2017/04/26

Wind Museum


2017 April 「風のミュージアム」

母がICUから一般病棟へ移るまでは遠出は控えて大人しくしていよう。
快晴の週末。兵庫県の三田市にある有馬富士公園へ車を走らせる。
そのすぐ隣にあるのが「風のミュージアム」である。

新宮晋さんの作品が常設されている芝生の公園で春を楽しむ午後。
風のミュージアムは新宮晋が12点もの作品を寄贈し2014年にオープンした。
風力で動く作品達は湖と山々に囲まれたこの地で悠久の動きを演出する。

楽しみにしていたkumiちょは朝からお弁当作りに余念がない。
現地にはお昼前に到着したが、あまりの静けさに戸惑いを覚えるほどだった。
広大な芝生の敷地内に来園者は少ない。その静穏の空間が幸せに感じた。


「里山風車」
白いキャンパスを張った4枚の羽根の風車は風力発電。
何もない広い芝生広場の唯一のアクセントになっている作品。


駐車場に車を止めて広大な芝生広場を横切って風のミュージアムへ向かう。
入場者の少なさに驚きながらも新緑に囲まれた至福の空間に口角も緩む。
案内所で新宮晋さんの歴史や公園の成り立ちを教えていただいた。


「ソアリング」
空に舞い上がるような作品。
湾曲した翼は柔らかな動きを見せてくれる。


「シグナル」
幾何学的な形の錆びた鋼材が変化に富んだ動きを見せてくれる。
面を組み合わせた造形は折り紙的でもある。


「双子星」
風のミュージアムで最重量の作品だがバランスはパーフェクト。
わずかな微風で柔らかなダンスを始める♫


「気まぐれな時計」
欧州や米国の9都市を巡回したグローバル作品。
1987年製作。


「時の木」
ニューヨーク世界貿易センターのツインビルが存在した頃。
その前の広場で展示された実績を持つ作品。


「星座」
風に動きを与えられながら二重になった金網がモアレを演出する。
角度によってどんどん変化する様が美しい。


「風の結晶」
この彫刻も欧州や米国を回ったグローバル作品。
光がキラキラと反射して春の陽光が眩しくも美しい。。


「宇宙の翼」
パリ・シャンゼリゼ通りに野外彫刻を展示する展覧会のために製作された。
不規則で変化に富んだリズムは、ゆったりと衛星が動いているように感じる。


「彗星」
ここで最軽量の赤い彗星は動きも機敏で見ているものを飽きさせない。


「白い肖像」
風からの逃げ方には無限の可能性がある。
草や木の葉がそよぐように風の呼吸に合わせて自由自在に動く。


ランチタイムはkumiちょ特製弁当が楽しみ♫
鳥ごぼうも出し巻き卵焼きも美味かったなぁ♫ 
春の休日はピクニックも素敵だね♫


「風のロンド」
もともとあったこの池に2014年オープンに合わせて造られた作品。
湖面をなびく風を見ているような錯覚すら感じさせる心地良さ♫


入山のできない週末が続いているが、ストレスやフラストレーションは少ない。
休日の確信犯的起床遭難を楽しんでいるのも一因かもしれない(笑


さてさて、もう直ぐ、真面目なサラリーマンにはGWの連休がお待ちかね♫
北アのどこに入山しようか?
kumiちょとあれこれミーティングする時間も楽しかったりするのだ(笑


母はようやくICUから一般病棟へ移ることを許されました。
あとは退院後の生活をどのように不安なく過ごせるのかどうか?
一抹の不安は消えることはないのだろう・・・

2 件のコメント:

  1. 芸術のことは全くわかりまんが、kumiちょさんの特製弁当が美味しそう!
    特に卵焼きが・・・・・ヾ(=^▽^=)ノ。

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  2. ten2843さん

    芸術なんて好き嫌いで判断してりゃぁ楽しいのですよ(笑
    kumiちょ弁当へのお褒めの言葉、感謝です♫
    卵焼きはkumiちょの十八番ですからね(笑

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