと戦っている・・・


最近では左手の人差し指の先だけが痺れている。
神経内科受診では脳梗塞等の重篤な傾向は無いとの診断。
CT検査も必要無さそうだといわれた。抹消神経障害の疑いがあるとの診断。
メコバラミン500mgを処方された。
これは末梢神経を修復するためのビタミンB12系の治療薬。

2017/10/27

Wondering Tokyo


20171007 sat 「人生初のもんじゃ焼きと浅草寺」

そもそもはタカちゃん&ミユキちゃん夫婦が大阪に来てくれた時の話が始まりだった。
粉もん文化は大阪が日本一だと考える僕は、ソバなどが入る広島焼きなど論外だった。
ましてやしっかり形にならない「もんじゃ焼き」など食わず嫌いのど真ん中だった。

それに小さな小さなコテのようなヘラで食う食文化が大阪人としてNGだった。
否定するつもりは更々無いが自分の生活の中で敢えて肯定する気も無かった。
大きなコテで直接口に運ぶのがスタンダードなお好み焼き文化である。

お好み焼きのカットは格子切りにするのが関西では常識である。
ピザ切りにする関東人を見かけた日には目眩すら覚えるDNAなのだよ(笑
だが、そこはジェントルな僕だ。月島に乗り込もうじゃないか!

2017/10/17

on a cloud !


20171008 sun - 09 mon 「谷川岳・トマノ耳&オキノ耳」下山日

久しぶりの小屋泊の朝を迎えた。しかも避難小屋ではなく有人小屋である。
当然ながら夜明け前から多様の音が安眠を邪魔してくれる。
それもありきでの小屋泊が大前提なのだが、神経質な者にはやはり辛い時間なのだ。

だが僕も若い時に比べれば図太くたくましい精神構造になったのだと感じる。
逆に僕が音源(イビキ等)なっていることも考慮し相殺的な発想が生まれるのだろう。
そして何より今も昔も一番に飛び出してご来光を!って発想が微塵もないんだよ。

その辺りは多分、タカちゃんもミユキちゃんもkumiちょも近い感性なのだろう。
小屋泊の中で僕たち4名は最も遅い朝食をとりまったりと出発したのだから(笑
今日は天神尾根で下山するだけ。高所での非日常を十分満喫して心に刻むのだよ♬

2017/10/12

The Call for Faraway Mountain


20171008 sun - 09 mon 「谷川岳・トマノ耳&オキノ耳」入山日

大阪で育ち大阪で生活する僕にとって谷川連峰は遥か彼方の憧れの山域である。
新田次郎や佐瀬稔の小説を筆頭に数多の山岳小説に登場する谷川岳は特別な場所になっていた。
「魔の山」「 人食い山」「死の山」と呼ばれ800名以上の尊い命を奪った山である。

ヒマラヤにある8000m峰14座の死者数を遥かに凌駕する事実は驚愕ですらある。
 但しそれは一ノ倉沢などの岩壁の登攀からの滑落が大半である。
もっと言えば昭和のアルパインクライミングブームの中での事故が圧倒している。

僕はクライマーでは無いし、一ノ倉沢をリードで攀じる行為を想像すらしたことは無い。
ただ大好きな小説の一場面に自分を投影するが為にこの地を訪れたかったのかもしれない。
そんなチャンスを作ってくれたタカちゃん&ミユキちゃん夫婦には深く感謝します。

2017/10/09

Night Running


2017 October 「ナイトランニングの備忘録」

先日もポンコツなりに追い込んで10km走を頑張ったら病み上り後のベストが出た♬
ナイトランニングも気温が下がり走りやすくなったのも要因だろう。
今は週2か週3ペースで月間 / 100kmを目標にナイトランを続けている。

1km / 5分43秒  2km / 5分45秒  3km / 5分50秒
4km / 5分38秒  5km / 5分39秒  6km / 5分45秒
7km / 5分51秒  8km / 5分50秒  9km / 5分52秒  10km / 5分55秒

10km走って57分48秒  1kmラップ / 5分47秒ペースまで回復してきた。
最大心拍数 / 190bpm  平均心拍数 / 174bpm  VO2 Max / 43
だが、心拍数は最大も平均もかなり心臓に負担をかけている数値になってヤヴァイ!
ポンコツハートがパンク&クラッシュしないようにぼちぼち頑張らねば・・・(汗

2017/10/03

Soothing breeze

 

20170924 sun 中央アルプス宝剣岳・木曽駒ヶ岳

日曜日の早朝、昨夜辛うじてセットした i phoneのタイマーが唸りを上げる。
なんとか起床遭難を回避し午前6時前には割烹いまだを後にした。
車も少ない三遠南信自動車道から飯田山本インターへ急ぐ。

中央自動車道に入れば駒ヶ岳SAまでアウトバーン的なフルスロットル♬
駒ヶ岳SAで朝食やら朝のお仕事をサクッと済ませて先を急ぐ。
駒ヶ根インターで降りれば菅の台バスセンターは目と鼻の先。

