Thru-Hiking & Open-air bath / Day One

20160924 sat - 25 sun　日本最高処の野天風呂を楽しむ縦走・入山日

ちわっす！　体脂肪率11.5%の僕です♫　某フィットネスジム入会を拒否られた僕です♫
温泉は大好きなんだけどカラスの行水な僕です♫　最近の公共スパでは気を使う僕です♫
で、今回は久しぶりに秘湯シリーズ復活ってことで八ヶ岳の本沢温泉へテン泊縦走。

過去にも縦走しながら北アルプスなどの秘湯と呼ばれる温泉はアレコレ楽しんできた。
白馬の鑓温泉とか、北アルプス最深部の高天原温泉とか、下ノ廊下からの阿曽原温泉等。
素敵な山仲間達と秘湯を堪能してきたが、今回はよーへーちゃんとジョインで入湯。

富士宮在住のよーへーちゃんは、僕の山仲間の中でもトップクラスの馬車馬ライフ。
そんなよーへーちゃんも久しぶりに週末の連休をゲットしてジョインしてくれた♫
僕とkumiちょは名物オカンのいる渋の湯から入山して本沢温泉まで縦走予定。

1年8ヶ月ぶりの渋の湯だが駐車場の閑散とした朝にはちょいと興醒め・・・
紅葉にはまだ早いといはいえ、ちと寂しすぎる集客能力じゃない？・・・

午前8時15分。朝靄の渋の湯から入山。
入山届はしっかりガッツリ書いて入山しようね♫

昨夜は豪雨だったが今日からの天候は快方に向かいそうな予感。
今回は久しぶりに米と肉と野菜を歩荷したデカザックは約20kgほどになった（汗
コンフォータブルを楽しむのだから仕方ない（笑

よーへーちゃんとの事前打ち合わせで、彼は白州とソーダ類を歩荷するという。
サントリーの高級ウィスキーに失礼のないような食材を歩荷せなばと考える（笑

陽が差してきた♫
もっと気温が低くなっているかと想像していたが以外と寒くない。
やや湿度の高い樹林帯のハイクアップが延々と続く。

登山道が沢みたいになり水が流れているパートが何箇所もあった。
最近の降水量の多さから、この山域もかなりの水を含んでいるのだろう。

二度の分岐を超えてまったりとハイクアップするも、
標準CTの二時間半ほどでなんとか黒百合ヒュッテに到着する。

まだ11時前だが早めのランチにすることにした。
今回の縦走の目的の一つでもあるのが黒百合ヒュッテのビーフシチュー♫

ロカちゃんが美味いよ！って勧めてくれたビーフシチューを味わってみたかった。

まだ東天狗への登りがあるのだが依存症は我慢できずにプシュッ！っとな（笑

ハンモックがある山小屋って素敵だなぁ♫
古い書籍を読みながらハンモックでゆらゆらする時間て贅沢だよねぇ

雰囲気の良い山小屋だ。人気があるのも納得できる。
若いスタッフ達の接客マナーもかなりの好印象だ。

パンとサラダのセットで1300円也。
ここが標高2000mオーバーの山小屋だとは思えない美味さだよ♫
都会の上質な洋食屋にも引けを取らない味わいだ。

魅惑的なデミグラスソースもサワークリームも完成度が高い♫
肉も野菜もゴロゴロと具沢山で濃厚なビーフシチューだ。
満足度かなり高し！

ゆったりとランチタイムを満喫して11時40分に出発する。

黒百合ヒュッテから5分ほどの中山峠の分岐から稜線に乗り東天狗を目指す。

しかし森林限界を超えるまでの樹林帯は酷かった・・・
昨日までの雨で其処彼処に水浸し状態の登山道が続く。

ベチャベチャ・・・グチョグチョ・・・

森林限界を超えて岩稜帯に飛び出して、ようやくホッとする♫

紅葉シーズンにはまだほど遠いが盛夏の緑からは変化してきている。
所々で黄葉も始まり少しずつ秋は深まってゆくのだろう。

東天狗の向こうに硫黄岳の爆裂火口がチラリと遠望できた。
明日は快晴の赤岳や阿弥陀岳が硫黄から拝めるのだろうか・・・

すりばち池からの分岐に合流すれば東天狗も近い。
2640mの稜線の風は強くも寒くもなく僕たちを優しく迎えてくれた。

13時過ぎに到着した東天狗はガスガスでパノラマの展望は無し（残念
風もないのでしばしまた〜りと山頂で過ごす午後♫

13時半を回り本沢温泉へ向けて下りにかかる。
根石岳や箕冠山から夏沢峠経由も考えたが長くなるので却下！

最短ルートの白砂新道をチョイスして本沢温泉へ向かう。
黒百合ヒュッテの小屋番さん情報では最近、白砂新道で道迷い遭難があったらしい。
「気をつけて！」って言われたので多少の不安があったのも事実。

