20190609 sun 「蛙の駅」
仕事仲間でもある友人が京都の山奥にカエルのテーマパークをオープンさせた。
何年も使われなくなっていた古い養鱒場&釣堀の敷地を契約したのだ。
クロウドファンディングで運営資金も集めた。 パトロン数は200名を越えた。
友人は釣具業界では名のある「デビル渡辺」という天才的な釣具開発者だ。
彼の相方は京都下鴨で「けろった」というお好み焼き屋を10年経営していた。
以前からカエルのイベントを主宰する等、カエル愛がスペシャルな女性である。
そんな二人が京都市右京区灰屋町由里という京都の辺境の地へと移り住んだ。
夢と希望を抱く二人だったが、渡辺を病魔が襲った。その名は「膵臓癌」。
余命は5年の生存率が10%を切っている。波瀾万丈の物語となるのだろうか・・・
何年も水を引いていなかった元養鱒場に今年、沢から水が引かれた。
息を吹き返したように元釣堀にはモリアオガエルが集まってきた。
水をたたえた元釣堀の苔むした壁や、木の枝にはモリアオガエルの卵が無数にある。
アカハラヤモリも悠々と泳いでいる。
夜になればうるさい位にモリアオガエルの合唱が聞こえるという。
この日も何かのスイッチが入れば彼らの合唱が少しだけ聞くことができた。
kumiちょも元釣堀の周りをウロウロしながらモリアオガエルを探している。
ウサギの次はカエルのようだ(笑
鳥獣戯画好きには良い塩梅なのだろう♬
シュレーゲルではなくモリアオガエル♬
赤い目と模様の入った緑の背中が特徴的である。
抗ガン剤をラブ注入して治療しているデビル渡辺氏とツーショット。
肥満度がハンパなかった以前の姿に比べて、あまりにスレンダーになりすぎて・・・
抗ガン剤の副作用はかなりしんどいという事は今時、周知の事実だろうが・・・
彼も御多分に洩れず苦しい副作用に悩まされている・・・
水路にはカワニナが多く見られた。
ということは6月末頃には蛍の乱舞も期待出来るだろう。
次回はテントと肉と酒を持参でオーバーナイトキャンプを楽しもう♬
デビル渡辺氏の相方さんのコレクションがズラリ!と圧巻である。
トップレベルのカエルマニアであるのがよく分かる展示である♬
こちらは展示即売コーナー。
複数組の業者さんが頑張っておられました♬
カエルマニアのことをカエラーって言うの知ってました?(笑
カエルイベントは全国でも少なくないらしい!
知らぬが仏だが、カエルマニアの奥の深さを教えていただきました(笑
kumiちょが目をつけたのが鳥獣戯画的な扇子である。
京都の作家の手作りである。お持ち帰り決定したのであった。
猫と蛙の絡んでいるイラストはなんともユーモアだよね♬
展示即売コーナーでは、着ぐるみカエルも活躍してたよ(笑
敷地内にはビックリするほどの偽物のカエルと、ホンマ物のカエルがいる(笑
今後の展開としてはカフェやキャンプ場に釣堀もオープン予定である。
広い敷地の中は寛げるエリアが複数箇所あるから楽しいよ♬
ハンモックもあるしね! トイレは水洗です。
深紅の頭がとても目立った植物。
聞けば硫黄苔というらしい。
赤い部分は唇のような形をしており、モンローリップというセクシーな別名がある。
画像を拡大してみた。
全てが唇っぽいわけではないが、中にはそれっぽい形もあるね。
すぐ横には美しい沢が流れている。
この水深なら安心してお子様も遊ばせることも可能だね。
アマゴも釣れるらしい♫
桶形宿泊施設が二棟あった。
家族で想い出作りには良いパターンかな?
可愛らしい蛙の看板が迎えてくれる。
「無事カエル」だね。
地域や社会に貢献しながら末長く二人の夢を追い続けて欲しいと願う。
それにカエルを愛する人の聖地になれば良いね!
まずは蛍の乱舞を見せてもらいに行こうかな♬
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