Fresh Verdure and zephyr

20130518 sat　「新緑と微風の武奈ヶ岳」

当初は前回踏めなかった中央アルプスの木曽駒を予定していた週末。
残雪の木曽駒でテン泊してモルゲンロートを楽しもう的な発想だったのだが・・・
日曜の天候が崩れそうだったので土曜に木曽駒日帰りリベンジ山行に切り替えた筈

だが金曜午前にオフィスでFM802から流れてくるNEXCOの情報に耳を疑った（汗
名神高速集中工事だとか吹田ICから大津ICまで20:00〜06:00通行止めだとか・・・
出発当日に情報を把握するとはラッキーなのかアホなのか・・・（笑

金曜夜に遠回りしてまで中央アルプスへ向かう気力は失せてしまった。
ならば残雪から新緑へと予定を変更し、久しぶりの比良山系へ土曜朝から出発♪
芦生や高島トレイルも考えたが、奥ノ深谷沢登りの基点でもある坊村へと向かった。

午前7時半に坊村に到着。久しぶりの明王院に挨拶して午前8時に入山。
九十九折の急登を小一時間も頑張る御殿山ルートに朝からゼーハー！（笑

皐月の優しい微風そよぐブナの樹林帯をハイクアップ。

少し開けた場所から武奈ヶ岳の西南稜が目に飛び込んで来た。

高島トレイルでもそうだが尾根沿いの木々は大変だね・・・
冬期の北西風と積雪でストレートには成長できないのよねぇ

御殿山を越えワサビ峠の分岐を過ぎれば西南稜に乗る。

森林限界を超えれば武奈ヶ岳への稜線がたおやかに続く。

頂が見えてからが長いのよね〜的なビッグマウンテンとは違い、
1200mの低山は見えてからすぐにピークがグイグイ近づいてくるから素敵（笑

この日も空身のkumiちょはハイペースでガシガシ登り、前方を歩く入山者をロックオンすると背後からストレートでスリップストリームに付き、シケイン手前のS字コーナーでアウトインアウトからセナ＠ホンダターボ的にギューン！とオーバーテイク！（笑

明王院から僅か1時間40分でピークハントに成功♪
標準CTを1時間も短縮したことに「やれば出来る子やねん♪」と鼻腔を膨らます（笑

頂上のお地蔵さんに挨拶してサクッと下山開始☆

コヤマノ岳から堂満岳へと続く稜線。

蛇谷ヶ峰方面への縦走路が続く釣瓶岳への稜線。

八雲ヶ原方向へ下山する。

「イブルギのコバ」・・・えらい強そうな名前やなぁ・・・（笑

ブナの森が広がる新緑の比良山系登山道を楽しむ♪

イブルギのコバ分岐からは広谷から八淵の滝からガリバー旅行村へ抜けるコース
八雲ヶ原からイン谷へ下山するコース。牛コバから坊村へ下山するコース。
幾多のルートが網の目の如く入り組むクロスロードになる。

芦生や高島トレイルに近い植生や風景を懐かしく想う一時。

八雲ヶ原に到着し少し早いランチにする。
この日もランチは手抜きで調理パンオンリー☆

これだけは絶対に手抜き出来ない♪
依存症はプシュッ！が無ければ入山しませんから（笑

高度成長時代とバブルの原風景な比良スキー場跡地。
以前はロープウェイがあったとは思えないシュールな風景だ・・・

高層湿原の八雲池には何処にでもイモリがゆるりと泳いでいる。
kumiちょ曰く「イモリほど素敵なデザインは無い！」らしい・・・
輪廻転生において来生は”イモリ希望らしい”・・・
その次の生は”猫を希望らしい”・・・

解らん・・・僕には解らん・・・・・・（冷汗

初夏の陽光を降り注ぐブナの森をまったり愉しみながら金糞分岐へ進む。

分岐には必ず道標があるのはありがたいが、観光協会が設置している以外の道標も多い。
いわゆるバリルートへの誘い的な手書き道標は彼方此方にカモーン♪な状態（笑

美しい沢沿いを歩く森のルートは芦生の森に近い雰囲気。

森の中でジャイ子に変身したkumiちょはストックで
如何様な妄想族にトリップしていたのだろうか（笑

大橋小屋手前の分岐では南比良峠から堂満峠へと向かうコースと二分する。

トラロープ徒渉ポイントを渡り牛コバまで下山すれば一安心。
奥ノ深谷の沢登り終点と重なる分岐は林道へと続く下山路の始まり。

初夏の様な陽気の武奈ヶ岳で新緑を愛でた休日♪
明王谷の斜面は緑でいっぱい。その中に点在する藤の紫が美しい。
次は盛夏の頃、沢登りに来ようと想う。

さて、次回・・・北へ上がって残雪を楽しめるのか？
念願のジョインは有るのか無いのか！？　神のみぞ知る（笑