20131230 mon 「コグルミ谷東尾根敗退」
すんません すんません すんません 正月早々ほんま すんまへん
台北から帰国後というか帰国前から体調不良に怠りまして・・・
微熱を伴う倦怠感と上から下からビートの利いたシャウトが止まりませんで
えぇ、これは・・・すわ! 鳥インフルか!SARSか!などと慌てはしませんが(汗
年末は久しぶりにほぼ死に体状態でありまして・・・残念ですが
断腸の思いで年末恒例の赤岳鉱泉山より宴忘年会登山をドタキャンと相成りました。
帰国のたかが3時間弱のフライト中に3回もレストルームを占拠したりとか・・・
ちょっとした気の緩みからナニがナニしてナニやからナニしてもうたとか・・・
所有するボクサーパンツのコレクションが減ったとか、えぇ、口が裂けても言える筈が・・・
寝込む程の症状でもないので天候の安定した30日に近場へ入山しようかと・・・
鈴鹿セブンスマウンテンの最北端にある御池岳へ向かう事にした。
通称テーブルランドと呼ばれる美しい雪の頂上台地は数年前から憧れていた。
ドリーネやカレンフェルトが点在するカルスト地形の積雪期は息を飲む美しさなのだ。
藤原町山口にある国道306号線の冬期閉鎖ゲートは当然クローズ。
今朝は登山者の車も見当たらず。午前8時30分にゲートをスタートする。
冬期閉鎖ゲートの標高が約200m。尾根への取り付き口の標高が約500m。
標高差300m程の雪の国道歩きは楽しくない。
雪の状態により1時間半〜2時間は要してしまうルート。
鞍掛峠まで国道を歩くつもりは毛頭無い。
コグルミ谷登山口手前の鉄階段から入山した。
斜度が45度以上もある雪に埋もれた鉄階段からいきなりラッセル状態(汗
鉄階段を上った所で早速スノーシューを装着する。
少しハイクアップしたところでようやく東からのトレースを発見する。
初めての山でしかも積雪期でノートレースなら不安満開(笑
尚かつ昭文社の山地図には破線すらないバリエーションルートだし(汗
通称「コグルミ谷右岸尾根」と言われていて冬期登頂ルートの一つらしい。
スノーシューのヒールリフターを上げて急登の樹林帯をゼーハー!ゼーハー!
もちろんkumiちょが高いMSRで僕が安いMSRですから(笑
病み上がりの下半身に全身全霊で注意しながら踏ん張って登る(笑
午前中の柔らかな日差しが雪面を染めて美しい。
今朝の入山者は僕達だけのようだ。
風の抜けない場所はしっかりとトレースが確認できる。ありがたい。
一般登山道ではないし赤テープなども殆ど見当たらない。
僕達以前の入山者は昨日だったのか一昨日だったのか?
風が強く抜けそうな斜面ではトレースが無くなっている。
地形を読みながら遠くの赤テープを探すようにラッセルが続く。
尾根に乗ればそれが「コグルミ谷右岸尾根」なのだろう。
枝尾根は見当たらない。南へ続くこの細尾根を外さなければ大丈夫。
下半身病み上がりの僕がハイペースで登れる筈がないのだが、
それにもましてkumiちょのペースが上がらない。
元来、基礎体力など裏番kkの半分くらいしかないのだから仕方ないのだが・・・
それにしても心肺機能も含めてダウンしている感は否めない。
そこで一徹はふと思い出した。そう、伝説の厳冬期歩荷トレを。
飛雄馬を鍛えるために20kg近いザックを背負わし鍛えた日を。
しかし結果として一徹が40kg近いザックを歩荷した日のことを(爆
一徹は遠い目で思案した。この冬もう一度、飛雄馬を鍛え直さねばと・・・
常に「出来る子」を目指さねばと飛雄馬基礎体力向上委員会会長一徹は思った。
尾根から緩やかな下りを少し進むとようやく一般登山道の六合目に出た。
カタクリ峠と呼ばれている場所だろう。
気が付けば空は鈍色へと変化しつつある。
白瀬峠からもコグルミ谷からの登山道もノートレース。
ここから上も全くのノートレース。
しかもこの時点で午後12時を軽く回っていた。
一徹の脳裏に「敗退」の文字がよぎる。
タイムアップは近い。
下半身病み上がりの亀足ラッセルと鈍足kumiちょではこの日の頂は遠い。
行動食は食べているが腹も減って来ている。
折り合いをどこで着けるか思案しながら膝までラッセルが続く。
スタートが遅けりゃスピードも遅い。
この日の僕達に頂を踏む資格は無いのだろう。
更に天候が悪化すれば霧も怖い。
7合目の手前、標高1050m付近で撤退を決めた。
午後1時に近かった。頂までの標高差200mが遠かった。
風の抜けない窪地を探してランチにしよう。
そうと決まれば気も楽だ。kumiちょにもラッセルの練習をしてもらう(笑
