2016/11/24

Winter is just around the corner

 
20161120 sun 夕闇迫る若丹国境尾根を彷徨う

雨の週末。八ヶ岳バリルートはあっさりとキャンセルされた・・・
土曜日はCX-5のスタッドレスタイヤ注文と、買い物や映画「インフェルノ」で凌いだ。
ダ・ヴィンチ・コードの続編なのだが、今回もラングドン教授の演技は魅力的だ。

前作の「天使と悪魔」から6年が経ち、シリーズ3作目もグイグイ引き込まれた。
「人類を半分まで減らすか」、もしくは「100年後に滅亡するか」の究極の選択。
イタリアの詩人ダンテの神曲地獄篇をモチーフに展開するストーリーは秀逸。

それにフィレンツェ、ヴェネツィア、ブダペスト、イスタンブールの街並みが素晴らしい!
フィレンツェにあるヴェッキオ宮殿の五百人広間での撮影は圧巻ですらある。
あれ? おや? 映画の紹介ではないのだ(笑) 少しだけ山を歩いた日曜日の記憶♫



年末の八ヶ岳入山用のジビエを仕入れに、京都美山の田歌舎へ行こうということになった。
毎年恒例になっている鹿シチューにするためのブロックを購入予定。


鈍色の空から降る雨脚は弱くなりやがて止んだ。
ならば車で五波峠まで上がって若丹国境尾根を八ケ峰まで登ろうか。


遅い午後、五波峠を出発する。
八ケ峰までは標準CTで1時間半ほど。
えっちらおっちら歩き出す。


だが僕たちは全くの空身であった。
登山ウェアではなくセーターにダウンベストに僕はデニムだ・・・
ウォーターボトルすら所持せずに登り始めた。


汗をかけばすぐに全身が冷えてくる。
布のシューズは濡れてきて寒い。
地図もコンパスも水も行動食も持たないふざけた入山・・・
それにkumiちょは女性的体調不良でパフォーマンスの低下が著しい。


1時間ほど登って染ケ谷からの分岐に到着した。
あと半時間ほどで八ケ峰ピークだが夕暮れも近い。
月の出ない夜にヘッデンも無しで尾根筋を歩くのは得策ではない。


全てのものを覆い隠す深い霧も怖い。
僕たちは頂に踵を返して五波峠へ下山にかかる。
晩秋と言うよりは初冬の霜月。
尾根歩きを散歩感覚で歩いてはいけない。


束子色の落ち葉ばかりではない。 
紅葉や黄葉が美しい落ち葉も多い。
布の靴はビチョビチョに濡れてしまったが、
柔らかな落ち葉のトレイルは気持ちいい。


下山後に田歌舎によって鹿の芯玉1kgを購入。
フットボールのような形で幾重にもスジの房によって包まれた部位。
房の中の肉質は非常に柔らかく旨味がある。
煮込み料理やローストなどではスジを残したまま調理することで、
もも肉以上に旨味を引き出せるのよ♫


さて、年末恒例の八ヶ岳入山が楽しみ。
今年は北八ヶ岳でスノーシューパフパフ入山もアリだなぁ♫
候補地に迷うのも楽しいんだよね♫

4 件のコメント:

  1. えれぇこった2号2016/11/25 0:58:00

    年末がもう目の前なんですよね。
    一年が、あっという間に過ぎて行きますね。
    八ヶ岳のバリルートは、雨でキャンセルになったんですね。
    北八ヶ岳のスノーシューパフパフとか楽しそうですね^_−☆

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  2. kakaちゃん

    ほんと、この歳になると一年が早いよね〜(泣
    去年の年末なんてついこの前やんか〜って思うわ〜(笑
    今年の年末は少し趣向を変えてきた北八ヶ岳を満喫もアリかなと考えてます♫
    kakaちゃんもまた一緒にスノーシューパフパフ行こね〜

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  3. また、書き込みさせていただきます。

    鹿の芯玉!

    すごく気になります。

    ブログ名「山より宴」の精神(宴大好き)には大変共感させてもらっておる一人でありますが、私も年に5回ほど宴会に参加(幹事が数回)しています。

    そんな宴会では、料理必須ですが、料理が出来ない自分なので作れる料理のレパートリーが毎回一緒→陳腐化が深刻です。
    毎回新しい料理にチャレンジしようと思うのですが、なかなかヒットする料理が出来ません。

    宜しければ、料理方法などを紹介していただけると嬉しく思う次第です(^o^)。

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  4. ten2843さん

    少し言い訳から書きますと・・・
    昼間は決算と棚卸しでバタバタでして・・・
    夜は忘年会で毎夜ベロベロが続いております・・・
    落ち着いた時間が出来次第、鹿の芯玉レシピを報告しますね!
    今しばらくお待ちくださいませ〜(汗

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