2013/05/01

Léonie's boy


20130427 sat 「骨付鶏とイサムノグチと讃岐うどん

一般・平均・標準的な人種が迎えるゴールデンウィークの初日。
山より宴号は明石大橋を渡り鳴門の渦潮を横目に阿波国を西へ向かった。
GW前半の四国縦走は一泊二日の予定。なので初日はグルメと美術に決定。

以前からkumiちょが希望していた「イサムノグチ庭園美術館」へ足を運んだ。
この庭園美術館は100%予約制。しかも火曜、木曜、土曜のみしか開館していない。
よって月・水・金・日は休館日になる。ビックリの入館料は一般¥2100。Oh my gosh!

しかも見学時間まで指定されており10時13時15時の日に3回のみ。
ガイドの説明を聞きながら10名〜20名の入館者が館内をぞろぞろ歩くスタイル。
20世紀を代表する彫刻家イサムノグチの感性に触れ、その鼓動を少しでも感じてみたい。




僕たちのイサムノグチ庭園美術館予約時間は15時だった。なので昼頃に牟礼に着いた。
香川と言えば当然、讃岐うどんだが骨付鶏もかなり有名。老舗の一鶴・屋島店に入った。
僕は濃厚で噛み応えのある「おやどり」kumiちょは柔らかくジューシーな「ひなどり」
鶏の旨味が凝縮した炊き込みご飯も絶品。昼からガッツリ系で大満足♪♪♪


小豆島の南、温暖な瀬戸内の風景の中にある第85番札所は八栗寺。
八栗寺のある五剣山は五つの峰から構成されるが角度によっては奇異な頂にも見える。
特に東側から見た頂は緑の槍ヶ岳の様にさえ見える。11号線を走りながら驚いた(笑
山麓では日本三大花崗岩として有名な高級石材の「庵治石」が採石されている。


「イサムノグチ」父親は日本の詩人。母親は米国の作家。
極論だが「イサム・ギルモア」でも良かったのではないかと思う所もある。
君は松井久子監督の映画「レオニー」を観てどのように感じた?
誰にだって取捨選択はある。命懸けでもね。ただ獅童はイマイチだったが(笑


イサムノグチ庭園美術館には150点ほどの彫刻作品が展示されている。
アートを志す若者は多くのインスパイアを受け、リスペクトできることだろう。
個人的には庭園彫刻を俯瞰で見下ろせる展望台のような建物があればいいなと感じた。


黒色花崗岩(庵治石)でできた高さ3.6mの「エナジー・ヴォイド」や
「真夜中の太陽」等を筆頭に作品群の楽しみは尽きない。
丸亀の豪商屋敷を移築したイサム家の居間も素晴らしかったなぁ。


イサムノグチ庭園美術館を出たら16時は過ぎている。急いで高松自動車道に乗る。
目指すは坂出の西の善通寺界隈。店の名は「長田in香の香」数年ぶりの再訪になる。
讃岐のうどん屋や製麺所は昼過ぎに店仕舞するところも少なくない。


登山口に向かう道中で17時頃まで開けている名店となると選択肢は極端に少ない。
過去の讃岐うどん巡礼の記憶を辿りながらのチョイスが「長田in香の香」
釜揚げうどんの弾力も絶品だが、いりこの香りが強く出汁が驚くほど濃く美味い。
熱でもひやでも濃厚さは変わらない。もちろん出汁までしっかり飲干し完食♪♪♪


その後は、ひなびた感が素敵な木綿麻温泉で汗を流し登山口の駐車場で車中泊。
4/29(月)に今年の山開きが行われる山に4/28から入山し西へ縦走予定。
約一年振りの四国の山。今回も「登り甲斐のある、いい山でした」

2 件のコメント:

  1. あ~なんかいろいろ満喫されててエエGWやなあ。
    山もしっかり登ってきてはるし。
    骨付き鳥うまそー^^

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  2. dahan

    今年もバッタリは無理やったね(笑
    僕もGWの後半戦は北アを楽しんできますね♪
    骨付鶏・・・マジで美味いよ〜☆

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