2011/08/28

Wandering Hakuba / first part


20110813sat〜15mon 白馬三山縦走・前編

半世紀近く前の真夏。姫路は白鷺城の下町で僕は生まれた。
暑い暑い盆休み。僕は産婆さんの手により、この世に出た。
エアコン等無い時代。玉の汗をかきながら母は僕を生んだ。

幼少の頃。僕のお誕生日会は閑古鳥が鳴くことが多かった。
級友達も当然夏休みど真ん中。お父さん達の会社は盆休み。
子供達は夏休みの思い出作りのための旅行や遊びの真最中。

それが今は毎年誕生日は雲の上で過ごす事ができる盆休み。
真夏の夜にダウンジャケットを着て過ごせる素敵な誕生日。
今年も無事に三千m級の稜線で誕生日を迎えた至福の山行。

2011/08/19

Play in a Forest


20110717sun 京都北山・芦生の森

けんちゃんとは久しぶりの入山。
そして夏限定のナイトハイクも久しぶり。
昼間は滝汗のハイクアップ。涼しい月夜を歩きましょう。

日没後、車は京都北山・芦生の森へ向かいます。
夜間でも道迷いの不安も無い須後からの入山を選択。
しかし湿度の高い月夜に汗が噴き出す林道歩きは予想外(汗

梅雨明けの山には多くの儚き命が乱舞します。
蝉が鳴き、はんなり点滅する蛍の光が漂う美山川の畔を登ります。
時折吹く一陣の涼風が頬を撫でる癒しの一時。


2011/08/11

Summer Shower


20110703sun 比良山・奥の深谷

職業クライマーである、おさむちゃんからのお誘い。
以前から一度入渓してみたいと考えていた沢。
比良山系は武奈ヶ岳の登山口、坊村から出発。

河童ちゃんの弟のような、おさむちゃんは屈強な男。
橋脚でもトンネルでも洞窟でも平気でクライムダウンする男。
最も安心してビレイしてもらえるクライマーである。

ビカール・サンを連想させるような風貌と体格を持つ男。
ビカール・サンが誰かって? カトマンドゥでの羽生丈二の名前。
羽生丈二が誰かって? 夢枕獏の「神々の山嶺」の御一読を。

当時、深町のエゴに自身を投影させたことを記憶している。

サガルマータへの畏敬の念は今も色褪せてはいない。
ただ金と暇の問題があるだけだ・・・(笑 

2011/08/06

Honey Town


20110626sun 六甲山・座頭谷

六甲の美味しい蜂蜜を求めて座頭谷からハイキング。
今年はミツバチが少なく陽光煌めく春頃になっても、
お店も開けられない状況が続いた六甲ハニー農場。

六月に入り漸く蜂蜜の収穫ができるようになったようだ。
しかしミツバチの減少は止まらず蜂蜜の種類はミックスのみ。
苦悩する養蜂家も打開策は見当たらないようだ。

世界的に見てもミッシングなミツバチ達は後を絶たない。
働き者なハッチやマーヤが減ったのか、環境汚染が原因なのか定かではない。
女王様的ミツバチ輸入禁止は解けたのだろうか・・・。 


2011/08/03

Midsummer cicada


20110731sun 真夏の六甲

人生、破壊と構築の繰り返し。
いや、破壊の方が遥かに多い。
さて、再び構築していこうか。

盛夏の頃、七年と七日を謳歌した命が落ちてゆく。
高座谷の木々の中、ぽとりぽとりと落ちてゆく。
果敢なく響き共鳴しあう蝉時雨。




くちびるキノコも暑さにたまらず大粒の汗(笑