20130428sun - 29mon 「四国の背骨を歩く旅・入山日」
風香る季節。約一年振りの四国の山。今年も訪れる事ができた。
海を渡り山に登る。太郎笈・次郎笈のたおやかで雄大な山容に会いに来た。
そして昨年は出来なかった三嶺までの縦走を楽しみにしていた。
三嶺からは名頃へ下りるか菅生へ下りるか。それとも足を延ばし西熊山まで歩いて、
お亀岩から天狗塚そして久保へ下りるロンングルートも魅力的なコース。
このルートは何処を歩いてもまさに四国の背骨を堪能できる旅だと思う。
剣山から笹原の稜線漫歩を愉しみメインディッシュはやはり天空の頂「三嶺」。
いつ来ても何回来てもいつの間にか僕にとって三嶺は別格な場所になった。
三嶺避難小屋と池の周りに広がる笹原に佇み紺碧を見上げる時間が至福の時。
見ノ越にある剣山登山口と剣山リフト乗り場。
早朝のため残念ながら文明の利器は稼動していない(笑
剣神社で二礼二拍手一礼。縦走の無事を祈願し出発。
リフトの下、土管的トンネルをくぐりハイクアップは続く。
少し登れば剣山頂上直下の雲海荘が目視できる。
朝日が山肌に当たり清々しい空気感を与えてくれる。
遠景には次郎笈の頂が見えてきた。
そういえば去年は次郎笈で岡山のゆうこりんに出会ったんだよなぁ♪
ところで僕はブレない。僕の入山はいつだってブレない。自信を持って言おう。
昨夜も車中泊で飲み過ぎたのか・・・今朝も二日酔いのようだ・・・
やや体調も悪いことも重なり今朝は嗚咽だけではすまなかった←学習能力の低い馬鹿。
ロープウェイ西島駅でまさかの嘔吐をしてしまった。←モノスゴーイ脱力感。
酒や水に食材がたっぷり詰まったザックは一泊二日の縦走なのにこの日も22kgほど・・・
この日は秘密の仙豆の効き目も悪くウルトラデッドスローのハイクアップ(汗
ペースの上がらない老犬とは逆に元気なkumiちょを隊長に任命し、
我々のパーティーは縦走を続けることにした(笑
刀掛の分岐から少し登れば剣山頂上ヒュッテが見えてくる。
剣山本宮の鳥居をくぐればヒュッテに到着。おやじさんは元気かなぁ。
剣山頂上ヒュッテはサクッとスルーして笹が群生している頂へ木道を進む。
雲一つない紺碧だが剣山頂上は風が強かった。
かなりの強風に戦いたkumiちょは頂に長く留まらずスタコラサッサと歩いていった(笑
太郎笈から次郎笈へはズンズン下ってゆく。
僕達のように三嶺方面へ縦走するハイカーもいれば、
剣山からピストンだけのハイカーも少なくない。
次郎笈への稜線は美しい。四国の背骨の始まりはなんとも魅力的な曲線美。
笹尾根にうねる様な縦走路が延々と続く姿がワクワク感を与えてくれる。
次郎笈峠分岐からは「僕達ピークハンターじゃないもーん!」とトラバースを選択☆
去年は次郎笈のピークを踏んでるし今日はいいよね〜と言訳しておいた(笑
写真は撮り忘れたがトラバース途中の水場はしっかり出ていた。
kumiちょと二人「ゆうこりんとバッタリせえへんかなぁ」と噂話☆
スーパー林道の分岐を過ぎ丸石のピークまで緩やかなアップダウンを楽しむ。
短い距離の急登をハイクアップすれば丸石のピークに到着。
レストしながら縦走路を振返れば次郎笈の奥に太郎笈が顔を出している。
丸石のピークから丸石避難小屋までは明るい樹林帯を歩く。
丸石避難小屋に到着。ここの分岐からは奥祖谷二重かずら橋までエスケープできる。
去年はこのルートから剣山へのワンデーハイクだった。
丸石避難小屋から高ノ瀬までは登り基調。
高ノ瀬手前ラストの急登はパンチが効いていた(汗
高ノ瀬から白髪避難小屋までの稜線は小さなアップダウンを繰り返す縦走路。
単独行の男性や親子連れ(父・息子)達とレスト等で抜きつ抜かれつ会話も弾んだ。