いつもの広大な駐車場はすでに満車。道を挟んで南側の駐車場に誘導される。
だが午前7時頃になると流石に早朝のバス行列も解消されている。
なのでバス&ロープウェイでゆったりと千畳敷まで文明の利器に案内される♬

2017/09/30

Healing space


20170923 sat 天竜峡の名店・割烹いまだ

昭和の喜劇王といえば藤山寛美、榎本健一、森繁、谷啓、三波伸介だろうか。
稀代の巨匠たちにも引けを取らないネタとポージングで笑いの渦を生み出す男。
飯田の天竜峡にある行列のできる名店・割烹いまだの店主である。

今宵も千手観音からの速射砲のごとくキレキレの笑タイムを作り出す。
亨さんがボケてkeikoさんの鋭いツッコミが冴え渡るカウンター。
コントでもあり夫婦漫才でもある掛け合いは観る者を魅了する。

下山後や入山前に割烹いまだに足繁く通う山仲間も多い。
美味い料理と旨い酒があるのが基本なのだが夫婦が織り成す会話が妙なのだ。
自宅から高速を飛ばして4時間もかかる店は、ほっこりして癒される空間に安堵する。

2017/09/25

Fun Running


2017 September 「100km走るで!一ヶ月で!」

尿管結石で入院手術した前後数ヶ月は全くもって何もできなかった。
体重の増加もあり病み上がり後は少しづつだがジョギングを復活させた。
ランニング師匠のナベちゃん先生にもあれこれ指導を仰いだ。

最初は1km走るのも必死のパッチな体力低下状態だった・・・
少しづつ距離を伸ばしながら河川敷ジョギングを続けた。
楽しいことは何もなかった。ただただしんどいだけだった・・・

だが最近ようやくジョギング中にファンランを感じるようになってきた♬
最初は抜かされるばっかりだったが少しずつオーバーテイクできるシーンが増えてきた。
前を走るかなりのポンコツをまあまあのポンコツ(僕ね)が抜き去るのだよ(笑

2017/09/19

Forget-me-not


20170909 sat - 10 sun 南竜ヶ馬場〜別山縦走・下山日

夜明け前、白山でご来光を拝みたい入山者達が動き出す。
午前3時頃にはあちこちで歩き出す物音が聞こえる。
僕は不思議とご来光には縁が無いし興味も無い。

ゆったりまったりと起床したら午前6時を回っていた。
急ぐ旅では無い。心地良い山の朝を久し振りに堪能したいだけなのだ。
陽はまた昇り全ての有機体にも無機体にも色を与えてくれる。

快晴の山の朝が大好きだ。躍動感や生命感に満ち溢れている。
日常の人が溢れかえるコンコースや息が詰まりそうな電車内とは真逆の世界。
命を削るように過ごす日常から逃げることのできる唯一の場所が山なんだ。


2017/09/14

Wind of early autumn


20170909 sat - 10 sun 南竜ヶ馬場〜別山縦走・入山日

高山植物が咲き乱れる季節に白山から別山を縦走したいと考えていた。
残念ながら百花繚乱の頃は過ぎたが、別山へ縦走しチブリ尾根で下山できた週末。
北陸の天気図を確認してもほとんど不安のない状況を伝えてくれている。

高山植物が終焉を迎えていようとも実はすでにどうでもよかった。
久しぶりのオーバー2000mの稜線でテント泊できることが嬉しかった。
軽い起床遭難もなんのその。午前6時に自宅を出発し北陸自動車道を飛ばした。

なんだかんだで午前10時前に市ノ瀬ビジターセンターに到着した。
午前10時半のバスで別当出合へ向かう。乗車時間は10分少々ほどで登山口。
空には紺碧が広がりドロノキの綿毛が舞う初秋の風景が嬉しく癒される。

2017/09/08

Faraway Friends



20170902 sat - 03 sun 「我が良き友よ」

7年くらい前になるだろうか。盆休みにbp-hiroと北アルプスに入山していた。
台風の影響を受けた北アルプスは雨模様となった。土砂降りの中、涸沢に辿り着いた。
この頃から当たり前のようにbp-hiroの「えれぇこったウェザー」は有名だった(笑

僕たちはテントも張らずに衣服を乾かすために涸沢ヒュッテのストーブ前を陣取った。
多くの入山者でごった返す談話室で半裸に近い状態で僕たちは衣服を乾かした。
歩荷したウィスキーを煽りながら周りも気にせず大声の関西弁でトークしていた。

晩飯前の夕刻に「なんだか、楽しそうだね〜」と絡んできたのがトモゾーだった(笑
そこからひとしきり酔っ払いトークを炸裂していたら涸沢ヒュッテの晩飯タイムになった。
小屋泊のトモゾーは晩飯へと消えていった。すると小屋番の険しい視線を感じた(汗

2017/08/28

Stand Up Paddleboard


20170820 sun 京都府・夕日ケ浦 Stand Up Paddleboard

去年からSUP(スタンダップパドルボード)を体験したがっていたkumiちょ。
ならば今年の海水浴でチャレンジしますか!という予定になっていた。
トムラウシ縦走の翌週なら山より海だよね〜と企画を立てていた(笑

