Oh my Gosh !

20160327 sun　「場違いとは、こういう事を言うのだ」

大阪府山岳連盟の登山技術研修会に参加してみた。
メインテーマは「懸垂下降時のレスキュー」
懸垂下降中のパートナーが落石により意識を失った。

パーティーは二人だけ。ロープはパートナーの懸垂中のロープだけ。
さあ！どうやってレスキューするのだ！
パートナーとはリード側もセカンド（ビレイ側）もあり得る。

王子公園内にある神戸登山研修所の岩場（人工壁）で行われた。
好人ちゃんをお誘いして意気揚々と参加するも見事に撃沈・・・
例えればプロ野球の春季キャンプに草野球のオヤジが参加したような場違い・・・

受講者は大阪府のアルパイン系山岳会に属するクライマーばかり・・・
縦走やハイキングも楽しむのだろうがメインはアルパインクライミングなのだ。
マルチピッチの登攀をメインに楽しむアルピニストばかりだった（汗

ロープワークは大概の種類を理解し、ナッツやカムは当たり前のように
使いこなすそれなりの経験者ばかりだった・・・
プロ野球と草野球・・・それくらいスキルの差があるのを痛感した（笑

僕の山仲間で例えればbp-totoちゃん、daiちゃん、piso、 ロカちゃん、
このあたりのメンバーが受講するような講習会なのだろう・・・（滝汗
いわゆる山岳会の猛者ばかりが集まる岩に来ちゃった感アリアリだったわ（泣

受講者15名は5名ずつの三班に分けられレスキュー講習会が始まった。
大阪府の遭対協の先生方が指導しながら皆さんテキパキ動く。
まずはヨーキュー（要救助者）と呼ばれる、レスキューされる側がぶら下がる。

それを同じロープを使いレスキューに行くのだが、僕と好人ちゃんはチンプンカンプン。
あれこれノットを作れないどころか、ノットの名前さえ出てこない始末・・・

講習会のリーダーで大阪府山岳連盟・技術委員会の岩田氏に動揺している事を伝える。
岩田氏はすぐさま笑顔で了解し、僕と好人ちゃんともう一人の草野球オヤジに
優しく二軍行き（第4班結成）を命じた（笑

三名の草野球オヤジは二軍（四班）でセルフレスキューなどの基礎を教わった。
監督は勿論、大阪府山岳連盟・技術委員会の岩田氏である。

好人ちゃんは初体験のセルフレスキューでテンパった表情が良かったよ〜（笑
今後は好人ちゃんも、も少し道具を揃えて自主練習に岩へ時々行きましょう！

ランチタイムも30分だけというチョー真面目な講習会だった。
あまりにジェントルな岩田氏の山岳会に入ろうかと思い、
帰宅後ネットで岩田氏の山岳会入会情報を調べたよ！
で、もち、入会案内はあった。
よし！　人生初の山岳会に入会すっぺ！　と、一瞬思った
が、入会制限があった・・・

「入会前の登山経験の 有無や、体力、技術の優劣などは問いません。
18才以上40才以下の人であればどなたでも入会ください。」

老犬は不要らしい・・・（笑