下記ポーズ
オレたちひょうきん族の、ひょうきん懺悔室のブッチー武者ではないのでご用心(笑
30年近く前の番組だったような・・・
風は強くない。自分達で作ったトレースも消えないだろう。
静かな窪地でゆったりと暖を取り雪中ランチタイムにした。
また来よう。何度でも来よう。こんな撤退や敗退は昔から慣れっこだ。
もっと早くスタートしてもっと速く歩けばいいだけのことだ。
なんだったら、右の頬を打たれたら左の頬を差し出す準備だってある。
あれだけ頑張ってラッセルした斜面も下りのスノーシューではあっという間(笑
下山路は僕達が取り付いた鉄梯子より東側にトレースが発見できたので追って見た。
国道に飛び出した場所には段差減速帯設置区間の標識。
正面のガードレールナンバーは「66.5」だった。
次回はここから取り付いてもいいかもしれない。
さあ家に帰ろう。
工事車両の轍に足を取られながら下山しよう。
凍結路面にすっ転びながら下山しよう。
チャンスはある。何度でもある。また来よう。
少しだけ難しい冬期ルートを楽しみに来よう。
katsuさん
返信削除ごめんなさい、ちゃんと読んだのですが、はい
画像もきちんと拝見したのですが、ええ
もう、ね、冒頭の
>ナニがナニしてナニやからナニしてもうた
このセンテンスしか頭に残ってなくて、はい
そんなワケで今年もよろしくお願いしますね
かっちゃん、kumiちゃん、あけおめでございま☆
返信削除年末はナニがナニでナニやからジョインできず残念でした。
鬼が笑おうがかましまへんので、今年の年末はまたジョインしまっしょ!
それにしても最後の写真、ソソりますな〜。
それにしてもゲートからの車道登り、ムムッですな〜。
ということで本年も4649デス☆
※連日のように忘年会が続いたある深夜、
もう少しで家に着くと安堵しgusを放出した刹那、
久しぶり(10数ヶ月ぶり)にやっちまったぜぇ〜☆
夜道をアイゼン歩行よろしくひとりドナドナ。
年の瀬の夜中にパンツを洗う43歳ってどうよorz
スロトレさん
返信削除何処まで脚色するかしないか、悩みました(笑
まあ、ウソは書かないので、笑てもらえて、おおきにです♪
こちらこそ、そんなワケで今年もよろしくお願いしますねぇ
daiちゃん& kkちゃん
返信削除あけおめことよろでんな☆
いやほんま年末はナニがナニでナニやからジョインでけんでスマソ(汗
笑われんのは慣れてまっさかいまたいつでもジョインしまっせ♪
雪の国道登りはアレやけど頂上台地はたまりまへん!らしい・・・
ということで本年も夜露死苦DEATH★
※ここだけの話しやけど、台湾のホテルでまさか自分のパンツを
深夜に洗うとは想像もでけしまへんでした・・・
広ーーいバスルームで独り。たぶん背中で泣いていたかとorz
ほんまにここだけの話しやから・・・誰にも内緒やで!
かっちゃん&kumiちゃん
返信削除明けましておめでとう!
年末の八っでは久し振りに一献出来るのかんぁ~って思ってたんだけど!なるほど・・・・・・・・・・・・・・・
そういう事だったのね・・・・・・・・・・・・・・(*_*)
まあ、我々もマイペースで行ける時に行ける場所で少しづつ2号の強化も兼ねて楽しんどります(^_^)/~
本年末は一献やりましょうぞ!
かっちゃん&kumiちょ、明けましておめでとうございます!
返信削除年末の八ヶ岳は店長と料理長不在で、寂しかったにゃりよ〜。
店長代理のdaiと料理長代理のkkでは、力不足…。
居酒屋えれぇこったの暖簾をくぐり、ドンチャンさせてもらいました。
雪があるうちに、居酒屋「山と宴」の開店のお知らせ、お待ちしております☆
bp-hiroちゃん
返信削除開けましておめでとさん。
いやはやなんとも久しぶりのドンチャンに参加できず残念無念☆
年末どころか正月も目一杯・・・死んでたよマジで(笑
えれぇこった2号ちゃんの山スキルもかなりアップしてるみたいね♪
今後の登山ライフが益々充実しそうやねぇ!
またチャンスがあればドンチャンしようぞ☆
裏番@kkちゃん
返信削除あけおめことよろでございまっする!
いやほんまに年末は悲しいくらい残念やったわ〜
自分の気力体力集中力にも残念やけど(笑
居酒屋えれぇこったの料理品数が無尽蔵のようでビビるよね(笑
daiちゃん&kkちゃんのことやから目一杯ドンチャンしたことでしょ〜
いやほんまに雪のあるうちに居酒屋「山と宴」を開店させたいよ!
そちらの馬車馬ライフが少し落ちついたらドンチャンしよね☆