20150118 sun 霊仙山でスノーシューイング
霊仙山は毎年のようにスノーシューイングに訪れる。
今期は年末の山より宴な赤岳で山仲間になったえのちゃんと好人ちゃんと入山。
気圧の谷がちょうど抜けて半日ほどは青空が広がると天気図から判断した。
鈴鹿山脈の青空も確かな高気圧ではなく疑似好天的なものだろうと考えていた。
朝は曇天で風も強いが昼からは紺碧が広がり風も落ち着くだろうと予想した。
好人ちゃんに全員ピックアップしてもらい曇天の大阪から東に向かった。
名神を走る車内では皆が山の話題で盛り上がり、まさかの高速の出口スルー(笑
関ヶ原までドライブして米原へ戻る失態もご愛嬌♫ 全員ちょっぴり反省〜
だがその間に曇天は去り青空が急速に広がり始めた。予想より早い展開だ。
醒井養鱒場から登山口に向かうが積雪も多く倒木まである。
結局、車で強引に登山口まで行くのは諦め路肩のスペースに駐車し歩き始めた。
この日はビックリするほど陽射しが強くまるで春山のような陽気だった。
駐車地から約15分ほどで登山口に到着。
アウターシェル着たままだったので全員滝汗ハイク(汗
登山口側の東屋でアウターシェル脱いでアイゼンを装着。
アウターパンツもジップ全開で春山のような気温に対処する。
残雪期の林道の様な風景(笑
山小屋かなやの無人飲料販売所は今も健在♫
かなり苔の付いた飲料もあり少し不気味系に変貌していた・・・
山小屋「かなや」を後にして約10分で汗拭峠に到着。
山頂と落合(今畑廃村)への分岐。
この日のkumiちょは体調が悪く仲間に迷惑かけた・・・
登山口までのハイクアップでゴアジャケ着て滝汗になり汗冷えからの軽い腹痛。
それに履き馴れた重登山靴も珍しく靴擦れでペースが終止上がらずだった・・・
気温上昇の霊仙山も樹氷はしっかり残っていた♫
見晴台までハイクアップすれば琵琶湖が目視できる。
米原から長浜にかけての湖東の街並みが遠景に広がる。
kumiちょは写メ撮るのに必死のパッチ(笑
まるで必死にラッセルしているように見えるが、ただのトレース泥棒達(笑
男前の直登ルートになっていたり夏道通りの九十九折であったり、
基本トレースを辿り上を目指す。
ため息が出る様な美しい青と白の世界が次々と表れる♫
右手に霊仙山から南に続く西南尾根が目視できた。
急登もあと僅かだ。
雪に埋まったお猿岩付近までまで来れば
鈴鹿山脈最北端の広大なカルスト台地が眼前に広がる。
アイゼンをスノーシューにチェンジしてここからは快適なパフパフゾーンが始まる♫
チャレンジャーkumiちょは体力も無いくせにノートレースの雪面をダッシュ!(笑
自身のトレースを刻みながら縦横無尽にパフパフタイムを堪能する。
お陰で正規ルートから外れてお虎ヶ池には寄れなかったよ・・・
まあ、いいさ。 こんな好天めったに無いのだから♫
好きなだけ自由に歩けばいい。
振り返っても絶景♫
標高1000m程の低山だとは思えないような雪景色が広がっていた。
シュカブラも、逆光に照らされた雪面も美しい。
僕は何度も雪の季節に霊仙山に登っているが、これほどのドピーカンは初めて♫
避難小屋が見えてきた。
経塚山(九合目)をトラバースして小屋へ向かう。
柏原駅から上がって来た青年が二人が小屋でおにぎりを頬張っていた。
街着の様な軽装に不安を覚えた・・・
若さは強い、だが若さは怖い。その表裏一体が今では少し羨ましくも思う。
避難小屋に入って遅いランチの準備にかかる。
で、恒例のプシュッ!と独り乾杯の儀を行う山より宴教祖であった(笑
この日のランチはkumiちょ特製ザワークラウトスープにたっぷりのニョッキ!
ブロッコリーやベーコンも入って具沢山♫
ハーブやブラックペッパーの入ったソーセージを in してホクホクいただきます。
おかわり3杯オッケー!
熱々ザワークラウトスープに焼いたバゲットを in してハフハフいただきます♫
食後は好人ちゃんに熱い珈琲をいただきランチはフィニッシュ。
避難小屋を出てビックリ!!!
