Individual adventure

20141221 sun　「kumiちょ、初めての雪山単独登頂」

今回のブログはkumiちょプレゼンツでお届けします。

わたくし、基本的に面倒くさがりでシングルタスクの人間なんです。

山に登りながら、写真撮って、構図考えて、ポーズの指定までして、

ブロガーさんって大変ねっていつも思ってます。

トレーニングや特訓、しんどいのも苦手です。

なので、

もう雪山シーズンになっちまったなー

また一徹のスイッチが入るんだろなー

雪上訓練だーって言いだすんだろなー

って思っておりました。ら、

え？　済州島出張？　特訓なし？
んー、それはそれで心配になり、
ついに面倒くさがりの特訓嫌いが、一人で伊吹山に行くことになりました。

登山口から5分ほど歩いたところで、
ふと、あれ？こんな道だっけ？
伊吹ってもっとどどーーんってしてなかったっけ？
いや、間違う余地はなかったけど・・・？
初めての一人登山はちょっとしたことで不安になります。

1合目まで来て、覚えのあるどどーんとした景色に一安心。
よーし、どんどん行くぞ！と

でも、あれね。一人で登ってると、不審者っぽい目で見られるのに驚きです。
「こんにちはー」って言うと、頭から足までじろっと見られるのね。

3合目まで行くと、風がきつくなってきました。
休憩所でチョコレート食べて、お湯を飲んで少し様子を見ます。

5合目でアイゼンをつけ、ひたすら直登ルートを登ります。
三年前に来た時は、kkちゃんとdaiちゃんにこのへんで色々アドバイスして
もらいました。足に力が入らなくって、登れなくって、泣き言を言いながら
登ったことが思い出されます。

今日は文句も言わず、黙々と登ります。

疲れて少々休憩。霧氷がきれいでした。
ボーっと見とれていると、後から来たお兄さんに、ストック落ちそうですよ！
と注意されます。。。残念。。。 

ついに山頂に到着！
風ボーボーにビビりながら、証拠写真をおさめないと。
同じくらいに登頂したお二人連れ様に、こちらを撮っていただきました。

なんと、撮ってくださったのは、山登なでしこさん！！！
ありがとうございました！年末楽しみにしてまーす！
この時はそうとは気づかず、このままお別れ。

こちらは証拠写真をおさめたら、尻尾を巻いて退散です。（ニャイン！）

下山はザクザクの雪に足をとられつつも楽しい！！

青空が見えた！　きれかったなー。

途中からは武器投入！アイゼン外して、ストックしまって、ヒップソリで
ザザーーーーーーーーーーっと下りていきました。

３合目の休憩所で、横着なお茶をして、パンを食べて、バスの時間まで少し
あるのでまたーりします。

この後は、雪のぬかるみをぐちゃぐちゃさせながら下山。
登山口の神社前のブラシをお借りして靴を洗って帰りました。

さて、次はどこに行こうかな

■老犬のあとがき■

あれは三年前　止めるあなた駅に残し
動きはじめた汽車に　ひとり飛び乗った〜♫

って　ちあきなおみ　ではなく（笑

あれは三年前　kumiちょ初めてのアイゼントレーニングが伊吹山だった
年末恒例の赤岳入山に連れていくにはアイゼントレが必須だった
初めてのアイゼンに上手く歩けずゲーターに引っ掛けて何度も転んでいた
アイゼンの重さに苦痛を感じ半べそかきながら登頂したkumiちょ

あれから三年・・・人は努力すれば成長するものなのだ・・・
飛雄馬の成長に卓袱台を片付けた一徹は頬を緩めるのであった

只今劣化絶賛進行中＠老犬壱号