2014/05/15

Rest in peace


20140513 wed 「その刹那 一陣の風」

動物病院で紹介された動物霊園もあったが
自分達で探した動物霊園に決めた
大阪市内から30分ほどの山間部に位置する北摂の霊園

霊園は360°パノラマで里山に囲まれた立地条件が気に入った
新緑に囲まれた平日午前の霊園は驚くほど静かだった
朝からkumiちょと二人 カロの最後の儀式を厳かに行った



カロが天国に召された夜 カロの霊園を二人で決めた
都会のビルの霊園は遠慮したかった
緑に囲まれた静かな場所にしたかった

カロの通夜 僕は酒を痛飲した 久しぶりに自宅で泥酔をした
呑みながら泣き 泣きながら呑んだ 空虚感から必死で逃げた
カロの棺の側で自分の弱さをさらけ出し 酔いつぶれた夜


翌朝 二人は午前中の休暇をとり霊園に向かった
カロを車に乗せる最後の日となった

静かな平日の霊園で朝一番の葬儀となった
焼香を済ませ 二人はカロに感謝の言葉をかけた


猫は死んだら目を閉じないのだそうだ
昨夜 動物病院の獣医師が丁寧な仕事をしてくださった

カロは笑顔で眠っているようにしか見えなかった
きっと大好きだった鶏のササミを食べてる夢でもみているのだろう・・・


お骨上げ 全ての骨が整然と丁寧に並べられていた
慇懃な話し方で順番に骨の種類と状態を解説していただいた
黒い箇所も無くカロの骨は白く美しかった

カロの全てのお骨が三寸の骨壺に収まった
350mlの缶ビールと大差ない容量だ
小さく 小さくなってしまったね カロ・・・

kumiちょと二人 涙をこぼしながら お箸で順番に丁寧に納めていった
やはり喉仏のお骨が印象的だった


帰宅後 カロの祭壇がテレビの横に出来上がった
初七日が過ぎた 四十九日まではこのままだろう


カロの遺品というか 財産というか・・・
ストックしてあった猫砂や a/d缶やカリカリにペットシーツまで
デカザックに詰め込んだら25kgほどになった・・・
お世話になった動物病院に全て寄付した

カロに輸血してくれた猫は動物病院で飼われているキノコちゃんという
マッチョな2歳のキノコちゃん ありがとうね


二つあった猫トイレも処分した 爪研ぎも処分した
食事スペースも片付けた 粗相の痕が残るカーペットも処分した

カロの音が無くなった カロの匂いが無くなった
カロの痕跡が少しずつ消えてゆく・・・

でもソファのこの痕跡だけはまだ残しておこうと思う
僕やkumiちょに怒られながらも
ソファの背もたれが カロの最も好きだった爪研ぎ場だったから


キッチンマットの真中を占拠してkumiちょの料理の邪魔をするヤツがいない

明け方の午前5時にベッドに飛び乗ってきて一方的に起こしてくれるヤツがいない

料理をテーブルに並べても魚や鶏を盗み食いしようとするヤツがいない

冷蔵庫を開けてこっそりチーズを食べようとしたらダッシュで走って来るヤツがいない

カロ カロ カロ  なにか  サプライズ  してくれよ・・・

6 件のコメント:

  1. かっちゃん&くみちゃん

    前の記事からコメントどうしようか!?
    なんてコメント書いたらいいのか・・・・・・・・・・・・・・・・・
    考えてました。

    たくさんの仲間がコメントされてるの見てようやくコメント書けました。

    ありきたりの言葉だけどかっちゃんもくみちゃんもカロを忘れないでゆっくり休んでね。

    僕は宿敵のカロが居なくなったのは寂しいけどカロはいつも二人と一緒だもんね(^_^)

    文面がこの場に適切ではないかもしれないけど、都会じゃなくて緑に囲まれた静かな場所を選んであげてカロはきっと凄く喜んでると思うよ!

    話したか忘れたけど、うちのおふくろが小動物大好きで色々とあった40年程昔の我が家。
    おふくろは車に撥ねられた秋田犬を拾ってきて医者に連れて行き我が家で飼った事が始まり。
    名前は『ステ』
    僕はステの背中に乗って遊んでた記憶があるよ!

    その後、ある事があってステはおふくろの身代わりで天国に行った。

    それ以降、おふくろは犬猫問わず小動物を溺愛するようになって我が家は近所からワンニャンハウスと言われるようになった。

    それは今も続いてる。

    悲しいかな、彼らの寿命は人間より短い・・・・・・・・・・・・・・・・
    でも、もう数えきれない位の彼らを、おふくろは二人と同じような気持ちで送ってあげてきた!

    実家に帰るとおふくろはいつも言ってるよ。
    この子はあの子の生まれ変わりで、あの子はあの子の生まれ変わりだ!
    って(^_^)

    だから、今実家に居てる子達はみんな昔から名前が一緒!
    ステ、フロット、ポポ、ミミ、ヒロ、チビ、チャチャetc.....................

    カロは幸せやったよ!