まさかのトムラウシ縦走撤退の翌週、もちろん予約しているので日本海へGo!
サーフィンやカヌー等のハードさは皆無なSUPはゆるく遊べるボードだ。
ワイプアウトしてもパワーコードで繋がれているのでモーマンタイである。

予約した時間よりもかなり早く到着したのでシュノーケリングを楽しむ♬
カワハギ、スズキ、キス、アジ、サンバソウ、ウミタナゴ、クロダイ。
砂地や磯場の魚たちがゆったりと泳いで迎えてくれる♬

2017/08/22

Summer Vacation 2017


20170812 sat - 16 wed 北海道遠征の顛末

一番素敵な季節がもうすぐ終わる さよなら夏の日
いつまでも忘れないよ 雨に濡れながら 僕達は大人になってゆく
明日になればもうここには 僕達はいない
言葉じゃ言えない もどかしさを伝えたいよ 今も
どうぞ変わらないで どんな未来が訪れたとしても さよなら夏の日

作詞 山下達郎 「さよなら夏の日」より一部抜粋

盆前の日本は台風5号Noruに翻弄された。あまりの遅さに各地の被害も甚大である。
それにオホーツク高気圧の存在を知り、勉強したのも人生初である。
高気圧といえば太平洋と大陸くらいの知識しかなかった・・・

病み上がり後は体力回復のため、ストイックに追い込んでジョギングを続けた。
それもこれも憧れであった旭岳〜トムラウシ縦走を成功させるためである。
だが、僕達夫婦の夏は唐突に終わった。 さよなら夏の日・・・

2017/08/02

It's boiling hot today !



20170729 sat 裏六甲・有馬三山トレーニング

週末は高山植物を愛でに白山を予定していたが天候はNG・・・
だったら大峰と思ったがこちらも天候はNG・・・
ならばリハビリトレーニングとして裏六甲のアップダウンで鍛えましょう♬

ゆったりまったりな寝坊の週末の朝。ゆるゆるで有馬口駅に到着(笑
駅前の駐車場に車を停めて準備をするが、この段階で滝汗の湿度・・・
逢山峡の沢登りを希望したのだがkumiちょはNGなので残念!

この日は裏六甲の有馬三山から極楽茶屋跡までのルートでトレーニング♬
アップダウンの連続する尾根筋で大腿四頭筋をイジメるコンセプト(汗
メジャールートの魚屋道などとは違ってほとんど人に会わないマイナールート。

2017/07/27

Shower climbing workshop


20170723 sun 福井山岳連盟・沢登り技術研修会(うつろ谷

福井県山岳連盟には数年前よりあれこれとお世話になっている。
雪山安全登山教室で、雪洞掘りや滑落停止訓練やスタンディングアックスビレイの講習。
クライミング講習会では支点の取り方やセルフレスキューの方法など。

年に一度はお世話になっている。今回は沢登り技術研修会にハッスンと参加。
なかなか休みの合わないハッスンとのジョインは久しぶりである。
福井の美浜町に集合した参加者は福井県人ばかり。大阪人は僕ら二人だけである。

講師はいつもの福井山岳連盟・元遭対協の桝田さんと渋谷さんである。
講師をフォローする若い衆3名もレスキューバリバリの猛者達であった。
参加者と合わせて総勢19名は秩序ある隊列で入渓し源頭部を目指すのであった。

2017/07/21

There is no one


20170716 sun - 17 mon 釈迦ケ岳と静寂の幕営地

尿管ステント野郎を続けること1ヶ月半。ようやく卒業する時がやってきた。
後ろから看護婦さんが座薬を挿入♬ 前から女医さんが造影剤を挿入♬
尿管の炎症も治まり無事に尿管ステントは引き抜かれたのであった。

退院後「海の日」の週末、約2ヶ月半ぶりのテント泊入山に大峰へ車を走らせた。
白山や中央アルプスも候補に上げたのだが、日曜の天候が思わしくなかった。
ならば愛すべき大峰山脈の第四十の靡であるお釈迦様へご挨拶に向かった。

盆休みの北海道遠征に向けてリハビリ登山を始めなければ間に合わない。
縦走の軽量化に合わせてフリーズドライ食品の見直しも検討したい。
釈迦ケ岳入山前日に久しぶりに芦屋のスカイハイマウンテンワークスへ顔を出した。

2017/07/12

Enchanting Gimmick


CITIZEN Promaster Eco-Drive Land BN4044-23E

エコ・ドライブ アルティクロンの高度計は、海抜-300mから、
地球上のあらゆる山の頂を上回る10,000mまで計測可能。
「全ての情報を液晶ではなく、アナログで表示することで、
「時刻」表示からモード選択をすることなく「高度」または「方位」を表示可能。

てな謳い文句もそそられるのだが、まるで機械式のようなデザインが秀逸なのだ。
それより何より最大のギミックが高度表示の格好良さなのだ。
三種類の針を駆使して高度を表示してくれる!こんなギミック他に類を見ない!
高度を確認するのに三つの針を凝視しなければいけないのだ(笑

例えば、現在、2000mと、800mと、15mだね!と、針を3回も確認するわけだ♬
FRANCK MULLERのCRAZY HOURSを凌駕するギミック感満載だよ(笑
七夕の7月7日に新発売されたばかりである・・・もうすぐボーナスだしなぁ・・・
プライスもお手頃である。上代で7諭吉ほど。安い店では5諭吉を切っているではないか!

