20150802 sun 口ノ深谷・職業クライマー達と根性遡行
夏が来れば思い出す〜♫ はるかな尾瀬 とおい空〜♫
ではなく・・・沢登りの師匠である職業クライマーの治ちゃんである。
幸か不幸かこの男の顔を見ないと夏が来た気がしない(笑
毎年、沢登りでジョインしている治ちゃんはとは今期も当然計画をたてた。
治ちゃんが10年振りに口ノ深谷を遡行してみたいと計画を練った。
僕は1%の異論も無い。即オッケーで今期もジョインする運びとなった。
kumiちょは秋の個展に向けてガラス工芸作品の制作に必死のパッチである。
なので今回は治ちゃんの後輩であるハセちゃんとヤマちゃんが動員された。
それに2年ぶりの再開となる治ちゃんの奥さんであるパタちゃんもジョインできた♫
土曜日の夕方、坊村に到着するとブラザーはBBQの準備を開始していた♫
今回は若い衆が二人もいる。当然、肉はたっぷり用意されていた(嬉々
BBQを楽しみながら今宵のお宿も設営しながらドンチャンは続く♫
地質学者でもある治ちゃんのコレクションを見せていただいた。
北海道産のアンモナイトのコレクションが凄いのよ!
いろんな形のアンモナイトがあって、メニメニ勉強になりました。
個体ごとにスラスラと学名で説明する治ちゃん ・・・男前でした♫
でも! しかし! 結局・・・今宵も裸族は登場したのあった・・・
公序良俗に違反しまくるNG画像は自主規制でメニメニ小さくしておきました(滝汗
で・・・翌朝・・・
二日酔いするほど壊れなかった5名は粛々と朝の準備をするのであった(笑
午前7時半。全員がライジャケ着用で入渓開始。
この日は駐車場から入渓するロングルートを選択。
一週間前と比べたら格段に水量が落ち着いていた。
これなら今日は三ノ滝も攀じれそうだ。
先行するパーティーをサクサクオーバーテイクしながら明王谷を遡行する。
明王谷に唯一存在する高さ10mオーバーの堰堤を左岸側から高巻きする。
その上で鬼軍曹@治ちゃんの一言。
「いっちゃん深いんが右側やからな!」
ハセちゃん、ヤマちゃんの若い衆は問答無用だ・・・
考える猶予も与えられずソッコーでジャンプしてゆく・・・
恐ろしきかな体育会系的上下関係ってパワハラ?(笑
嬉しそうにニヤリッと笑いながら振り返る鬼軍曹@治ちゃん。
駐車場から三ノ滝まで登山道を歩いたら40分くらいかかるが、
駐車場から入渓したら軽く1時間半はかかった。
落ちたらヤヴァイよ!ヤヴァイよ!的な滝登りがそこそこ存在した。
職業クライマー3名は無問題でサクサク登ってゆく。
老犬とパタちゃんはもうのっけから必死のパッッチの連続であった(笑
で、ようやく三ノ滝に到着。
今回は釜になってる激流な滝壺を死に物狂いで泳ぐ必要はなかった。
滝の裏側をトラバースできるルートがあったのね!(笑
三ノ滝の登攀は治ちゃんとハセちゃんはフリーでサクサク攀じる。
ツルンツルンの岩場を沢シューズのフリクションを信じて騙し騙し登る(笑
ヤマちゃんとパタちゃんはアッセンダーを使用して登り、
ラストに僕がヌンチャク回収しながら必死のパッチで攀じった。
三ノ滝の上部で治ちゃんがビレイしてくれている。
中間部でハセちゃんがフォローするプロクライマーの完璧体勢。
ビレイされた3名も誰も落ちなかったし、多分フリーで登れるレベル。
でもロープが有るのと無いのとでは精神的にじぇんじぇんちゃうもんね〜(汗
途中で奥ノ深谷との分岐を口ノ深谷へ進路をとる。
ユルい傾斜の滝は走るようにガシガシ登る。
はっきり言って老犬一人が必死のパッチで追いすがるハイペース沢登りだった(滝汗
ヤヴァイ高巻きではリスク軽減のため治ちゃんがロープ出してサクサクビレイしてくれる。
ありがたや〜ありがたや〜
当初は距離・難易度も奥ノ深谷と同等レベルと聞いていたが・・・
なんの!なんの!距離・難易度とも奥ノ深谷より倍近く厳しかったよ〜
一週間経って水流が落ち着いていたから良かったものの・・・
先週の水量やったら3倍キビシかったとおもわれ・・・(泣
垂直&オーバーハングな高巻きも必死のパッチで全員クリア〜♫
am7:30に入渓して5時間が経った・・・まだ行程の半分ほどだ・・・
12:30にランチタイムにするが、皆さんまあまあグダグダ感たっぷりになっていた(笑
ランチ後もキッツイな〜的滝が次から次に表れる・・・
登攀中に右手中指の先端を岩で切ってしまった。
まあまあ血が滴り落ちてくれる・・・登攀において中指先端って一番大事やん!!
