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20160626sun　大阪府山岳連盟・パーソナル岩登り練習会 vol.2

先月に引き続き今月も大阪府山岳連盟の岩登り練習会に参加。
パーソナル会員仲間の好人ちゃんと一ヶ月ぶりのクライミングだ。
日頃の行いが良いのか今回も梅雨の晴れ間で練習することができた。

今回の参加メンバーは前回よりも多く30名ほどが蓬莱峡に集まった。
30名のうち10名近くが女性であったのにも少なからず驚いた。
ハイキングな山ガールというよりは山岳会所属的な女性が目立った。

約30名の参加者は事前に5班に分けられており各班に先生が2名で指導する。
僕と好人ちゃんは何故か？最も難易度の高い班に組み込まれていた（汗
お陰でプルージックでのフィックスロープ登りからは解放された（笑

今回も当然クライミングシューズはNGで登山靴で登攀する。
簡単なロープワーク練習の後は早速アルパインクライミングの練習が始まった。

まずは蓬莱峡の小屏風岩をトップロープで攀じる。
クライミングシューズなら楽勝の壁でも登山靴で攀じれば必死のパッチ！

僕たちの班（6名）で紅一点のT嬢はかなり男前だった。
どの課題もレディーファーストでサクサク攀じる。
某山岳会所属でアルパインから沢登りまで山遊びを堪能されているようだ。

好人ちゃんもビレイするが講師からの厳しいゲキが飛ぶ！
左手の使い方を注意される受講生が多かった。
セルフ代わりに講師がロープを持ってフォローする。

スレンダーの対極にいる好人ちゃんの倍ほどデカイガタイの講師に逆らえない（笑

数メートルおきにロープが垂れ下がり数十名が交互に攀じる小屏風岩。
こちらの壁にも陽が回りこみ、待っているだけでも汗が噴き出す。
ザックを背負っていないクライマーは別の山岳会。

トップロープで右端の難易度の高い課題を攀じるクライマー達。

小屏風岩の尾根ではフィックスロープをプルージックで歩く別班の参加者達。
今回、唯一僕たちの班だけが渋滞必至のプルージック登りをしなくても済んだ（嬉々

ランチタイムを挟んで午後からはマルチピッチにおいて「つるべ」の練習を行う。
ボディービレイと対物ビレイの違いやロープワークをレクチャーされる。

セカンドをビレイしてセルフの上でロープを束ねる。
セカンドが登ってきたら交代して、
自分はマッシャーでダブルロープにバックアップを取って懸垂下降。

好人ちゃんも問題なくサクサク攀じる。
講師に問題を発見されると大声で注意される。
とても体育会系的な練習会は緊張感があって有意義だ。

皆んな講師の怒鳴り声に怯むことなくガシガシ攀じる。
しかし・・・暑い・・・手汗が辛い・・・滑りそうになる・・・

好人ちゃんも支点を構築しセカンドをビレイする準備を始める。
下で講師に教わったロープワークがすぐに思い出せない・・・

「それでいいの！？」
「次はどうすの！？」
「そこは違うでしょ！！」

冷静な講師から矢継ぎ早にダメ出しのジャブが飛んでくる（汗

岩を攀じるスキルや体力は必須だが、多様なロープワークを覚えないと始まらない。
習うより慣れろと言われるが、反復練習あるのみだろう。

結局、僕らの班が一番最後まで練習してしまい他の班に迷惑をかけた・・・
前回以上にメニメニ良い練習ができた1日だった。

練習会の解散後は閑散とした小屏風岩で好人ちゃんと二人コソ練に勤しむ。
50mロープを持参していたのでクライミングシューズに履き換えてコソ練。

壁の難易度を上げてトップロープで交互に攀じる。
残念ながら意外と疲労が蓄積していて指力も大幅に低下していた。
フレッシュな朝一なら楽勝課題も「テンション〜！」の連発（笑

数本、攀じって二人ともヘロヘロ状態（汗
「今日はこのくらいにしといたろかー！」と、コソ練を終えたのであった（笑

そして誰もいなくなった大屏風岩・・・
予習をするレベルではない・・・とにかく復習せねば・・・