2011/08/11

Summer Shower


20110703sun 比良山・奥の深谷

職業クライマーである、おさむちゃんからのお誘い。
以前から一度入渓してみたいと考えていた沢。
比良山系は武奈ヶ岳の登山口、坊村から出発。

河童ちゃんの弟のような、おさむちゃんは屈強な男。
橋脚でもトンネルでも洞窟でも平気でクライムダウンする男。
最も安心してビレイしてもらえるクライマーである。

ビカール・サンを連想させるような風貌と体格を持つ男。
ビカール・サンが誰かって? カトマンドゥでの羽生丈二の名前。
羽生丈二が誰かって? 夢枕獏の「神々の山嶺」の御一読を。

当時、深町のエゴに自身を投影させたことを記憶している。

サガルマータへの畏敬の念は今も色褪せてはいない。
ただ金と暇の問題があるだけだ・・・(笑 


口ノ深谷、奥ノ深谷、白滝谷の水を集めた明王谷。
四阿の横をすり抜け、三ノ滝からドロップイン。
ビカール・サンは不適な笑みを浮かべながら下ってゆく。




上を仰ぎ見れば先ほど横を通った四阿が確認できる。
滝壺を巻くように泳いで対岸へ辿り着く。
鵜飼いの鵜のごとく早速、ビレイされている。(笑






沢登りは滝登り♪
両手両足の第一関節はフル稼働状態が続く(汗
フリーだったら恐怖を覚えるのだろうなぁ・・・。






日曜日だというのに先行者も無し。
こんな素晴らしいパラダイスが勿体無い。
武奈ケ岳登山のパーティーは激しく多いのにねぇ。






へつる箇所はへつる。泳ぐ箇所は潔く泳ぐ。
次々に現れる滝をクライミングする奥ノ深谷遡行は素敵な沢。
なるべく高巻きせずに、ど真中を go for it ! で上を目指す楽しさ♪










途中でランチをとった後は、また冷たい水にザブン!(笑
夏限定の心地よい山遊びは癒しの一時を享受してくれる。
前にも後ろにもパーティーはいない奥ノ深谷を満喫。










中峠、牛コバへの分岐までくれば奥ノ深谷遡行も終了。
ヒルやブヨの被害も無くコンプリートできた沢登り。
ここは毎年通ってみたい沢になりそう。


ビカール・サン(おさむちゃん)ありがとね♪
素敵な山遊びと素敵な山仲間に感謝の一日。

2 件のコメント:

  1. さっちゃん2011/08/26 4:20:00

    おお
    私の自慢の弟と遡行
    なんとウラヤマシ・・。

    懐かしい沢ですが
    泣きが入った場所もいくつか・・・。

    二回目は
    途中で帰ると泣きを入れたっけ。

    ピンチになっても
    世界で一番安心できるおさむが居れば大丈夫やね。

    写真見てるだけで
    筋肉痛になりそうでつが
    来年はおさむと二人で
    安野尾やね~。

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  2. さっちゃん

    自慢の弟を借りました(笑
    彼はホント世界で一番安心できるクライマーやね!
    さっちゃんもまた泣きを入れに来てください(汗

    安野尾は猿板の庭みたいなもんでしょ〜。
    是非!さっちゃんもご一緒しまひょ♪

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