2017/07/07

Rehabilitation


20170702 sun リハビリハイク・六甲山

ゴールデンウィークに上高地から涸沢に入山してお茶を濁して下山した(キッパリ!
時の〜過ぎゆくままぁに〜♬ この身を任せ〜♬ (ジュリ〜!
気付けばお茶濁しから2ヶ月も経っているではないか(汗
今年の上半期は絶不調な人生であった。僕は尿管結石で病院送りになるし・・・

母は大動脈解離で死にかけるし・・・その後も認知症がマッハで加速するし・・・
嫁はkakaちゃんに追いつけ追い越せの勢いで更年期障害らしき症状が出るし・・・
病気LOVEな負のスパイラルからなんとか抜け出さねばと、もがく半期であった・・・

盆休みには北海道遠征を予定している。言わずもがな、トムラウシ縦走である。
そろそろ、リハビリ入山を始めないと北の大地で行動不能にもなりかねない(汗
道警のヘリに乗るのも悪くはないが、汚点を残す行為はできれば避けたいのである。

ヒトココ持参で行こうかしら〜♬

2017/07/02

Hiro Mountain Planning


2017 July COMING SOON !

もうすぐ、Hiro Mountain Planningのホームページが完成するだろう。
ただいま、ちみちゃんが全身全霊・全速前進・絶賛鋭意細作中なのだ♫
COMING SOONのページが出来てきた。予想通りスペシャルだ!

僕がデザインするマークやロゴやイラスト達は、僕の子供のようなものなんだ。
だから、どの子も大好きさ。でも出来の良い子と悪い子がいるのも事実(笑
そして僕のデザイン(子供達)を別のクリエーターがアレンジしてくれる幸せ!

ちみちゃんがチョイスした山の画像はHDRバリバリで超クールだ!
そこに僕がデザインしたロゴがレイアウトされる。このバランスも秀逸なのだ。
こうやって僕のデザイン(子供達)が、僕の手を離れて独り歩きを始めるんだ。

2017/06/29

Tatsuro Yamashita Performance2017


20170621 wed 山下達郎 in 大阪フェスティバルホール

昨夜から今朝にかけて日本列島を台風並みの低気圧が駆け抜けていった。
各地で交通網に影響が出て開演は15分ほど遅れて18時45分頃に緞帳が上がった。
黒のニット帽を被り、カナリヤイエローのシャツにスキニーデニムで達郎は登場した。
  
POCKET MUSIC、SPARKLEと懐かしいアップテンポの曲で梅雨を消し去った。
予想通り平均年齢の高い観客のボルテージも一気に盛り上がるのさ。
四半世紀以上前に青春ではなかった二十代、三十代の若造達はほとんど見かけない。

四十代から六十代の紳士淑女がほとんどで、僕世代がボリュームゾーンに感じた。
フェスの客席数は2,700席ほど。毎年、達郎のコンサートの競争率はハンパない。
運良く抽選に受かった僕達夫婦は一階の前から18番目という幸運なシートに座れた。

2017/06/26

Ureteral Stent


20170616 fri 尿管ステントの四方山話

ハイ! そこの君! 今日も病気ブログにようこそ♫
それじゃ! 今回も! 病気ネタを綴っていくよ♫
山の話は微塵もないから興味なかったらスルーしてね♫

術後二週間が経過し週末の一泊入院で尿管ステントを摘出する予定だった。
尿管ステントを抜くだけなので流石に手術室ではなくレントゲン室であった。
なんとなく予感はあったが今回もドクターを含めたスタッフ3名は全て女性(汗

レントゲンの台に寝かされて想定の範囲内である大股開きのポーズで始まった(笑
僕のマグナムは冷たい液体で消毒され腹部から下に深緑の布が被せられた。
布の中央に丸く穴が空いている。その穴から僕のマグナムがHello〜と顔を出す(汗

2017/06/23

talk about various topics


20170617 sat - 18 sun 「とある週末の四方山話」

皆さんご存知のbp-hiroが本格的にガイド業を生業として始動する。
それに伴い、やらなければいけないことは山ほどある。
布石を打つための営業活動が最優先なのは当たり前。

そしてbp-hiroの営業職に関しては疑うことのない天職である(笑
なので、その辺りは友人として微塵も心配していない。
bp-hiroが不得意な分野を山仲間がフォローしてあげればいいだけのこと。

上記の画像のtoto & kaka 以外の4名は全てクリエーターなのですよ♫
今回は僕がロゴマークをデザインし、ホームページをチミちゃんが担当した。
クリエイティブを生業としてきた僕たちにとって、お茶の子さいさいである。
セッション(打ち合わせ)が済めば、山より宴なドンチャンが我が家で始まった♫

