20160811thu - 14sun 後立山連峰まったり縦走・前半
盆休みは数年ぶりに後立山を縦走しようと早くからkumiちょと計画していた。
当初の計画では八方から入山した爺ヶ岳まで縦走して扇沢へ下山するルートだった。
そんな素敵な三泊四日の縦走計画を大きく変更させたのは夏風邪だった・・・
僕がもらってきてkumiちょにうつしたパターンになってしまった・・・
出発の前々日に二人会議で強引に決定したが二人とも風邪薬持参での入山となった(汗
出発前日の大どんでん返しの中止も考えたほど心は不安で揺らいでいた・・・
体力温存のためにも車移動は控えて新幹線&特急で白馬まで移動のみの初日。
なので初日の11日は公共交通機関で八方池山荘までの移動のみとした。
八方尾根ゴンドラリフトとクワッドリフトでサクッと標高1850mに到着♫
自宅近所の新大阪駅から新幹線とJR特急を乗り継いで昼過ぎに八方池山荘に到着した。
八方池山荘から南を向けば五竜から鹿島槍の稜線が遠望でき、
北を仰げば白馬から唐松へ続く稜線が横たわっている。
グラートクワッドリフトから徒歩1分で八方池山荘にチェックイン!(笑
シャンプーやボディーソープ完備の風呂がある山小屋って素敵♫
下界には白馬の街並みが広がる夕刻。
八方池山荘は70名が宿泊できる。当然この日は満室。
もちろん予約してないと宿泊は不可能だ。
ディナーは豪華なバイキングだったが、もう一度皿を満たすことは不可能だった・・・
最近、僕もkumiちょも食が細くなってきたわぁ(笑
食後は持参のジンビームをちびちびやりながら愛知の夫婦と宴を楽しむ♫
翌朝は早くから出発する者や、
バルコニーに陣取りご来光の撮影準備に余念がない者まで慌ただしい。
宿の朝食は午前5時だがそれ以前からバルコニーは人だかりだ。
僕もXT-1を構えて朝飯前の下手くそショットを数カット(笑
雲海とご来光!スペシャルな時間を堪能できた♫
なんだか久しぶりに民宿のTHE 朝食!的な飯にウキウキしたよ〜♫
午前6時前には八方池山荘をチェックアウトして二日目の出発〜♫
下界では考えられない涼しい朝を味わいながらハイクアップする。
少し登ると八方ケルンが仁王立ちで迎えてくれる。
この辺りから始発ゴンドラリフトで上がってきた日帰りハイカーに追いつかれる(汗
予想では僕が病み上がりで、kumiちょが病み中なイメージだったが、
いざ蓋を開けてみれば、二人ともほぼほぼ病み中な感じだった・・・(滝汗
軽装の日帰りハイカーにバンバン!オーバーテイクされる・・・
想定の範囲内ながらも合点できずに八方尾根をハイクアップする。
八方池からは唐松〜不帰1から3〜天狗の大下り〜鑓ヶ岳〜杓子〜白馬〜小蓮華と
続く後立山の麗しの稜線が一望できる♫
風のない朝。鏡のような八方池。
三脚の列が出来てたね〜♫
そして振り返るとまだまだ雲海♫
素敵だな〜♫
当初の予定では五竜山荘のテン場まで縦走するつもりだった。
だが、思いっきり夏風邪の病み中の夫婦はペースが上がらない・・・
デカザック背負いながら二人で「ゴホ!ゴホ!」咳き込んでたら世話ないわ・・・
すれ違った単独の縦走者と情報交換をする。
昨日の五竜山荘のテン場は昼頃には満タンでキツい傾斜地にまで幕営していたらしい。
それがNGな者は小屋に素泊まりになるらしい。
今の僕たちのペースで昼頃に五竜山荘に到着できるには程遠い・・・
頑張っても夕方になるだろう・・・キツい傾斜地は嫌だ・・・
久しぶりの北アルプスなのだ・・・素泊まり小屋泊は嫌だ・・・
僕たちは病み中という言い訳で、まったり路線にガッツリ変更した(笑
まだまだお昼前なのに、まさかの唐松岳山荘に幕営することにした(爆
そうと決まればソッコーで乾杯の儀を執り行わねばなれぬ♫
唐松岳山荘から西側の斜面を下って行けばテン場が点々と広がる。
テン場はまだまだガラガラだったので離れ的なドフラットな場所を確保できた(嬉々
そしてテン場の正面は、これまた麗しの剱岳の稜線が、What's up ! だぜ〜
テン場の北側に伸びる唐松岳へのたおやかな稜線も素敵だよ♫
なんだかんだで夏風邪のくせに腹が減ってきたのよ・・・
唐松岳山荘でランチにすることにした。
ここの山荘はちょっぴり敷居が高いけど社員教育は行き届いているわ〜
ホスピタリティーの面ではかなり高得点だと思うのよ♫
そして昨夜の八方池山荘で出会った愛知の夫婦とランチ宴に突入しまして・・・
ビール&ちゃんぽんを昼間っから楽しむ4名でした(笑
ランチ後に愛知の夫婦と別れて、テン場に戻りシェスタを楽しむ時間♫
真夏の日差しは厳しいけれど標高2500mの風は冷たくて爽やかなんだ♫
テン場の周りで高山植物を撮影するも・・・君の名は・・・ゴメンよ・・・
君の名は・・・
君の名は・・・
君の名は・・・
で、雲が湧きあがる午後♫
まったりシェスタの後は、ゆったりハイキング♫
空身で唐松岳へサミットプッシュ♫
唐松岳のピークからは五竜のテン場が目視できた。
雲は東側から沸き上がり、西側からの風に押し返されている。
ゴホ!ゴホ!ゲホ!ゲホ!と、
咳き込みながらも空元気を装うグダグダ夫婦(笑
2696mからのパノラマを満喫する午後♫
不帰〜天狗の大下りへと稜線。
ここのアップダウンの連続はシンドイよね〜・・・
で、スタコラサッサと唐松岳山荘まで帰還しビールを大人買いしてテントへ戻る(嬉々
唐松岳山荘のテン場は急傾斜に点々と幕営地がある。
実際に見て回ったが我が家ほどフラットな幕営地は少なかった。
午後になれば50〜60のテントが確認できた。
場所によってはガイラインが重なり合うように幕営するのは当たり前。
酷いのは斜度が、かなりあって寝返りでテントひっくり返るんちゃう!