白砂新道では誰にも会わなかったが登山道はハッキリしていて迷いそうな箇所も無い。
積雪期やガスでホワイトアウトしてたら話は別だがこの日は無問題だった。

粘菌やらキノコ類を愛でながら標高を下げる。
高山植物以上にキノコ類の知識に乏しい・・・

食えるのか？　食えないのか？
まずは、よーへーちゃんに試食させるか！？って案もあったのだが（笑

そんなこんなで15時前にコンプリート♫
20kgのデカザック背負って約7時間行動は久しぶりに歩いた充実感があった。
ドキがムネムネすることもなく体調に異常も感じられなかった（嬉々

偶然、小屋前にいたよーへーちゃんとソッコーでジョインできた♫
だが、テン泊者の小屋の温泉入浴は15時までだとういう案内にkumiちょは残念（泣
僕とよーへーちゃんは露天風呂に入ることにしてまずはテントを設営する。

上がよーへーちゃん宅で下が今宵の我が家。
幕内ドンチャンを想定して今回はマキシムXの4〜5人用を持参した。

テントを設営すれば乾杯の儀は外せない（キッパリ！
いたる所に沢が流れているので本沢温泉のテン場は湿っぽい感じは否めない。
だがスペースは空いている。ガラガラだと言ってもいいほどテント密度は低い。

乾杯の儀が終われば日本最高所の野天風呂へ向かう。
標高2150mの温泉だ。ようやく入湯の儀を行うことができる♫
ちなみに高天原温泉も鑓温泉も標高は2100m。

僕とよーへーちゃんの前にはオヤジ達が3名入浴していた。
ここの野天風呂は以外と水深があるのに驚いた。
水深はヘソと胸の中間ぐらいはあった。
脱衣場など無い。浴槽の横で全裸になり入浴するスタイルだ。

オヤジ5名でゆったりまったり秘湯を堪能して歓談していたのだが・・・
温泉マニア的な山ガールが2名。ビキニで入浴してきた（滝汗
水着の女性と全裸のオヤジでは明らかにこちらの分が悪い（笑
逆に全裸で入浴されると乳白の湯から上がれないかもしれないリスクもある（爆

5名のオヤジ達は順番にそそくさと風呂を上がって行くのであった（笑
ビキニ山ガールの横でkumiちょも足湯を楽しんでいた♫

風呂上がりに不思議な菌類？を発見。
木の株にびっしりと寄生している種類はなんだろうか？？？

近寄れば赤い花か実ようなモノも確認できた。
美しも見えるが気持ち悪さ感も漂う奇妙なブツだった。

標高2000mでは紅葉が始まりつつある。

本沢温泉の小屋に泊まれば内湯も入れるらしい。

石楠花の湯は今季はすでに終了だそうな・・・

テン場の密度の高いスペースでもこのレベル。
週末のテン場でこれほどゆったりできるのもありがたい♫

今宵のディナーは本格的なインドの味のチキンカリー♫

米も久しぶりに2合も炊いてインドカリーを味わう♫

よーへーちゃん持参のパテは絶品だった♫
先輩が営むフレンチの店で調達してきてくれた（嬉々
バゲットに切れ込みまで入れて持参する芸の細かさは素敵だ〜

大阪人にとって茹でた落花生を食べる文化は無いに等しい。
千葉県などでは普通なのだろうが富士宮でも文化として根付いているらしい。

そして何と言っても「白州」に喜ぶのであった♫
今宵は呑むぜっ！って雰囲気満開で宴は進むのでった（嬉々

グルメなよーへーちゃんのためにもkumiちょ渾身のインドカリーを現場で作る♫
鶏肉もあれこれ下味をつけて持参したのだ。

いい感じのビジュアルになってきたじゃまいか〜♫

kumiちょの絶品インドカリー。もちろんマイウーでした！

夕刻より始まったディナーも夜の帳が下りればテント内へ移動する。
登山の話もするが、彼等や彼女達の噂話に盛り上がったりする（笑

いつしか白州の空き瓶が転がっていた・・・
半ば撃沈的な状態でお開きになったのは言うまでもない・・・

二日酔いは必至だろうが、明日の縦走はあるのか？？？
それとも、よーへーちゃんと徒歩1時間の本沢ゲートへ下山するのか？？？

to be continue・・・あるのか？？？