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  2. bp-ととちゃん

    ありがとうございます。

    コメントするまでにあれこれ考えさせてしまい恐縮です。

    >僕は宿敵のカロが居なくなったのは寂しいけどカロはいつも二人と一緒だもんね(^_^)
    いやほんまに何度も何度もバトルした仲ですよね(笑
    今では素敵な思い出となりました。
    そんな思い出をプレゼントしてくれたことにも心から感謝します。

    >都会じゃなくて緑に囲まれた静かな場所を選んであげてカロはきっと凄く喜んでると思うよ!
    カロはねワンコじゃないので散歩の経験がなくってさ
    だから緑に囲まれた静かな場所を見せてあげたかったんよ・・・

    お母さんのワンニャンハウスの話は昔聞いたのを思い出したよ(笑
    優しくって素敵なお母さんだよね♪

    >この子はあの子の生まれ変わりで、あの子はあの子の生まれ変わりだ! って(^_^)
    そのプラス思考がいいなぁ〜 僕もその思考は取り入れていかなきゃね♪

    カロと沢山遊んでくれて、ほんまにありがとね
    きっとカロも喜んでいるよ♪

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  3. かっちゃん&くみちゃん

    2人がどうなんかはわかんないで・・・・・・・・・・・・・・・・
    なんとも言えないんだけどね

    うちのおふくろは、生れ変りは絶対にあって、その子の魂は引き継がれていくんだ!って言ってるよ。
    おふくろの場合は、新しい子が前に居た子と種類が同じなら(実家は数種類の犬&猫が居るので)同じ名前を付けるみたい。

    人によっては、新しい子に前の子の名前を付けるなんてダメ!
    新しい子が可哀想!
    って言う人も居るようだけど・・・・・・・・・・・・・・・・

    おふくろの考えは、前の子を溺愛したからこそ次の子が同じ種類ならば、その子も同じように溺愛する為に同じ名前を付けるんだって!
    そして同じように溺愛してるうちに、ほんとに新しい子が前の子とそっくりになっていくんだって(^_^)

    溺愛してた子が天国に行ってしまって間もないのに新しい子を迎えて且つ同じ名前にするんは、前の子に悪くないんか?
    って聞いたら・・・・・・・・・・・・・・

    おふくろ曰く、前の子を溺愛し往生で送る事が出来たからこそ、新しい子も犬生や猫生を大往生してもらいたいから同じように溺愛出来るように同じ名前を付けるんや!
    って言うたわ!

    不思議なもんで今実家に居る、犬(ヨークシャ)のチャチャは3代目やけど、しぐさとかほんまに初代のチャチャとそっくりやねん(^_^)
    ポポかミミかどっちか僕は定かじゃないんだけど、なんせ猫(ペルシャ)も2代目ですり寄ってくるしぐさも、前の子と同じ!

    何が言いたいかよく解らんけど、2人もニャンちゃんが好きなんやから、少しの間はゆっくりして、かっちゃんは好きなだけ深酒でもして、それから真っ直ぐ事実を受け止めれる時が来たら・・・・・・・・・・・・・・・・

    又、新しい子を迎えてあげてMaxに溺愛してあげるのがカロにも新しい子にも最高の愛情やと思うな!

    2人と考え違いだったら、ごめんね<(_ _)>

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  4. bp-ととちゃん

    すごく気を使いながらコメントくれてありがとね!
    友人として素直に嬉しいよ♪

    基本的にはお母さんの考え方に近い思考です。
    僕は前世も来生もある輪廻天性を信じているからね。

    だから山仲間として深く繋がったbo-ととちゃんかって
    前世でも何かしらの繋がりがあったと思っています。
    だから来世でも二人で酒呑んで管巻いてるかもね(笑

    カロも同様に考えています。
    僕はまだ今生でもカロは来世になるかもしれません。
    そのカロに出会えると僕は確信しています。

    溺愛した子が天国に召されるのは辛いことやけど
    それを乗り越えればまた溺愛出来る子に巡り会えると思う。
    この思考はお母さんと同じやとおもうよ。

    ただ同じ名前は無いかな・・・(汗
    僕の今生では4匹の愛おしい子と暮らせました。
    ボビー、コニー、ブーシェ、カロです。

    深酒も・・・カロの四十九日には止めようかと(爆
    それから、あれこれ考えていこうと思ってるんよ。

    ど真ん中、どストレート、150kmな直球コメントありがとう!
    素敵すぎて「グッ!」ときたよ!

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  5. カロたんの姿、見せてくれてありがとうございます。
    涙ボロボロ、止まらへん。。
    今の気持ち、カロたんに届きますように。
    そして、ひろのさんとくみちゃんの心が少しずつ癒されていきますように。

    カロたん、いい顔してるね。
    最後頑張ったから、ちょっと痩せちゃったけど、カロたん、最後まで幸せやったんですね。
    私にも、カロたんのお顔笑ってるように見えます。

    今も、形は違うけど、カロたんは同じようにお二人を見守ってますよ(*^_^*)
    そしてみーんな、カロたんのこと、ずっと忘れません。。。

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  6. AYAちゃん

    棺に入ったカロの写真を載せるか載せないか正直かなり迷ったよ。
    でもAYAちゃんがそう言ってくれて報われました。
    ありがとうね!
    AYAちゃんの気持ちは必ずとカロに届いていますよ。

    カロの最後はガリガリやったけど笑顔だけは忘れてなかったよ♪
    得意のロシアンスマイルで微笑んでくれました。

    カロと遊んでくれた仲間達の心の片隅に
    少しでもカロの記憶が残れば嬉しいなぁ。

    AYAちゃんの優しい気持ちはめちゃめちゃ伝わったよ。
    ほんまに心から感謝します。ありがとうね。
    カロもめっちゃ喜んでるよ♪

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