2012/03/26

Slushy Road


20120317sat〜18sun 冬と春の狭間で in 芦生の森

田歌の集落に朝が来た。美山の里の夜が明けた。
若丹国境尾根は霧の中。ビレッジラインは酷い雪の轍。
五波峠へ車で上がる事は至難の技。八ヶ峰からの日本海も雲の下。

予定は未定。臨機応変に遊ぶのが我々のスタイル。
ならば芦生の森で湿雪も気にせずスノーシューイングに興じよう。
雨は上がり風はなく穏やかな雪の森で大人達は遊ぶ。

温かなスープと手作りのサンドイッチをザックにつめて歩く雪の林道。
凛とした厳しい季節に別れを告げれば、陽気で穏やかな季節の足音が聞こえてくる。
須後からオクノタンの東の谷である櫃倉谷川沿いをピクニック。


田歌舎の温かで優しい朝食はバランスのとれたスローフード。
お肉もお米もお野菜もお漬け物も美味しくて朝からほっこりな一時。
お味噌汁の大きな、なめこには脅かされる♪


昨日は顔を見せてくれなかった生後一週間の子ヤギが小屋から出てた。
母ヤギは少し神経質になっているが子ヤギは全てに興味津々♪


子ヤギをもっとローアングルから撮ればよかったと少し後悔・・・。
ちなみに名前はママがコメなので子はムギに決まったらしい・・・。
ギザカワユス!


朝の時間をゆったり過ごしながら入山の準備を始める。
誰かが二日酔いで朝食を食べれなかったとか、誰かが二度寝したとかは内緒(笑


レディーkk & daiちゃんは山のように山道具を所有しているのに、
何故かスノーシューは後回しにしているから不思議(笑

そこでジェントルな僕がスノーシューを装着する筈もなく。
よって女子二人がスノーシューイングで老犬一号二号は、つぼ足ハイク(汗



まあその差は歴然で、オヤジつぼ足より女子スノーシューイングが遥かに早い(笑
差が広がらぬよう必死に追いすがる老犬一号二号であった。


前日までは雨、気温も上昇しており雪の状態は察しの通り・・・。
緩いパートでは三歩進んで1ズボリ!さらに酷いパートでは二歩進んで2ズボリ!!
次の一歩が怖くなるような挫ける心境になる(笑
締まった雪の状態に比べて何倍も疲れる湿雪の林道・・・。


櫃倉谷川の徒渉地点に到着したが雪解けと雨後のため水量が増えている。
飛び石には川の水が被り、深いところでは膝くらいの水深がある。
無雪期なら靴を脱いで渡れるが流石に今日は無理でしょ(笑


出来れば徒渉して横山峠をサクッと超えて、
中ノツボ谷の雪原でランチタイムにするのがベストだったのだが・・・。


まあ臨機応変に山遊びを楽しむのが我々のスタイルなのでここでランチに決定!
ジェントルdaiちゃんがスノーショベルでサクサクとスノーダイニングを製作♪


皆で美味しくサンドイッチ&温かなスープをいただきました。
で、下記の写真は表紙と同じデータなのだが多くの違いに気がついたかな〜?(笑


食後、kumini料理長が雪原で席を外す(笑
残念ながらkenkenスコップの必要バージョンではなかったらしい・・・。
ファーストインプレッションは、いつ誰の手で!



ランチ食ったら一行はサクサク下山でしょ。
ちょっぴり怖いパートも難なく通過♪



下山途中ジェントルな大人達は、若干大人気ない雪合戦に興じながらも須後に到着♪
今回も山より宴な大人達は、よく呑みよく遊んだ休日でした(笑


さて、次回予告は穂高方面ということで・・・ムフッ♪

10 件のコメント:

  1. katsuさん、田歌って素敵な雰囲気ですね~。
    そして皆さんの休日の楽しみ方は、毎度ながらカッコいいです。
    でも鹿さんの写真には、、、最初かなり衝撃を受けましたが^_^;
    京都もかなり雪が残ってるところがあるんですね。
    雪の即席テーブルがなんともいい感じです!

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  2. きょこさん

    田歌はええとこです。でも、
    田歌はえてこのこではありません(笑

    僕たちの休日の過ごし方は大人の妥協点の産物ですから(汗
    まあ、ここだけの話、酒があればそれで良いのです♪
    それに猪さんや鹿さんの美味い料理があれば尚更満足でつw

    近畿の田舎最深部でもある京都北山は何気に豪雪地帯なのです。
    スノーリビング製作は職人daiちゃんの汗と笑いの結晶です♪

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  3. 残雪を楽しむ良い遊山ですね。
    楽しい昼餐で大ちゃん所有の
    セラミックコーティングのエバニューのコヘルに
    反応する私は道具フェチ(笑)

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  4. わたくし、スノーシューは、
    ないならないで何とかなるさ、と、思ってました。
    でも、れぢぃふぁーすとという、ぢぇんとるまんな店長のはからいにより、
    芦生の森で知ってしまいました。
    浮力の蜜の味と、それを持つ者と持たぬ者の格差を・・・。
    そしてそして、わたしたちは・・・。
    ******
    (余談)
    夜中に一人でトップの写真と並べての間違い探しをしている自分、
    店長の罠におめおめはまっているように感じるのは気のせいでしょうか・・。

    Hopperより
    おっちゃん、マメやな〜(笑)
    >河童さん
    ボクはオレンジにヤラれますた…

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  5. 河童ちゃん

    河童ちゃんがウルトラ物欲大魔神なのは、
    よーーーく存知ておりまつw
    確か同じの持ってたよね?

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  6. レディーkk

    ふふ・・・。浮力の密の味・・・♥
    多いに格差を感じてくれたようですね♪
    だ・か・ら・・・早く勝組においでよ★

    ふふ・・・。気のせいでも何でもないんだよ。
    深夜にまんまと罠にはまった味は如何かな?

    バッタちゃん
    意外とマメ男で生きて来ましたから(笑

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  7. 3/16に、佐々里峠~小野村割岳の縦走コースに入りました。
    佐々里峠は15日の午後に除雪開通で、16日ならば、ノートラックが味わえるはずってことで突撃したわけなんですけど...
    やはり、狙い通り、「我らの前に道はなく、我らの後に道ができる」
    前日は吹雪だった様子で、当日も朝マイナス2度。
    夏道は、入山してすぐ急斜面トラバースに入りますが、やはり積雪状態では結構やばかったです。

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  8. かっちゃん
    KKさん
     色だけじゃないのよ~。
    こいつが美味しく飯を焚くのよぉ~♪

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  9. 匿名さん

    コメントありがとうございます。
    佐々里峠~小野村割岳の縦走コース。冬は男前なルートでしょうね♪
    踏み後の無いノートラックの急斜面を
    ガシガシとハイクアップできる季節はいいですよね!
    来期は一度チャレンジしてみたい場所です。
    貴重な情報ありがとうございます♪♪♪

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  10. 河童ちゃん

    実は僕も持ってるのよ〜♪
    去年買ったんだけど未だ登場できず・・・(笑

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