Mellow Summer

20150823sun　前鬼川遡行

一度は行ってみたいと思う山や沢は五万と有る。
ただプライオリティーの順位や休日の都合など障害は多い。
そして何度も行きたい場所が数多有るのも事実。

この日はようやく念願叶って前鬼川へ入渓できた。
そしてまた何度も行きたい場所が増えてしまった至福の休日。
上を見上げればスカイブルー。目線を下ろすとエメラルドグリーン。

大峰南部の前鬼はまだ夏が終わっていなかった。
そう、僕達は大人の夏休みを思う存分堪能した遡行だった。
色んな沢に入渓したがここほどの透明度のある沢を僕は知らない。

大峰山脈東側の道の駅「杉の湯」に集合した。
今回は大所帯の総勢9名で入渓になった。
久しぶりにロカちゃん夫婦に会えるも楽しみだった。
でも夏風邪で来れなかったエノちゃんはほんと残念だったね・・・

その後は車3台で入渓ポイントへ向かった。
好人ちゃん号には、ハッスンとイカジューちゃん。
涼ちゃん号にはスピラちゃんとヒデブーちゃんと僕。
しんがりは岐阜から遠路遥々なロカちゃん＆エッちゃん。

駐車地から5分ほど戻って土手を適当に下りてゆく。
それなりの踏み跡も確認出来た。

仰ぎ見れば遠景に大峰奥駈の稜線が目視できた。
まだまだ猛暑の大峰だが僕達は超涼しい沢登りだ。

降り注ぐ陽射しは真夏のそれだ。
だが暑いの「あ」の字もない素敵な沢登り。

各自ジャブジャブと至福の遡行タイムを楽しみ始める。

いきなりの透明感には面食らってしまうほどだ・・・

スピラちゃんソッコーで河童の川流れ〜♫

イカジューちゃんに抱きつく好人ちゃん♥
怪しいわ〜（笑
イカジューちゃん「ぼ、ぼく、どないしたらええのん？？？」って顔がグッジョブ♫

ただ比良山系や鈴鹿山系と比べると間違いなく水温は低い。
標高の差だろうか？

今日が沢デビューのハッッスンはもう喜色満面の笑顔だ♫
沢道具＆防水カメラを一気に揃えた爆買な高給取りである（笑

いや、もう、ほんと・・・どうよ！この透明度！
たまりません♫

ブロガーさんだらけのヤマレコさんだらけなので、まあ遅々として進まないこと（笑

ちょいと泳げるパートではソッコーで浮かんでいたスピラちゃん♫
水を怖がっていたはずなのに、今や誰よりもチャレンジャーだわ（笑

これよ！これこれ！前鬼川ではこの写真を撮りたかったのよ〜♥
プチ滝壺は見た目ほぼサイダー♫

ロカちゃん防水デジカメを入水させるの画♫
まあ・・・皆こんな姿勢で撮影してましたとさ〜（笑

浮けるパート見つけたらほぼヒャクパー河童の川流れ＠スピラちゃん♫

体育会系ロカちゃんも童心に還って無邪気に楽しんでたよね〜♫

ハイ、ハイ・・・夫婦で流れてますね〜（笑

透明感おもいっきり満載でおおくりしてます♫

で、到着したのが二段10mの滝。
いやほんまに、ハンパない透明度なのよ♥

いわゆる大峰ブルーというか、前鬼ブルーというか、美しすぎるよ♫

ここでロングレスト。
皆さん、おもいっきり撮影タイム（笑

好人ちゃんが浮いて流れて、ハッスンが浮いて流れて・・・（笑

水辺で寛ぐ女子二人。
メット＆ザックが無かったらまるで南国のビーチやね♫

大人の夏休み満喫だわ〜♫

被り物フェチのヒデブーちゃんはスカルマスクで戯れる滝壺（笑

沢デビューのハッスンとパチリッ！
ライジャケも防水デジカメもグローブもおそろでした（笑

左岸を高巻きした二段10mの滝上部でパチリッ！
皆さんまだまだ楽勝ムード満喫中だね♫

さて、ここからは至福のナメ滝天国が始まる♫

天然のウォータースライダー天国が続く♫

順番に滑る♫滑る♫

滑落の危険の無いナメ滝を存分に楽しむ大人達。

なんて緩んだ気持ちで歩いていたら水苔に足を取られてスッテンコロリン！
エッちゃんはお尻を強打してましたとさ〜♫

はい、はい、次から次へとスッテンコロリン症候群（笑
ハッスンもお尻を強打だね〜♫

日本の夏！的なこの風景がたまらなかった♫

全然前に進んでないやろ！的な光景を分かっていただけますか？
もう、それが幸せで♫幸せで♫

プチゴルジュでは先行する十数名のパーティーはロープを出して右岸を攻めていた。
