20131221 sat〜23 mon 「小龍包蝦釣故宮博物院士林夜市九份」
ひょんなことから台湾トリップすることとなった三連休。
普段お世話になっているMさんファミリーと合同での家族旅行。
僕は二十数年ぶりの台北、kumiちょは初の台湾上陸。
フライトは大手ドメスティックラインより超格安なLCC(ピーチ)に初搭乗。
出国は夜明けの関空をテイクオフ、帰国は深夜の滑走路にランディング。
三日間たっぷり国外を味わえるフルタイムスケジュール。
台湾最高峰の玉山(旧称/新高山)3952mも気にならなくはなかったが・・・
ま、家族旅行だしkumiちょ希望の故宮博物院で白菜や豚角煮を鑑賞しようか。
本場の小龍包と海老釣りと士林の夜市に九份で湯婆婆にでも会えるかな。
ピーチは関空のメインターミナルからはフライトできない・・・
さらに沖合にある疎外感たっぷりの離れ的外観は離島空港感たっぷり・・・
師走の寒風吹きすさぶ夜明けの滑走路・・・タラップまでが長く感じるなぁ
ピーチの機体エアバスA320の座席前後間隔は狭いと聞いてはいたが・・・
噂通り、メンズはまず足は組めない。フツーに座ってこの間隔(汗
よって殆どの紳士淑女的乗客達は離陸後もシートをリクライニングしない。
さて「とっぴんぱらりの風太郎」ようやく読書開始♪
ピーチのセルフチェックインチケットの下部には「OOKINI!!」
さすが関西の航空会社だねぇ
CAのアナウンスも堂々と標準語と関西弁のミックスだった♪
もちろんラストアナウンスは「まいど、おおきに〜」(笑
台湾は確か沖縄より南に位置するはずなのだが到着した桃園国際空港の気温は12°
この時期、雨の多い台湾は気温も上がらないのでダウンジャケット等は必須。
空港にはクライアントでもある王さんがVWミニバンでピックアップ♪
ここからはクライアント王さんが現地ガイドとして案内してくれる。谢谢♪
王さんお勧めは台北で一二を争う小籠包の美味い店「京鼎小館」
本場の烏龍小籠包、蝦仁燒賣、元盅雞湯はどれも激ウマ♪
五臓六腑が幸せになったら、お次はエビ釣り。
台湾ではスタンダードな釣りカテゴリーになっているそうな。
インドア釣り堀にはご覧のようなプールが三面ある。水深は1mほど。
六尺前後の振り出し竿で釣る。エサは干した豚肉やオキアミ等。
タナは底ギリギリくらいを狙う。
Mさんパパは釣り名人だが嫁と娘二人の世話でてんやわんや(笑
暖房設備等一切無いインドア釣り堀。ダウン着込んで浮きを凝視する。
ハエ浮きがゆらりと沈む。ゆっくりと5cm、10cmと沈んでゆく。
頃合いを見計らって右手首を「ピシッ!」とひねり、アワセを入れる。
水温低下に伴い食い渋るなか、ぽろぽろと美味そうなサイズのテナガエビが釣れる。
しっかりアワセれば針はエビの口にかかっている。
赤いバケツにブルーのハサミがエキゾチック。
約二時間の実釣後は釣り堀に設置されているガスバーナーでBBQタイム♪
釣り人各自がテナガエビを網に入れて塩ふってこんがりEBI-BBQ♪
手軽に釣って手軽に食べる台北のテナガエビフィッシング。
日本でも需要はあると思うのだが・・・
王さんリザーブのホテルはコンフォータブルで超快適♪
ホテルにチェックイン後は士林夜市へ足を向け夜の台北の雑踏を感じる。
小雨が降ったり止んだりの寒い夜だが観光客の熱気は凄い。
台湾、中国、韓国、日本・・・多国籍の母国語が激しく飛び交う夜市。
台湾の様々な食文化が屋台に並ぶ。観光客からローカルまでが腹を満たす。
見ているだけで満腹になりそうだった(笑
台北ではどこへ行っても台灣啤酒。
比較的ライトでスッキリしていて喉越し爽やか♪
定番のカニの唐揚げや鍋で煮込んだ臭豆腐。
「臭豆腐」ご多分にもれず臭い・・・酷く臭い・・・でも美味い(笑
翌日は自由行動。kumiちょと二人故宮博物院へ向かう。
御堂筋のような広い通りを歩くが街路樹は熱帯林そのもの(笑
台北の地下鉄に乗るためトークンを購入する。初乗りは20元(約70円)
故宮博物院の最寄り駅まで2回トランジットし約10駅ほどで30元(約105円)
道を訪ねるのも会話するのも外国語力はkumiちょが僕より長けている。
さすが欧州や南米を何週間もソロトリップしていたバックパッカーだ(笑
士林駅から故宮博物院まで徒歩で行けるとホテルフロントで教えてもらったのだが、
しっかり30分以上かかってしまったし国道に観光客など誰も歩いてはいなかった(汗
フツーは駅からバスかタクシーをチョイスするようだ(笑
院内は予想以上の大混雑。
大陸からの膨大な人数の観光客が一階から三階までの階段を埋め尽くし大渋滞。
一日かけて鑑賞する予定だったが人酔いしそうになってきた。
前回来た二十数年前には考えられない混雑ぶりに辟易してきた。
一階二階だけでも怒号飛び交う大陸の言語に耳鳴りがしそうになってくる。
残念だがメインディッシュの筈だった三階の白菜と豚角煮は諦めて尻尾を巻いた。
最終日は朝から冷たい雨。
王さんドライブで湯婆婆に会いに行こう♪
台北市内から車で小一時間で「九份」に到着。
宮崎駿作品「千と千尋の神隠し」の舞台イメージとして有名な場所。
湯婆婆はいないがここも大陸からの観光客でごったがえしていた。
台北は平日の月曜だというのに・・・雨の月曜だというのに・・・
僕達は台湾的おしるこで、ほっこり暖まる。
雨に煙る九份の丘陵地。
その向こうに薄らと海が見えた。
次回、チャンスがあれば夕闇迫る静かな九份に佇んでみたいなぁ
黄昏はアリでも静かなはナイかなぁ・・・
秘密の炭坑跡的通路をぬけてランチのお店に入る。
本場の烏龍茶の作法をしっかり見学しながらいただく。
こんなの見ればセットが欲しくなるんだけど自分ではやらないよねぇ(笑
最後は薬膳的鶏の鍋をいただき台北トリップのフィニッシュ♪
慌ただしくも美味しい三日間でした。
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