2017/06/09

Story of the epic・・・


2017 Jun 映画「世界でいちばん美しい村」

絶望の先に本当の希望があった。
大地震を乗り越えて、強く生きる。
家族と人々の絆を感じるあたたかな日常。

2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。写真家・石川梵は震災直後、ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着いた。壊滅した村で石川はひとりの少年と出会った。澄んだ瞳をした、14歳のアシュバドル。彼の村を想う気持ちに石川もまた想いを寄せ、別れ際、二人はふたつの約束をした。ひとつは、また村に戻ってくること。そしてもうひとつは、この孤立した村の惨状を世界に伝えること。貧しくても明るい家族、子どもたちの輝く眼差し、寄り添うように生きる村人たち、そして祈り。そこには忘れていた人間本来の生き方があった。

監督は、写真家でありノンフィクション作家の石川梵。これまでに「伊勢神宮、遷宮とその秘儀」「海人」「The Days After 東日本大震災の記憶」など多くの作品を手がけてきた。そして2015年、大地震直後のネパールを取材したことをきっかけに本作にて自身初のドキュメンタリー映画を製作した。ナレーションは、東日本大震災からいまもなお、復興活動に参加する女優、倍賞千恵子。壮大なヒマラヤを背景に圧倒的な映像美とカメラワークで綴った叙事詩的物語。

ネパールの首都カトマンズから北西77キロ地点にラプラック村はある。標高2200メートルの傾斜地にあり、その人口は約4,000人。現在は、震災の影響により、地盤が緩み、生活が困難になってしまったため村人の大半はグプシ・パカと呼ばれる、徒歩で1時間半登った標高2700メートルの高地でキャンプ生活を送っている。

大阪では十三の第七藝術劇場で、6/17(土)の単館上映予定。
京都では京都みなみ会館で、公開日未定の単館上映予定。
兵庫では元町映画館で、公開日近日の単館上映予定。

詳しくはホームページを見てください。山をそれなりにやってる方なら是非とも♫
このドキュメンタリー映画は裏切らない筈なんだ。なぜかって?単館上映だからね!


2017/06/05

Kidney stone disease


20170530 tue - 0603 sat
経尿道的尿管結石砕石術(TUL)


5月30日(火)
入院当日、結石が動いているのだろうか?久しぶりの血尿が続く。夜はもちろん病院食。お世辞にも美味いとは言えない。なんとか完食する。この後は明日の夜まで絶食になるからだ。会社帰りにkumiちょが見舞いに来てくれた。忘れた物や必要な物をお願いする。そして今日から禁酒が始まる。手は震えなかったけど、心は震えていたよ(笑

消灯時間は22時。23時を回っても睡魔は現れない。飲酒無しで眠れる自信がない。仕方ない、ナースセンターへ行き入眠剤を処方してもらい。24時を回った頃、眠りに落ちたようだ。この日はfacebookでも北は北海道から南は沖縄まで多くの友人から応援コメントをいただきました。心より感謝です。中にはナースの写メ送れ!とか、ナースに座薬を入れてもらえ!とか、制服フェチからのゲスいコメントも見受けられたが(笑

2017/05/30

Time for healing


20160521 sun 「猫と古本屋の情景」

京都文化博物館で開催されている「いつだって猫展」
江戸時代後期には現代さながらの猫ブームがあったそうな。
そのムーブメントは歌舞伎や浮世絵の文化にも影響を与えたそうな。

猫をモチーフとした浮世絵等を中心に古き良き猫ブームを紹介している。
猫フリークの我家は当然のように家庭行事の予定に入っていた。
愛猫家でもあった歌川広重や歌川国芳などの浮世絵はなんとも妙味あふれる作品。

「いつだって猫展」を鑑賞したあとは、kumiちょのグループ展へガラス作品を搬入。
京都の超老舗大学の美術部OB & OG達は個性豊かな人物ばかりだ。
しかも今年のグループ展は画廊ではなく古本屋の二階で開催するという。

2017/05/25

The Ninth Heaven / Latter half


20170503wed - 06sat 穂高の稜線に佇む連休・後編

どこのテン場だって登山者は紳士淑女ばかりだとは限らない。
夜は酒が入り非日常の感覚も手伝って高揚感が持続しても不思議ではない。
仲間と楽しむ宴は街だって山だってテンションが上がるのも理解できる。

僕だって仲間との山より宴は大好きだが、テン場では時刻をかなり慎重に考えている。
だがデッドラインなど気にせず馬鹿騒ぎを続ける輩は残念だが今も昔も時々見かける。
4日(木)の夜も数名のパーティーが標高2300mの非日常な夜をスポイルしてくれた。

僕が重い腰を上げて浜ちゃんに変身して関西弁で怒鳴りつける前に紳士が動いてくれた。
「騒いでいるのはあなた達だけですよ! みんな朝が早いのですよ! 静かにしてもらえますか!」
確かこんな内容だったと思う。大声だったがとても冷静に諭すように注意していた。

とても丁寧で綺麗な標準語に聞こえた。辺りは水を打ったように静まり返った。
小屋のスタッフなのか登山者なのか不明だったが素晴らしい対応だと感じた。
僕はHeroに感謝しながらシュラフに潜り込んでジンビームで一人酒だ♫

