2012/03/26

Slushy Road


20120317sat〜18sun 冬と春の狭間で in 芦生の森

田歌の集落に朝が来た。美山の里の夜が明けた。
若丹国境尾根は霧の中。ビレッジラインは酷い雪の轍。
五波峠へ車で上がる事は至難の技。八ヶ峰からの日本海も雲の下。

予定は未定。臨機応変に遊ぶのが我々のスタイル。
ならば芦生の森で湿雪も気にせずスノーシューイングに興じよう。
雨は上がり風はなく穏やかな雪の森で大人達は遊ぶ。

温かなスープと手作りのサンドイッチをザックにつめて歩く雪の林道。
凛とした厳しい季節に別れを告げれば、陽気で穏やかな季節の足音が聞こえてくる。
須後からオクノタンの東の谷である櫃倉谷川沿いをピクニック。

2012/03/22

All living things


20120317sat〜18sun 猪鍋宴会 in 田歌

近畿地方での雪遊びもそろそろ終わりの頃。
雪山テント泊を考えていたが週末は生憎の天気予報。
雨天と分かりきっていてのテント泊も考え物。

折角予定が合ったのだから山へは行こう。
ただし山行スタイルをどうするかが悩ましい。
最近なめた入山が増えてきている。ここらで一発!

厳粛なる打ち合せの結果。やはり宴会登山となった(笑
ジビエの話が出た途端に路線はそちらへ流れていった。
だって僕たち「山より宴」だも〜ん!な依存症四人の物見遊山♪

2012/03/18

One year passed


20120311 sun そうだ小野アルプス、行こう。

ちょうど一年前に・・・。3.11の翌日は春を探しに高御位山に入山していた。
そしてあの日から一年が過ぎた・・・。今年もまた播磨に訪れた。そう、春を探しに。
兵庫県の中でも温暖な気候の播磨地方は春の訪れが六甲山より早い。

やわらかで、はんなりとした春の空気や日差しを楽しみに惣山を目指した一日。
標高200mにも満たない小野アルプス縦走が素敵な春の一日となった。
総延長が10kmにも満たない縦走路の10ピークスを超えてゆく心地よいアップダウン。

岩倉からではなく鴨池公園(男池&女池)の横を通り福甸峠登山口の西コースから入山。
宮山〜岩山〜紅山〜惣山(小野富士)〜アンテナ山〜総山〜安場山〜愛宕山〜前山〜高山。
小野アルプス最高峰の惣山の標高が198.7m。えぇ1987mではない(笑

2012/03/15

Let's follow a mountain manner


20120315 thu キジウチスコップ

山でも様々なマナーが当然存在する。そんな中でもアレの処理は重要なマナーの一つ。
そこでアレ処理ギアがケンケンから届いた。今年の正月から待ちに待ったトイレスコップだ。
アイアンアーティスト鉄の魔術師ケンケンの作品がヤマト運輸でやってきた。
重量は実測23g。全長145mm。最大幅29mm。素材はスチール製。お会計は笑顔也。

例えばULハイカーのトイレスコップ決定版であるMIZOのMOGと比較してみよう。
重量は実測24g。全長158mm。最大幅36mm。素材はチタン製。お会計は1,575円也。
日本のチタン製品のパイオニアMIZOが誇るオンリーワンな製品と遜色無いスペックじゃないか!
ケンケンスコップはチタン性では無いが防錆塗装済だからすぐには錆びません(汗

今年の元旦に赤岳鉱泉でケンケン作のウンコスコップ欲しい人〜!に挙手した君♪
順番に渡していきます。もしくは郵送しますから待っててね〜。
さあ!これで君もガッツリ地面をホリホリして心置きなくフィニッシュ!してくださいな(笑
その後の拭き拭き!の推奨商品はモンベルの水解性原紙を使用したO.D.ロールペーパーで♪♪♪

2012/03/11

imagine and visualize


20120304 sun 相手変われど主変わらず in 新橋

久しぶりのお江戸出張となった週末。
展示会のお仕事で土日の昼間は浜松町で缶詰状態。
土曜ナイトはニューヨーク、ドバイ、台北、オーストラリア等から
来日したゴリマッチョで怖そうなメンズ達と懇親会。

そこで泥酔店長はソッコーで日曜ナイトに集合をかけた。
もちろん愛しき看板屋ちんタローチーママいけぼんだ。
奇しくも職人(クリエーター)の集いとなった(笑
図らずも人生初下車となったトーキョーサラリーマンの聖地「新橋駅」。

快くソッコーで集まってくれた素敵な関東の山友に感謝な一夜。
まさか再会の熱いハグを新橋駅前のSL広場でするとは(嬉
東京は街の中でも遭難するかと思った。店が無いとか休みとか(汗
詰め甘な二人が案内する新橋ナイトは創造力あふれる時間となった(笑

2012/03/04

Snow Mountain Training / final day


20120225sat〜26sun 冬山安全登山教室 in 六呂師

厳冬期の岩稜帯で滑落しない保証はどこにもない。
斜度30度以上の斜面で雪崩に巻き込まれない保証はどこにもない。
広大なカルストや雪原でホワイトアウトに遭わない保証はどこにもない。

ならば誰だってリスクのある雪山に入らなければよいだけのことだ。
ほんの僅かでいい。冒険の無い人生なら僕は必要無いと考える。
リスクを少なくする事は只一つ。自身のスキルを向上させることだけ。

全ては自己責任とはいえ一切他人様に迷惑をかけないで済む話ではない。
遭難しないことが理想。だがもしもの時の判断や行動は机上では向上しない。
だから多様な経験値は己の選択肢を間違いなく増やしてくれる。

僕は君を助ける事が出来るだろうか。君は僕を信じて確保できるだろうか。
ギリギリの時に取捨選択できる術を少しでも多く持ちたいと思う。
基礎体力が必要なのは大前提。その刹那に絶対に諦めない強い心が欲しい。