風が強くなってきていたのは承知していたが、まさかの山頂ホワイトアウト状態。
kumiちょの体調も宜しくないのでこの日は登頂を諦め下山に決定。
一日で暑いくらいの春山と寒い厳冬の山を体験できたよ(笑
軽装の若者二人もホワイトアウトの状況にピークハントを諦め下山してきた。
山は逃げない。また来いよってことだから。
経塚山(九合目)を登り返し途中からは再びトラバースする。
下山は好人ちゃんに先頭を任し僕は最後尾でパーティーは進む。
あとはスタコラサッサと下山するだけ。
で、いつも通り何も無いところでこけるkumiちょ(笑
体幹も鍛えなおさなあかんなぁと一徹は考えるのであった・・・(鬼
下界には陽が射している。
低山でも冬山の天候は猫の目のように変化が激しい。
経塚山方面を振り返る。寒々しい厳冬の世界が広がっていた。
ほんの1〜2時間前とは風景がまるで違う。
まさに疑似好天の数時間だったようだ。
駐車地に戻って来た時は午後4時を回っていた。
無理してピークハントにチャレンジしていたら暗闇の下山だっただろう。
厳冬期にヘッデン照らしての下山は極力避ける様な行動をしなければね・・・
まあ、その前に入山が遅すぎるっちゅー事がNGやね(笑
先回も、今回もムーチョステキやね☆
返信削除あ”あ”〜〜〜〜〜〜お山へ行きたいorz
いや~懐かしく感じるぐらいですねぇ~^^
返信削除ほんとサイコーのお天気でしたネ、また行きたいですぅ~♪
毎週毎週 1泊2日、日帰りの遠出 含めて、月曜日の仕事 しんどくないですか?
返信削除家着 遅くなるし、kumiちょも大変でしょ。
老老犬は、月火水→会社 休憩場 木曜日→計画 金曜日→買い出し
土曜日早起き→山
といった週刊スケジュールですので、体力余っています.
いる? 50円/グラムでどう?
daiちゃん
返信削除去年の分を取り返そうと年末から入山ラッシュ(笑
で、腰痛になってしばらく安静にしてるねん・・・
馬車馬ライフがんばってちょ!
えのちゃん
返信削除あんなドピーカンの霊仙山は初めてでした♫
また雪山に入山しましょうね〜
A.Oさん
返信削除多分、似た様なスケジュールと思われます♫
大丈夫!僕はまだまだ若いですから(笑
でもただ今絶賛腰痛ちうでつ(泣
くみちゃん、大変でしたね!!
返信削除体調が悪い時って、数人で行ってると気を遣って必死で頑張るから辛いんですよね^_^;
靴擦れ防止は、ガーニーグー最高ですよん(*^_^*)
えれぇこった2号ちゃん
返信削除本人は必死のパッチなんやけど、どうしようもない時はあるもんね!
パーティー登山では致し方ないことやと考えます。
カーニーグー。僕も気にはなっていたので今度試してみます。
ありがとうございま〜す♫
まいどぉ~
返信削除つい先日の事だけど懐かしく拝見させて頂きました^^
いっしょに入山した山行だけど撮る人、撮る位置によって写真も
変わるのでなんかとても新鮮でした♪
また今シーズンご一緒しましょうね。また連絡します!
それより早く風邪治さなきゃ(>_<)
*かっちゃーん。小屋前のスノーシューの写真勝手に頂いて行くね~(^_^)v
好人ちゃん
返信削除まいど〜
僕の写真はテキトーなんでまた今度、撮影のノウハウを教えてね〜
是非また雪のあるうちに一緒に入山しましょう!
抗生物質飲んではよ風邪治してくださいな。
僕も整骨院通って腰痛治しますわ(笑
写真は好きなだけ持って行ってください。
ってか、こっちからは写真も送らんとごめんちゃいm(__)m
我が家もガーニーグー使ってますよ〜(^^;;
返信削除まだ山行一回しか試してないですが、今のところいい感じです!
ロカさん
返信削除ロカさんのガーニーグーの記事も拝見してましたよ♫
かなり良さげな感じなので我家も購入予定です(笑
今後も情報交換していければ良いですね!
眩しいくらいの白ですね・・・霊仙山は2回登ったことがありますが
返信削除冬だとこんな雪の稜線になるとは思いませんでした。
奇石が立ち並ぶ荒野という印象なのでこんな姿になると予想出来ませんでしたね。
これは厳冬期も行ってみる価値があると思いました。
天候の変化も冬山ならではですね~山頂付近でガスるとやばそう・・・(^^;
ikajyuちゃん
返信削除カルスト台地の霊仙山は無雪期は岩がぼこぼこ突き出してる感じやもんね。
積雪期は滑らかな雪面が岩を隠してほんま奇麗ですよ。
明神平もええけど雪の霊仙もまた格別です♫
この日は暑いくらいの春山と風ボーボーの冬山を体験できました(笑
来週はワンポールテント持って明神平の予定です♫