僕達は迷わずドボン！して左岸をサクサク遡行してオーバーテイク♫

見上げた紺碧が眩しかった八月の空。

水流に押し戻されそうになりながらも必死のパッチで泳ぎます。

上から引張って下から押し上げて・・・（笑

ツルンツルンの釜をフリクションに頼って登ります。

無理な時は上から長めのスリングを出してフォローする♫

プチナメを通過して・・・

左岸をまた高巻きしたら・・・

美しいゴルジュが現れた。
来期はここも遡行してみたいな〜♫

この日はリスク回避で滝横を遡行した。

ゴルジュの上部では四方八方から滝が流れて来る不思議な風景に出会えた。

行けども行けどもこの透明度がたまらない！

適度な水量と危険の少ない滝にピクニック気分になってしまう（笑

水中から見た水面のメタリックな美しさが素敵だ♫

ゆったりまったり遡行していたら12時を大きく回っていた。

垢離取場に到着したので皆でランチにする。
ビールを忘れたのが悔やまれて・・・悔やまれて・・・（泣

貞子！ではなく（汗
防水パックに入れた一眼レフで水中撮影しているスピラちゃん♫

ランチが終わればザックをデポして最終地点まで遡行ピクニックだ。

来年、絶対にまた来ようと思う。
次回は必ずkumiちょを連れてきてやろう♫
今年みたいに個展が連チャンでなければね・・・

本日ラストの滝が現れた。
天然のビッグウォータースライダーだ。

体育会系の若い衆を差し置いて老犬は我先にと滝を登り始めた。

直登は出来ないが滝横をスタンスやホールドを確認しながら楽しんだ。

この3枚は好人ちゃん撮影。ありがとね〜♫

登ってみると、そこそこ高度感あるのよね〜（汗

本日の遡行終了地点。
ここからはピストンで沢下りするだけだ。

すぐに涼ちゃん、ロカちゃん、ヒデブーちゃんが登ってきた。

被り物フェチのヒデブーちゃん。今度は「しゃけの切り身」らしい（笑

オヤジ三名はビッグウォータースライダーを前にして、
「どないするん！？」　「行くん？」　「やめとくん？」と
意志の疎通を図ろうとしている（笑

なんて相談してたら、しゃけの切り身＠ヒデブーちゃんは
右手を上げて「行きま〜す！」と、サクッと滑降していった（汗

その後、下から「岩で腰打った〜！」とヒデブーちゃんの大声。
オヤジ三名は即アイコンタクトで高巻きルートを下ったのであった（笑

垢離取場まで戻ってきたら今度は全員でドボン！タイムの始まり♫

女子二名も迷わずドボン！の連続♫

ロカちゃんも、イカジューちゃんもジャンプ！

ヒデブーちゃんの頭からジャンプ！

ヒデブーちゃんはバク転ジャンプまで披露していた♫

その後はサクサク沢下りを始めた。

ナメ滝ではウォータースライダーの連続である♫

プチ難所も協力しあって難無くクリア♫

撮影しようとして、ふとデジカメのモニターを見つめてフリーズした・・・
まさかのヒルが這っているではないか！！！
デジカメから叩き落した後は好人ちゃんやハッスンでヒルチェックを必死のパッチだ！
2匹目は確認出来ず安堵した数名であった（汗

その後もドボン！大会は続く。
スカルマスクにシャケの切り身＠ヒデブーちゃんのロケットジャンプ（笑

プチゴルジュのスイムパートは皆ガシガシ泳ぐ。

これも至福の一時だ♫

そして前鬼サイダー♫

学習能力のある者はナメ滝の横を歩く。

チャレンジャーはウォータースライダーを続ける（笑

そして、泳ぐ♫

ここで滑り落ちると二段10m滝まで真っ逆さまなので慎重に渡る。

渡って、ホッと安心した瞬間に涼ちゃんはスッテンコロリン（笑

ここから落ちたらシャレにはならない（汗

順番にサクサク高巻きで下山する。

遡行も終わりかけの時に発見したスピラちゃんのお尻！
ショートパンツがボロボロになっていた（笑
ウォータースライダーのやり過ぎやね〜☆
ちなみにザックもハーネスも擦れてボロボロになりつつあるよ〜☆

入渓地点に戻ってくれば適当にガレ場を林道まで登ってフィニッシュ！
午後3時半頃、全員でハイタッチのフィナーレとなった♫

前鬼はほんと遠いんだよねぇ・・・
でも来年も盛夏の頃にまた戻って来ようと思う。
仲間とkumiちょと大人の夏休みを楽しみに入渓しようと想う。