2018/06/27

Heirloom


20180624 sun 「画廊で売約済みのシールを貼る愉悦」

去年に引き続き今年も若き天才作家に会うべく奈良に車を走らせた。
猿沢池で有名な近鉄奈良駅の南側一帯の奈良町を、
にゃらまち猫祭りと称して今年もイベントが行われている。

梅雨の晴間にまったりと古都の文化に触れるひと時が楽しい。
雑貨や飲食からギャラリーまで多種多様な店舗が猫を演出している。
猫好き達があれこれ猫グッズを物色しながら古都の町を散策する。

去年初めて彼の作品を見て衝撃を受けた。猫作家・加悦 雅乃である。
大きな作品には100万円・200万円のプライスが付いている。
洗練というよりはプリミティブな感性がアーティストとしての未来を感じる。





17歳の時、世界でもトップクラスの国際公募展である
パリのサロンドートンヌ展に出展し最年少で入選している。


神社仏閣の彩色を職業とする父、絵画教室を営む母の元、
1999年、京都で生まれ2歳から筆を持ちいつも絵を描いていた。


クリムトへのオマージュかのような色使いとデフォルメは素晴らしい。


父親の影響なのか金色の使い方が日本的で嫌味なく落ち着きを感じる。


小物も製作しているが、どれも感性あふれる素晴らしい猫作品ばかりだ。


今年も個展開催中のパフォーマンスとして画廊で作品を製作をしている。


画廊で製作中の作品のみ入札方式で販売される。


去年の最高額落札者は僕だったのだが実は辞退していたのです(汗


まわりの100万円〜200万円のプライスタグに踊らされ舞い上がっていたようだ。


分不相応なとんでもない数字を書き込んで入札していた・・・


申し訳ない気持ちも有り、今年こそはの気分で来たのであった。


但し入札には参加せず欲しい作品を見つけて購入しようと考えていた。


kumiちょとあれこれ相談しながら作品とプライスタグと睨めっこ(笑


下記が画廊で製作中の入札対象猫作品。


作者本人やマネージャー(母親)とも相談しながら煩悩炸裂♫


流石に100万円クラスの作品には手が出る筈も無く・・・


少し小ぶりな作品の中からロックオンしてゆくのであった♫



画廊の入口に鎮座する「まねき猫だるま」もシュールだわ〜(笑




その後は古都を散策し・・・


日本語よりも外国語が溢れる奈良公園で・・・


まったくもってやる気の無い鹿達と触れ合って帰路についた・・・


で、購入したのが下記の作品「月の猫」。
夏のボーナスがぶっ飛ぶ我家の家宝となりました。


モダンな額を買いに行かねば〜♫

2 件のコメント:

  1. かっちゃんさん今晩は!

    加悦雅乃,調べてみたらまだ十代。
    すっごいですね~,たまげました!
    「月の猫」,何十年後か後になったらとんでもない価値になってたりして・・・(^^;

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  2. mont-dendenさん

    今晩は〜♫

    そして加悦雅乃は中卒なのですよ!
    絵画の道に没頭したかったようです。
    幼少期より画の英才教育を両親から受けて
    真っすぐに育った素敵な好青年です。
    これからも彼の事は応援したいと考えてます♫

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