20160521 sun 「猫と古本屋の情景」
京都文化博物館で開催されている「いつだって猫展」
江戸時代後期には現代さながらの猫ブームがあったそうな。
そのムーブメントは歌舞伎や浮世絵の文化にも影響を与えたそうな。
猫をモチーフとした浮世絵等を中心に古き良き猫ブームを紹介している。
猫フリークの我家は当然のように家庭行事の予定に入っていた。
愛猫家でもあった歌川広重や歌川国芳などの浮世絵はなんとも妙味あふれる作品。
「いつだって猫展」を鑑賞したあとは、kumiちょのグループ展へガラス作品を搬入。
京都の超老舗大学の美術部OB & OG達は個性豊かな人物ばかりだ。
しかも今年のグループ展は画廊ではなく古本屋の二階で開催するという。
猫は平安時代の頃は上流階級のみに愛玩される希少な動物だったそうな。
それが江戸時代に入ると一般庶民の生活に溶け込んでいったそうな。
江戸時代の歌舞伎の題材として登場した「化け猫」もブームになったそうな。
丸〆猫ブームと呼ばれた片手を上げる猫からの流れで招き猫が誕生したそうな。
「いつだって猫展」の関連行事として「うちの猫自慢」なるコーナーがある。
親バカな愛猫家達が写真をプリントして持ち寄り壁に貼って自慢するのだ(笑
我家もご多分に漏れず、kumiちょがカロとジュレーとムートの写真をプリントした。
嬉しそうに会場の壁に貼って満足げである(笑
そんな些細な事が幸せに感じたりするんだよね♫
京都文化博物館の近くの食堂でランチを済ませて山崎書店に移動する。
屋上の手作り看板の「本」がなんともチープで素敵だよ♫
一般家屋をそのまま書店にしたので靴を脱いで店舗に上がる。
アートや古書好きにはたまらない空間が広がっている。それは無限にすら感じる。
美術書を中心とした蔵書は愛好家にはまさに宝の山である。
古書だけではなく絵画や版画等アートも多岐に渡る。
kumiちょが二階で先輩達とグループ展のレイアウトや打ち合せをしている。
僕は目を皿のようにして蔵書を引っぱり出してはページをめくる♫
好きな人は一日中立ち読みしてたいだろうなぁ・・・
最近では外国人の客も多いと聞く。通販も手広くやっているようだ。
この世界は意外とマイノリティーではなく昨今は逆に需要も増えているようだ。
その後は琵琶湖疎水を散歩して南禅寺船溜へ。
紫の花が美しい菖蒲。緑に映える。
神宮通から仁王門通へ、そして蹴上インクライン。
日陰は涼しいよ♫
京都市美術館、京都国立近代美術館、この界隈は時々訪れる好きな場所。
南には知恩院に八坂神社、北には平安神宮、東は南禅寺、西には鴨川が流れる。
京都らしい風情を味わえるスポット。
さて、いよいよ手術からの入院生活。どうなることやら・・・
いや、まてよ。そう言えば病院内は禁酒だよねぇ?
ってことは、一週間近くも禁酒生活が続くってことか?
だ、大丈夫か? 俺(脂汗
カーテン引き裂いたり、壁に穴を開けたり、依存症は妄想してしまうあるよ・・・
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