当初は三嶺まで足を延ばしテン泊。翌日は西熊山までの稜線を堪能し、
お亀岩から天狗塚そして久保へ下りるロンングルートを考えていたが却下!(笑
体調不良に加え左足親指付けねを痛めたようだ。
帰宅後、病院で判明したことなのだが種子骨障害のようなのだ。
医療用高級インソールを発注する羽目になってしまった(泣
老犬もそろそろ経年劣化が出始めるお年頃なのだろうか(笑
四国の背骨を歩き背骨を振返る。 真白な稜線も想像してみる。
そんな季節にも縦走にチャレンジしてみたいなぁ。
白髪山の尾根が見えたらテン場も近い。
二日酔い&体調不良の身体で22kgのザックを担ぎ、
這う這うの体で辛うじて標準CTで昼過ぎに白髪避難小屋に到着(グッタリ・・・
三嶺を拝める一等地の小さなテン場は3張のテントですでに埋まっていた。
テン場の面積は広いのだが微妙な傾斜地も多く、
笹が邪魔でテントを設営できる平坦地は少ない。
三嶺は拝めないが心地良い平坦地を見つけて今宵の我家を設営。
もちろん歩荷したビールでソッコー乾杯♪♪♪
僕達は当初、三嶺にテン泊予定だったから水は4リットル歩荷した。
なので小屋の南側斜面の水場(沢)まで下りていくことはしなかった。
水場まで水汲みに行ったハイカー達は概ね20分〜25分はかかっていた。
水場まで下り7分。登り14分という情報を仕入れていたが、ほぼ正解みたいね。
白髪避難小屋は三嶺のような二階建てではないが10名以上はお泊まりできそうな面積。
白髪避難小屋前の一等地テン場からは三嶺が目の前に威風堂々と鎮座している。
振返れば白髪山への稜線が南へ伸びている。四国の背骨満喫なテン場に萌え♪
テン場散歩が済めば時間も早いのでリッジレストをお外に敷いてシェスタ♪
吹いてゆく風のバラッド的な心地良い時間を小一時間ほど深く爆睡☆
目が覚めたら小腹が減ってるでしょ〜♪
ゆで卵・・・上げときましょか(笑
トウモロコシ・・・上げときましょか(笑
微風はあるのだが暑くもなく寒くもなく心地良い午後をまったり楽しめた。
夕刻、少しずつテントは増えるがそれでも15張ほどだった。
写真でも分かるように以外とフラットスペースは少ない。
陽が大きく傾いた頃ボチボチとディナーの準備♪
熱々の汁物が無いとヤバい季節ではないので今宵は焼き物系をテン場で堪能☆
飯盒もしっかり美味しく炊けました。
メインの肉は塩麹漬けと味噌漬けのトンテキ♪
野菜系は自宅で漬け込んできた茄子と、しその葉の胡麻和えはサッパリして絶品♪
まずは塩麹漬けを焼いていただきます☆
続いて味噌漬けを焼いていただきます☆
ビール、肉、ビール、肉、ビール、焼酎、焼酎、焼酎←(学習能力無し・・・)
この日は早い時間に就寝・・・なので深夜何度も目が覚める。
深夜はテントの周りに鹿の雰囲気の多い事、多い事!
楽しみ♪ 楽しみ♪
表紙の写真を見て「ピン」ときたよ♪
返信削除ばったり会いたかったですワ(^^ゞ
行きたいと思いながら、まだ見ぬ三嶺のレポート楽しみにしておりまする。
ゆうこりん
返信削除「ピン」ときてくれてアリガトね♪
今年はテン泊縦走出来たらいいね♪
また山より宴な山行を楽しみにしてます(笑
ムフフ(*^_^*)
削除実はテント買ったんですよ(^^)v
先日某キャンプ場で試し張り&デイキャンプしました。
あとはテン泊縦走できる体力&気力と連休、軍資金さえあればバッチリです♪
ゆうこりん
削除おやおや♪テント買っちゃったのね☆
ウェルカム山道具物欲ワールドへ(笑
テントはどこの何人用かなぁ?
今年は是非テン泊縦走しましょう♪
>体力&気力と連休、軍資金さえあればバッチリです♪
ムムム・・・ハードル高いですなぁ(笑
買ったからには使わな損ですから、なんとかしましょう(笑