でも、やはり、今宵もローラは現れなかった・・・
まあ、しかし、現れたら現れたで、やかましいかもしれない・・・テヘッ♫


2017/05/21

The Ninth Heaven / First half


20170503wed - 06sat 穂高の稜線に佇む連休・前編

4月は母が大動脈解離で緊急手術〜入院して、何もできずに過ぎ去っていった。
そして世間では大型連休のゴールデンウィークが始まろうとしていた。
馬車馬な我が家もせめて後半の連休くらいはどこかに入山しようと考えていた。

kumiちょにどこへ行きたいか聞いてみると「涸沢と穂高!」と即答であった。
僕は昔から何度も通った山域なので、自分勝手に全く予想外の返答に驚いた。
だが、しかし、よく考えればkumiちょを涸沢と穂高へ連れて行ったことがなかった事実!

ならば、そうしようじゃないか。久しぶりの涸沢と穂高をまったり楽しもう♫
涸沢ヒュッテも穂高岳山荘も小屋開けしたばかりだ。雪はまだまだたっぷりある。
低山は初夏の陽気だが、北アルプスはまだ存分に雪山を楽しめる季節だ♫

2017/04/26

Wind Museum


2017 April 「風のミュージアム」

母がICUから一般病棟へ移るまでは遠出は控えて大人しくしていよう。
快晴の週末。兵庫県の三田市にある有馬富士公園へ車を走らせる。
そのすぐ隣にあるのが「風のミュージアム」である。

新宮晋さんの作品が常設されている芝生の公園で春を楽しむ午後。
風のミュージアムは新宮晋が12点もの作品を寄贈し2014年にオープンした。
風力で動く作品達は湖と山々に囲まれたこの地で悠久の動きを演出する。

楽しみにしていたkumiちょは朝からお弁当作りに余念がない。
現地にはお昼前に到着したが、あまりの静けさに戸惑いを覚えるほどだった。
広大な芝生の敷地内に来園者は少ない。その静穏の空間が幸せに感じた。

2017/04/22

Spaceship


2017 April 「新宮晋の宇宙船」

4月8日(土)の夕刻に母が胸の痛みで倒れて救急車で病院に運び込まれた。
そのまま緊急手術となり僕とkumiちょは、病院のソファでうたた寝し一夜を過ごした。
病名は大動脈解離で開胸した時には心臓上部の大動脈は破裂していたという。

日曜の早朝、あと少し遅かったらアウトだったと執刀医からのムンテラがあった。
母の夫は20年ほど前に他界している。ようやく夫が迎えに来たかと思った。
母の夫が迎えに来たのなら、息子としてなんら異論は無いと考えていたのだが・・・

そうではなかったようだ。父タカシと母マキコはいつもラブラブだったのになぁ・・・
ICUで人工呼吸器の管を挿管され、身体はチューブだらけの母を見つめる朝・・・
軽い疲労を感じながら、顔も心も無表情で同意書にサインをしてる僕がいた・・・

2017/04/18

Steamed Soup Dumpling, Taiwan is the first


2017 April 蝦釣りと台北101と小籠包」

18時間船上カメラマン勤務が惨敗に終わった翌日は泥のように眠った・・・
と、言いたいところだが遊びではない。出張という大義名分があるので・・・
午前8時には酷い面を下げて、ホテルレストランで朝食に集まる勤勉な日本人達・・・

朝食後はピックアップされ、台湾made的な製品ミーティングをコンプリートすれば、
帰国フライトまでは待望のフリータイムなご褒美である(嬉々
ならばホテルの部屋から目視出来ていた台北101まで歩いて行こうじゃないか。

高さ500mオーバーの台北101は、3〜4年ほど前に来ているのだが上らなかった。
たしか四半世紀ぶりくらいの故宮博物館の見学が最優先事項であったから。
台湾は今までに何度も来ているが、今後も何度も来るだろう。優しい国だからね。

2017/04/14

Wandering Raohe Street


2017 April 「台湾慕情」

台北の宿泊地である香城大飯店を抜け出して近くの夜市へ出かける。
夜の帳が降りた頃。台湾各地にある夜市は毎夜必ず盛大にオープンする。
昼間は閑散とした路地に屋台が集まりひしめき合う混沌さが好きだ。

台北から高雄まで台湾各地に夜市と呼ばれるナイトマーケットは多い。
日本の夏祭りの夜店的な光景が、常設市場的に毎夜行われている。
肩が触れ合う雑踏の中を泳ぐように歩き飲んで食らう至福の時間。

日本でもお馴染みの食材から、意味不明なものまで種々雑多なモノが売られる。
広東語が飛び交う喧噪の夜市。日本を離れ非日常を謳歌する旅。
北回帰線の北側は亜熱帯気候の台北。熱気がまとわりつく異国情緒を堪能できる街。