岩に中指かけるのと人差し指かけるのと全然ちゃうのん分かる?
ただでさえ低いスキルが更に何段階も下がった気がしてモチベダウンに泣きそうだよ(笑
そんなこんなで、フラフラになりながら最後の15m滝に到着。
ハセちゃん以外は高巻きでスルーする・・・
鬼軍曹@治ちゃんが滝上から一言。
「ロープほったるから!登って来いや〜!」
ハセちゃんは頬を引きつらせながら笑顔で右手を上げていた・・・(パワハラ?
垂直に近い滝を攀じる。
水がゴーゴーと流れ落ちて来る。
ホールドもスタンスも目視で確認するのは不自由になる。
ビレイされているから滑落の不安は無いにしても、
まさかのテンションかけるような事もしたくないだろう。
プロクライマーのプライドとして必死のパッチのくせに・・・
余裕ぶっこいで登った感を演出せなあかん的滝登りは大変やと思うわ〜(笑
沢を詰めると枯沢になり、やがて登山道へ上がる標識が表れる。
30分近く登ると武奈ヶ岳の登山道に出る。
御殿山レスキューポイント5のピークだ。
振り返れば入道雲の手前に武奈ヶ岳ピーク♫
次はまた雪の頃にスノーシュー履いてパウパフに来ます♫
ここから坊村まで武奈ヶ岳登山道を下山するのにヘロヘロになった。
沢道具を担いだり着用したりで通常ハイキングの倍は疲れた下山道・・・
明王院に辿り着いた頃には午後4時近かった。
入渓から8時間半の行動タイム・・・正直・・・グッタリだった・・・(笑
下山後の反省会での一言。
奥深はまた来よう♫
でも、口深はもう引退しよう♫
あまりのしんどさに再チャレンジを願う者は一人もいなかった(笑
おまけ的なユーツベ♬
口深谷お疲れ様です。
返信削除BBQめっちゃ楽しそうで、肉も美味しそうです!!!
酒とBBQだけでお腹いっぱいで帰ってしまいそうな勢いですがw
この界隈では白滝、奥深、口深の順でキツイときいていましたが、
マジでキツそうですね。
しかも登山道も結構高いところまでいっちゃうんですね^^;
垂直に近い滝のところめちゃ涼めて楽しそうです!
とにかくお疲れ様でした^^
(^_−)−☆
返信削除ロングルートやけどエキスパートと一緒やしめっちゃ楽しそうやん!
で、三ノ滝でかっちゃんが最後尾からヌンチャク回収して!
って書いてるけど、あの滝って残置支点あるの!?
自分でハーケン打つかナッツ嚙ますかしないと支点無いと思ってた(~_~;)
残置支点あるんなら、どの辺りのあるか教えてちょm(__)m
我が家もライジャケ買わねば……………f^_^;
BBQ最高やん♪ 肉うまそ~う!
返信削除「飲んだら脱ぐな」と新しい標語が出来そうやな(笑)
こういうロープ出して直登もしてみたいね~ おもしろそう!
10Mの飛び込みとはよーやるわ(^_-)-☆ みなさん。すごいですね。
バーベキュー美味しそうですね。
返信削除くみちゃん、残念でしたね。
裸族パーティーは、かなり過激(*^ω^*)
凄く長い高度な沢登り、とっても楽しそう。いつかは行ってみたいなぁ
涼ちゃん
返信削除BBQめっちゃ美味かったよ〜
基本、山より宴なので(笑
ついでにハードな沢登りやってきた感じです(爆
てか奥深よりハンパなくキツイっす(汗
登山道出てからの下山路がまためちゃめちゃ長いし・・・
口深の二度目はたぶん無いでしょう。
垂直の滝は、ほんま見てるだけで涼しいよ〜
bp-hiroちゃん
返信削除プロクライマーと一緒やと不安は皆無やわ〜
ほんでから、三ノ滝には残置支点が順序よく4〜5カ所はあったよ!
ルートは分かり易く一本だけやし支点もすぐに目に入るわ!
なのでハーケンもナッツ不要やで〜♬
最初のホールド&スタンスが少し迷うくらいで後は無問題です。
kakaには是非ライジャケ買ったげてね〜
好人ちゃん
返信削除前泊のBBQはサイコーです(笑
飲んだら脱ぎたくなる体育会系クライマーは大変です(汗
プロクライマーのビレイは日本一安全です♬
10mの高飛び込みも好人ちゃんやったら楽勝でしょ〜
kakaちゃん
返信削除どこでやってもBBQは美味しいね〜
kumiちょは個展に向けて全力投球してます♬
治ちゃんは女性がおっても関係無しで脱ぎ始めます(笑
三ノ滝はいっぺんチャレンジしてくださいな〜
1号やったらフリーで攀じれるはずやから!