2011/11/27

It's a Gas, Gas, Gas (Not "Jumpin' Jack Flash")


20111120 sun 霊仙山九合目

滋賀県の多賀町と米原市にまたがる霊仙山(りょうぜんやま)。
台高鈴鹿山系の最北に位置する標高は1,094m。
鈴鹿山系の特徴でもある石灰岩からなり、上部にはカルスト地形が見られる。

最高峰とは別に1084mの三角点のあるピークと1040mの経塚山。
樹林帯ではないこれら3つの頂からなる頂稜部は雄大な山容を誇る。
カルスト地形特有のカレンフェルトが点在するたおやかな草原台地。

山麓の紅葉とある意味日本的ではない麗しい頂稜部を楽しみにしていた山行。
上丹生登山口出発からすぐに始まる丹生川の怒濤の連続徒渉に閉口した谷山谷コース。
前日の天気予報に出た晴マークに惑わされ出発したが稜線での暴風雨に泣かされた午後。

2011/11/20

Iron Claw


20111117 thu 「爪は研いだか」

用意は怠りなく機会を狙っているか。
飽くなき大望を抱いて構えているか。
万事抜かりない対応は出来ているか。

氷への渇望は希薄になっていないか。
雪への情愛は脆弱になっていないか。
山への畏敬は霧消になっていないか。

普段は隠すその爪は己の命を守る為。
厳冬期の稜線で岩場で命を守る道具。
眼光鋭く心を込めて念入りに研ぐ事。

2011/11/18

KISS KISS KISS


20111116 wed 「反・憎悪」

そこのお父さん、お母さん、キスしてますか?
そこのお兄さん、お姉さん、キスしてますか?
まさか共に憎しみあってなんかいませんよね?

皆さんご存知のイタリアのアパレルブランドの「ベネトン」。
既出ネタだが今度の広告も全開でやらかしたね♪
物議を醸しそうな組み合わせばかりに嬉々として見入った午後。

グローバルキャンペーン「UNHATE(反・憎悪)」の展開らしい。
「人々や異文化間の相互理解を平和的な形で深めるため」と趣旨を説明。
だが、バチカンの反応の早い事!  一企業が宗教に首突っ込んだら怖いよ。
法王のポスターに限り速攻即日で中止!(既に遅いけど・・・)

敵対するトップ同士のキスシーン。もちろんコラージュ(合成)だが出来はいい。
今回のデザインもオリビエロ・トスカーニの手によるものだろうか?
ベネトンは過去にもエイズやダウン症候群から死刑制度に至まで社会問題について、
オリビエロ・トスカーニ制作のインパクトある広告を発表している。

毎回、賛否両論あるが僕は毎回必ず・・・ほぼ賛成派。
僕もインパクト広告を制作する時があるからかもしれない。
マッチョなアフリカンお兄さんや美脚なアングロサクソンお姉さんで奇抜にやってます(笑

2011/11/13

Mt.Rokko Outdoor Session 2011FW


 20111103thu 六甲山天覧台

阪急芦屋川にある某ビルの屋上から始まったアウトドアフリマ。
ここ六甲天覧台に移り規模も拡大し早いもので四回目を迎えた。
人気飲食店も加わり来場者数も増加し大きく成長したイベント。

飽くまで手作りのイベントは超ユルい雰囲気が和ませてくれる。
アウトドアの多岐に渡るコアなモノが来場者の物欲をくすぐる。
それより何よりアウトドアフリークが数千人も集まる事が素敵。

2011/11/07

Singin' in the Rain


20111029sat 〜30sun 大普賢岳・雨音を愉しむ二日目

僕は雨の中で唄っている  ただ雨の中で唄っているだけさ
なんて素敵な気分なんだろう  また幸せになれたんだ
僕は雨雲に笑いかける  空は暗く曇っているけれど
僕の心にはお日様が照ってる  新しい恋にはぴったりだ

 

「雨に唄えば」
1952年、同名のミュージカル映画。
ジーン・ケリーが土砂降りの雨の中で、主題歌を歌いながらダンスを踊る場面が有名。

「時計仕掛けのオレンジ」
1971年、天才スタンリー・キューブリックの作品。
僕が若き日に観た作品中でも突出した感性を享受してくれた映画。
ベートーベンとウルトラバイオレンスが無ければ生きて行けない精神構造。
パラノイア症候群的に人心の荒廃した青年アレックス。
演じるは若き日の才能溢れる俳優マルコム・マクダウェル。

行きずりに略奪と暴行を繰り返すアレックスとその仲間達。
押し入った住宅で夫の目の前で妻を暴行するシーンでアレックスは「雨に唄えば」を歌う。
朗らかな歌がバイオレンスの陰惨さをより強烈に魅せてしまう演出。
狂気にちかい天才的感性を見せつけられたように若き日の僕は感じた。

アレックスのラストシーンにも再び「雨に唄えば」が流れる。
後に多くの監督やアーティストに影響を与えた天才キューブリック。
中年以上なら多くの人が認知しているSingin' in the Rain。
僕はこの唄でキューブリックを思い出してしまう。
朗らかな唄なのに、これってトラウマ?・・・(笑


2011/11/01

Laugh and Smile


20111029sat 〜30sun 和佐又・オートキャンプな初日

日々意識して気持ちよく笑えているかを考える。
それは生きる上で、掛け替えのない大切な要素。
それが大切な仲間と大好きな山で笑えたら素敵。

「山と煩悩」「えれぇこった!」と、大峰セッションな週末。
アンダーグラウンドに深く潜り登山引退状態から戻って来たbp-hiro。
衆多な風説に翻弄されることなく笑顔で登場した表舞台。

dai & KKは名古屋最笑の夫婦漫才。ボケもツッコミも器用にこなす奇才。
瞬時に空気を読み、間合いを計り場を和ませ笑いを起こす才能は素敵。
今回も緩い空気が流れる和佐又で至福の時間を堪能できた二日間。