2017/04/09

Islands in the Stream / Next story


20170331 fri -0403 mon 「台湾北方三島取材釣行記」

北方三島は台湾本島北東沖の東シナ海にあり、棉花嶼、花瓶嶼、彭佳嶼の三島からなる。
これらの島々の彭佳嶼が台湾の最北端であり、棉花嶼が最東端になる。
日本国領土である尖閣諸島までは棉花嶼から約100km程の距離しかない海域。

北方三島は風が常に強いため高木の生長には適さず、草原が主体の植生である。
この海域は良好な漁場となっており、希少種である海鳥の繁殖地でもある

花瓶嶼は基隆市の沖約32kmにあり、北方三島の中で最も小さい島である。
棉花嶼は基隆市の沖約42kmにあり、花瓶嶼とともに無人島である。
彭佳嶼は基隆市の沖約56kmにあり、北方三島の中で最大の島である。
三島の中で唯一の有人島で灯台も設置されている。

2017/04/04

Snowy heavens top / Latter half


20170318 sat - 20 mon 「残雪の三嶺・下山日」

就寝前、夜空に風も雲も無かった。夜明けまでは静穏な夜を想像していた。
だが夜半を過ぎた頃、ゴーゴーと雄叫びを上げる風の嘶きに脳は覚醒していった。
思ったよりも早く低気圧が近づいているのだろうか?不安を煽る風音が気になった。

午前3時くらいだったと思う。風の嘶きに起こされてからは半覚醒状態が続いた。
寝ているような起きているような感覚は気分の良い状態ではない。
そうこうしていると1階の住人達がゴソゴソと寝袋から這い出してくる・・・OMG !!!

午前5時前。外はまだ暗い。想定はしていたが、早寝のティーンは早起きだよねぇ(泣
2階の住人達は縦走なんてしないんだよ。下山するだけだからもう少し寝たいんだよ!
頭から寝袋を被るが熱気あふれる若者の"音"には勝てない・・・おはようさん・・・


2017/03/28

Snowy heavens top / First half


20170318 sat - 20 mon 「残雪の三嶺・入山日」

僕は山に登るのが好きなんだけど、それが全てだなんて思ったことはない。
家族や友人や仲間や唐突な出会いも含めて、人との関係がなければ今は登らない。
克己的な単独行が好きだった過去は否定しないし、実は今だって後ろ髪はひかれている。

想いを馳せる未踏の頂は枚挙にいとまがないし、再訪したい山域も数知れず・・・
だが結局、誰かと登ったり攀じったりする入山が深く思い出に残る今日この頃・・・
もちろんテントや避難小屋で一献できる入山であれば、なおさら想いは深く残る。

そして今回は約三ヶ月ぶりのジョインとなったエリー&エイモンとの入山。
彼等の現在の住居がある高知県の大豊町にお邪魔して残雪の三嶺を楽しむことにした。
気さくで親切なオージーカップルは今や大切な気の置けない山仲間となっていた。

2017/03/06

Shakespeare Icefall


20170225 sat 大峰シェイクスピア氷瀑

土中で冬ごもりしている虫たちが目覚める啓蟄の頃。
僕たち鈍感な人間も季節の変わり目を徐々に感じ始める季節。
雪山に後ろ髪を引かれながらも風薫る季節を想像し始める節気。

二週間前に入山予定だった大峰のシェイクスピア氷瀑。
大きな寒波が入り氷瀑まで到達できないリスクから延期していた。
結果として快晴に恵まれた入山だったが氷瀑そのものはギリギリだった。

ギリギリという言葉はいわゆる白黒つけないグレーゾーンだ。
アウトかセーフかなどは個人の主観で判断すればいいこと。
エノちゃん好人ちゃん涼ちゃん、ハッスンとの入山は楽しいのだ。
それが全てであって、グレーゾーンな判断等どうでもいいのだよ。

2017/02/14

A strong wind blows


 20170211 sat 暴風と五里霧中の竜ヶ岳

当初の計画では大峰のシェイクスピアの氷瀑へ入山する予定だった。
大普賢直下の氷瀑は陽が差せば輝くブルーアイスを堪能できるのだが・・・
今季最大の寒波襲来の大雪でシェイクスピアまで辿り着けない可能性が出てきた。

急遽、入山前日に予定を変更。臨機応変に考えるのは嫌いではない。
暴風や大雪での途中撤退も考慮し複数名が知識のある山に入山先を絞った。
あれこれ候補を出し合って無難な落とし所が竜ヶ岳となった。

エノちゃん好人ちゃん涼ちゃん、NAさんにKUMIちょと僕の6名での入山。
樹氷を身にまとった白い羊が優しく迎えてくれるのか?
それとも傍若無人な厳冬期の暴風雪が雪山の恐怖を教えてくれるのか?