って場所にまで幕営している根性ハイカーもいたね〜(笑
今回テン泊で僕たち夫婦の二泊三日の朝飯2食と晩飯2食の全て。
病み中夫婦は、めちゃくちゃ軽量化した食材関係。
昼食はソイジョイなどの行動食と有人小屋でのラーメン等を予定した。
夕刻には何年ぶりか忘れるくらいのブロッケン現象に出会えた♫
多くの人々が集まり皆んなが思い思いに雲へ手を振っている。
僕とkumiちょも並んで手を振ってシャッターを切ってみる。
なんとなく二人が手を振っているように見えるのだが・・・♫
そして、フラットで静かな離れ的テン場に戻れば、
プシュッ!の儀は何度も何度も執り行われるのであった♫
当初の予定では初日に八方から五竜山荘テン場まで縦走。
二日目は鹿島槍ヶ岳を超えて冷池山荘テン場まで縦走。
三日目に爺ヶ岳から扇沢まで下山する予定だった。
だがキレット小屋にはテン場が無い。小屋泊はNGの思考なので、
予定を大きく変更しなければいけなかった。
なので夏風邪で入山した病み中夫婦は鹿島槍ヶ岳も諦めて、
予定ルートの半分で下山することにした。
五竜岳は踏んでから遠見尾根から下山(エスケープ)することに変更した。
予定変更は想定の範囲内♫
久しぶりに北アルプスに入山できたことが嬉しいよ♫
夏休み、後立山縦走の後半パートは近々アップ予定のつもり???
>^_^<
返信削除大きく当初の予定は変更になってるけど..........
それはそれで結果的には楽しい山行になりテン場もナイスポジション確保出来てるからOK!Goo!
でもさぁ~
かっちゃんが食が細くなってくるのは解らないでもないけど..........
くみちょはまだまだ早いっしょ(~_~;)
夏風邪大変だったみたいですね!!
返信削除よく考えると我が家で風邪っていつひいた??って考えると記憶が無い。
馬鹿は風邪引かんとか言うけど、我が家はそのパターンそのまま(;^_^A
予定変更しても、まったり無理の無い山行きが良いですね。
最高のロケーションでテント泊出来るのが最高の至福の時ですね^_−☆
ぬわんとなっ!
返信削除これまたニアミニぅー?それも北アルプスでぇー?
いやいや、今回ばかりはマジですれ違ってるかもですよ!
居たかなぁ、夏風邪で咳コンコンなペアなんて(^^;)
で?その後の行程がめっちゃ気になります
五竜で一泊でしょ?もう一泊はどこでしょ・・・
気長に続編お待ちしてまつ^^
え~な・・・ それしか言葉が出ないわ。
返信削除山行は大峰で満足できてるけどやっぱ風景は別モンやね~
夏・冬の年2回くらいはこんな風景を見に遠征してもバチ当たらんと
思うんやけどなかなかやね(涙)
kumiちゃんは大変やったんやね(>_<)
テン場めっさよろしい場所ですやん。
こんなテン場憧れるわ~
totoちゃん
返信削除病み中に縦走したらほんましんどかったわ〜(笑
入山前からあれこれと臨機応変にやろうと相談してたからね♫
でもお陰で二日連続でナイスポジションなテン場をゲットできたよ〜
kumiちょはコチビなので元々、量は食べられない人やねん・・・
kakaちゃん
返信削除夏風邪は引いたことないの〜!?
それはやっぱりそのパターンやろね!
って、ウソウソ!それだけ体が丈夫なのですよ(笑
予定変更は仕方ないとして久しぶりの北アルプスを楽しめたのが全て!
やっぱ3000m近い夏の稜線漫歩は格別やわ〜♫
好人ちゃん
返信削除そやねん!
近畿や四国の山域は大好きやけど、
やっぱ北アルプスの風景は別格やもんね〜♫
今回は体調悪いのに入山して多少は苦労したけど面白かったわ!
また機会作ってアルプスに入山しようよ!
テン場はフラットか傾斜地で快適度は雲泥のさやからね〜
見晴らしの良さは完璧やと思うで〜♫
スロトレさん
返信削除マジっすか!!!
なんと!なんと!またニアミスやんか〜
僕たちの赤い糸はどこで繋がるのでしょう・・・(笑
もう一泊は気長に後編をお待ちくださいませ〜♫