Party Party in Akadake / Second day

20141229 mon - 31 wed　「山より宴真理教総会・登頂日」

毎年年末は赤岳と決めて過ごしてきた。そんなリズムがもう何年になるのだろう。
年末に燕岳に浮気した時期もあったのだが厳冬期の北アは天候が安定しない。
それに比べれば偏西風の影響を受け難い八ヶ岳は多少天候が安定する。

だが所詮北アに比べればという程度で独立峰の八ヶ岳は気象の読み難い面もある。
だから県の気象予報より天気図から読み解く方が危険は少ないだろう。
この時期は高層天気図もチェックが必要だ・・・猪熊ワールドには感化されたなぁ（笑

厳冬期の山は雪崩もホワイトアウトも怖いが恒常的にはやはり強風が一番怖いと考える。
低体温症からの凍傷や行動不能からの凍死まで体感温度は命を左右する。
遊びだって甘くは考えない。常に臆病でいることが冬山では大切だと肝に銘じている。

不思議なくらい二日酔いも起床遭難もなかった（笑
午前7時スタート予定が30分遅れるくらいは想定の範囲内だ。

あれこれあれこれ意思疎通計っていると、あれこれあれこれ時間がかかる・・・
愚痴は言わない。パーティーを組んだ時点で愚痴は不要だ。

しっかりスキルアップしたければそれなりの山岳会に入れば良い。
山岳会には程遠い僕達の集団はリスクが多いのも承知の上。

今回だって初めて会う方が約半数。ブログをされている方はある程度は判断出来る。
もちろんブログをされていない方もいる。
技術や体力、経験値の幅は少なくない。

ロープを結び合うアルパインじゃないのでリスクは少ない。
だが滑落の危険は少なからずある。強風による低体温症からの凍傷のリスクもある。

雪の多い今回は地蔵だって文三郎だって赤岩の頭だって雪崩のリスクがあった。
もしもの時にどうする？　誰も責任を取れないよね？

オウンリスクなんだから皆承知の上で入山してるんだろ？
笹本良平の小説の中に面白い言葉があった。

うろ覚えなのだが・・・確か・・・
スポーツのルールは色々あるが、登山のルールには「死」が含まれると・・・
確かそんなニュアンスだったと思う。

山で死んじゃいけない。絶対に死んじゃいけない。
事切れる時は病気でも何でもいいが病院か自宅で今生を全うできればと願う。

以前、冬富士で滑落死亡事故に遭遇したことがある。
冬富士名物の突発的暴風で吹き飛ばされたベテランが氷の斜面を滑落した。

僕達のパーティーの数メートル横を標高にして数百メートル落ちて行った。
僕達はすぐに県警に電話をし即撤退した。標高にして数百メートル下山した。

滑落者の亡骸の横に立ち尽くした。震えが止まらなかった。
山では人は簡単に死ぬ。僕達は県警の救助活動にすら参加できず下山した。

その時のパーティーメンバーはそれ以来誰も冬富士と言う言葉を口にしない。
もちろんトラウマはある。だが簡単にそれを克服しようとしちゃいけない。

だから、だから、経験値を積もう。スキルアップを目指そう。
それは必ず自分の命を救ってくれるから。
それは必ず仲間の命を救ってくれるから。
そして臆病でいること。それは大切な思考であり今後も変わらない哲学だから・・・

残念だが今回も赤岳分岐手前で勇気ある撤退という判断をした。
結果論だが成長したkumiちょは今回はまだまだ行けたと言う。
その精神力は成長の証。 それは次に繋がる経験値なのだよ。

軽量級なkumiちょが浮きそうな暴風雪だったが稜線では風速28mだったらしい。
ほんと厳冬期の爆風は疲れるよなぁ・・・

赤岳鉱泉小屋に戻ればdaiちゃんの亀甲縛りテクニック講座がオープン♫
信州もモデルになってあれこれ煩悩テクをスキルアップ（笑
そうそう、なでちゃんも縄遊びは嫌いじゃないようだ（笑

夕刻早い時間、当たり前のように自炊室で山より宴は始まる幸せ♫

ヤマボン家の鶏のハムは美味かったな〜♫

街だろうが山だろうが酒があることが大前提！
酒があることに山に感謝して今宵も「山より宴」 が始まるのです（笑

ちんたろーの豚バラの煮物はムーチョ美味かったぜ！！！

なでちゃんのローストビーフも絶品♫
ピクルスも酒の肴にサイコーでした。

kumiちょピザ第一弾♫
ブルーチーズ＆モッツァレラだよん。

ともぞーのメキシコ料理チリコンカンはスパイシーでチョーグッド♫

kumiちょピザ第二弾♫
トマト＆サラミ＆ブルーチーズだよん。

kumiちょピザ第三弾♫
トマト＆オリーブ＆モッツァレラだよん。

なでちゃんの特製餃子は旨々でした！
これは次回もリピートキボンヌです♫

で、バウルーDDマザー殿。
一本義、ムーチョ好評ですたw
この三者三様の表情が美味さを語っております（笑

途中参加の天竜からの割烹・今田の亨さん差し入れの猪の味噌鍋はウルトラ絶品でした♫
ありがとうございました！　今年は是非山の帰りにお店に寄りまっせ〜！

えれぇこった3号美穂ちゃん。
MOETが似合う歳までもーちょっとやね（笑
成人したら酒代は1号ととにツケでなんぼでもいっときや〜

ヌマッチと亨さん。
ヌマッチは御岳山の噴火に遭遇し生還した若者。

御嶽噴火の超リアルの経験談はそこに居た全員が耳ダンボで拝聴してました。
生死を分けた判断がメディアでも報じられましたよねぇ。
その動画のリアルなギャランティーも教えていただき、あれこれ考えさせられました（笑

ラストは猪鍋にウドンをインして〆の美味さを味わいます♫
美味いに決まってるやろー的色合いが素敵（笑

最後の最後まで山より宴なドンチャンに幸せでした♫

ラストの肴は裏番＠kk持参の揚げ焼きは酒の肴にチョーグッド♫

二階の個室に上がっても宴は続く・・・
みんな、みんな、ありがとね♫

また、君に会いたいな。雪降る山を登ろうじゃないか♫

また、君に会いたいな。雪降る山で呑もうじゃないか♫