2017/02/01

Tableland


20170128 sat 「蒼白と紺碧の御池岳」

厳冬期の鈴鹿山脈で最もピークが遠いのは間違い無く御池岳だろう。
過去に何度かチャレンジしているが天候不良や時間切れ等により撤退している。
何より他の鈴鹿山脈の頂に比べて登山口までのアプローチが長い。

国道306号線が積雪期は滋賀県側も三重県側も冬季閉鎖されるからだ。
三重県側の冬季閉鎖ゲートからのアプローチの長さにはウンザリする。
滋賀県側の冬季閉鎖ゲートは鞍掛トンネル西口よりかなり下にある鞍掛橋だ。

その鞍掛橋までも国道は除雪されておらず実質的には大君ケ畑の集落までだろう。
今回、週末の天気図は移動性高気圧に覆われそうで期待が持てる。
今季は去年に比べれば寒波も多く積雪量も期待出来るだけに楽しみだ。

2017/01/26

Snow Veil


20170122 sun 「蒼白のヴェールに包まれた雪華の霊仙山」

ちょうど2年ぶりの霊仙山へスノーシューイングを楽しみに入山。
今回は兵庫、大阪、京都、岐阜から総勢10名でのジョインとなった。
エノちゃん好人ちゃん、ハッスン、涼ちゃんは安定のメンバー。

お久しぶりの師匠Mさんと、岐阜から単独でジョインのblack703さん。
それにエノちゃんの会社の同僚さんが、2名参加で賑やかな入山となった。
僕もkumiちょも今年初の入山となるので楽しみにしていた休日。

年末年始は雪が少なかったが、最近は毎週のように強烈な寒波到来である。
雪山を楽しみに出かける僕たちのように、能天気な入山者以外は迷惑な天候が続く。
そんな寒波の合間をぬって集まった烏合の衆の珍道中なスノーシューイング。

2017/01/19

Best wishes for your marriage !


20160113 fri 「また逢う日まで」

2014年の年末は恒例の八ヶ岳で多くの山仲間と知り合いになった。
2年ほど前の事なのだが、その中の一人の山ガールがまっちゃんだった。
kumiちょに負けないくらいのコチビなミニモニサイズの山ガール。

2015年は明神平へスノシューイングにジョインして行ったのだが、
厳冬期の登山口でまさかの雨・・・泣く泣くの撤退であった。
2016年は初夏に空木岳テン泊縦走をジョインし、珍道中な楽しい入山だった。

まっちゃんはkakaちゃん率いる乙女の会@山婆と宴のメンバーでもある。
なのでkumiちょとも山で遊んでもらっている素敵な山仲間♫
そんな大切な山仲間であるまっちゃんが結婚し東京へ嫁いでゆく・・・

2017/01/15

May your days be happy 2017 / Latter half


20161230 fri - 31 sat 「縞枯山から白駒池まで北八ヶ岳を楽しむ年末・下山日」

午前6時に目覚める。辺りはまだ薄暗い。静寂の黎明を迎える。
ここでは夜明け前から動き出す早起き鷄なパーティーは皆無だ。
テントから顔を出す。東の空がサテンシルバーに白み始める。

誰もいない早朝の白駒池を散歩する。キンと冷えた空気が心地いい。
周りを樹林帯に囲まれた標高2115mの氷結湖に厳しい風は感じない。
でも10分も散歩をすればダウンブーティーから底冷えが伝わってくる。

青苔荘には明かりが灯っている。きっと宿泊者2名の朝食の時間だろう。
南八ヶ岳の小屋やテン場ならこんなユルい朝を楽しむことは不可能だろう。
街の雑踏に近い喧騒が広がっているだろう。同じ山域でもこうも違うのだ。

2017/01/09

May your days be happy 2017 / First half



20161230 fri - 31 sat 「縞枯山から白駒池まで北八ヶ岳を楽しむ年末・入山日」

その昔は、燕岳や西穂高や伯耆大山などで過ごしていた年末。
いつから年末の安住の地を八ヶ岳に求めていたのだろうか・・・
類は友を呼ぶとはよく言ったものだと、ここ何年も思っていた。

だが、それは間違いではないが最終系でもないのだろう・・・
山岳会ではない個の集まりのベクトルが変化するのは当たり前。
ならば、いっその事、群れないという選択肢が潔いと考えた。

赤岳鉱泉&行者小屋のテン場を選択肢から外せば心は楽になった。
クリスマスに予定していた北八ヶ岳でスノーシューイングへ変更した。
だが関東や関西の仲間数名から「じゃあ何処へ?」 って連絡には心苦しかった・・・
僕の身勝手でわがままな行動に翻弄された山仲間に謝罪いたします。

2017/01/04

Merry Christmas & Happy New Year / Latter half


20161224 sat - 25 sun 「ホワイトクリスマス in 八経ヶ岳・下山日」

暖かくて静かなホワイトクリスマスの朝をテントで迎えた。
深酒することもなく大人しくシュラフに潜り込んだクリスマスイブ。
夜半に何度か目を覚ます。ナンガ600でも暑く感じダウンブーティーを脱ぐ。

その後は朝まで熟睡できたようだ。午前6時前にシュラフから這い出す。
冬至を過ぎたばかり。一年で一番夜が長い時期。外はまだ暗い。
だが他のテントや避難小屋ではライトが灯り人の動きを感じる。

急ぐ山旅ではないが僕たちもゆるりと出発の準備にかかる。
ガスバーナーを点火するとテント内が一気に暖かになる。
冬の定番である熱い麺類で内臓を身体を目覚めさせる夜明け前。