Action for marriage

20160416 sat　「婚活登山応援団」

三十代という時間は人生の中で最も有意義な時間かもしれない。
若造と呼ばれる世代ではないが、老いを感じるには遠い世代だ。
それなりの経験が蓄積し責任を持って社会的にも貢献できる世代だろう。

未婚の三十代は仕事や趣味への情熱に多くの時間を費やしてしまう傾向がある。
はたと気づいた時には周りの友人達の多くは既婚者になっていたりする。
将来の事を考えればそろそろ婚活しなければという思考回路になるのだろう。

まさにその思考回路に符号する三十代の男女が山仲間にいたのだよ。
世話焼きオヤジとしては黙って見過ごすことは絶対に無理に決まっている（笑
ならばと段取りよく婚活登山のセッティングを仕切っていた老犬がいた♫

男の名はナベちゃん。裁判所に勤務するアスリートだ。
フルマラソンは2時間39分の記録を持っている。

女の名は綾ちゃん。大手通販会社に勤務するOLだ。
社内では企画等もこなすキャリアウーマンと言っていいだろう。

興味本位で賑やかしにやってきた男達の名はエノちゃんと好人ちゃん。
ゲッスンはいの一番に参加表明しておきながら当日まさかの起床遭難であった。

阪急芦屋川駅で全員集合してご挨拶♫
ナベちゃんを皆に紹介してこの日のハイキングは始まった。

大混雑のメインルートから離れて地獄谷へドロップイン♫
この日は初夏の気候。涼しい木陰がある谷筋は心地良い。

綾ちゃん以外は全員クライミング経験者だから無問題だが、
クライミングも沢登りも未経験の綾ちゃんはもう必死のパッチだ（笑

ホールドもスタンスも不安定で顔はチョー真剣そのもの（汗
後ろから好人ちゃんがアドバイスしながら岩を攀じることができましたとさ♫

小便滝までくればプチ沢登りも終了になる。
涸れた沢を詰めていくとA懸岩に辿り着く。

この日はトレランシューズで入山していた。
フリーでA懸岩を攀じってやろうと少し登ったがビビった（汗
もしもの滑落で痛いのやだな〜と考えた途端に体も心もフリーズした（笑

A懸岩から少しハイクアップすれば大阪湾が一望できる。
桜は終わったがツツジ等の柔らかな白やピンク色がそこかしこにあり美しい。

ほんの10mほどのプチ下ノ廊下（笑
落ちても死にません♫

しばらくすると花崗岩の塊であるピラーロックが現れた。
ここでショートレスト。

本日の主役の一人である綾ちゃん。
未体験のプチ沢登りやプチ岩登りですでにカラータイマーは鳴る寸前（笑

オヤジ達はすでに大量の汗まみれ・・・
それに引きかえもう一人の主役であるナベちゃんは汗一つかかずに涼しい顔。

登って来た尾根筋がよく目視できる。
画像では分からないが肉眼では大阪平野の向こう側に金剛山が横たわり、
さらにその奥には大峰の稜線も確認できた。

メインルートに合流後も風吹岩や横池には行かず高座谷へドロップイン♫
喧噪から離れ静寂の谷筋を歩く。

キャッスルウォールまで来てようやく人の話し声。
クライマー達が数名練習しておられた。

綾ちゃんとkumiちょの女性2名はそのまま登山道をハイクアップしてもらい、
メンズ4名は比較的易しい壁を10mほどフリーで攀じった。
最後のオーバーハングは右へ逃げて完登！（笑

久しぶりの六甲ニャンコは長毛種で、おねだり上手な子でした♫
ニャーニャーとアピールするも何も出て来ないと判断すると見切りも早かった（笑

岩梯子を登る時も綾ちゃんは真剣真顔で必死のパッチ！（笑
ハイキングルートでもお助けロープやスリングは必須だね（反省・・・

ザックを外して新七衛門嵒をくぐり抜けるとテーブルロックは目と鼻の先♫

僕とkumiちょ以外は全員お初のテーブルロックに到着。
少し早いがここでランチタイムにすることにした。
我家は久しぶりにバウルーを持ち込んでホットサンド♫

グラナイトギアのフローズンパイントに保冷剤と一緒に歩荷したプシュッ！
で、独り乾杯の儀を粛々とグビグビと執り行うのであった（笑

第一弾バウルー完成！

第二弾、第三弾とバウルーし皆にお裾分けして和気あいあいなランチタイム♫

綾ちゃんとナベちゃん。
三十代の大人な二人の今後やいかに！
上手いこと進めば良いのだが・・・あれこれ楽しみだよ♫

余談だが、ガッキーは建築士と結婚したらしい。

余談だが、バウルーの具材は水分の多いモノは汁が飛び出すのでご用心！

数年前にこのテーブルロックにテント泊したことがある。
夜景撮影しながら一人で酔っぱらったなぁ・・・落ちたら死ぬし！（笑
二張はオケ！　落ちるのが恐かったら寝る前のビレイはお忘れなく！（笑

夕方に用事のあるエノちゃんと好人とはここでお別れとなった。
賑やかしオヤジ2名がいなくなったことでようやく婚活登山らしくなった（笑

若い二人に前を歩いてもらい、僕とkumiちょは控えめに後ろから付いてゆく♫
先ほど帰ったオヤジ達とは違い礼儀正しい二人の会話はとてもジェントルだ。

何気にデカザック（赤色）な綾ちゃんのザックを担いであげるナベちゃん。
ナベちゃんの軽々ザック（黒色）を綾ちゃんが担ぐの図。
うむむ・・・良い感じじゃまいか〜♫

久しぶりの六甲山は雲一つないドピーカンな天気で初夏のよう♫
雨ケ峠や本庄橋を渡り七曲りを目指す。

下界では散ってしまった桜も標高700m付近ではまだ満開♫

一軒茶屋までの最後の登りは九十九折がそこそこ続く。
とうとうカラータイマーが点滅し始めた綾ちゃん・・・

ジェントルなナベちゃんはソッコーでダブルザックに変身（笑
親亀の上に子亀が乗って〜的な状態で歩荷するナベちゃん！
ポイントアップは間違いないぜ〜♫

一軒茶屋に到着すれば本日二度目のプシュッ！
と、独り乾杯の儀を粛々とグビグビと執り行うのであった（笑

その後はこれまたお久な六甲山最高峰にてニコパチ的記念撮影の儀と執り行う。

数年後・・・
初めて会って初々しかった二人のことをイジれる状況であればいいな〜♫

さて、ここからは有馬温泉まで、また〜りと下山するだけ。

ここからも若い二人に前を歩いてもらい、爺やと婆やはお供するのであった。

まあ、でも、耳はめっちゃダンボやったけどね（笑

有馬に下山後は登山口にいつも立っている太閤の湯の営業マン。
太閤の湯の通常料金2,600円が60分1,000円になる魔法のチケットを頂く。

で、太閤の湯に行くもまさかの停電中でアラーム鳴りっぱなしで館内真っ暗・・・
復旧のめども分からないので、そそくさと金の湯に移動。
以外と観光客も多くなく、そこそこゆったりと風呂に入れた。

で、入浴後の僕は本日三度目及び四度目のプシュッ！
と、独り乾杯の儀を粛々とグビグビと執り行うのであった（笑

三宮へバスで戻るナベちゃんを見送って僕たちは食いに走る（笑
少し高いんだけど、ここの練り物は美味いんだよね〜

梅田へのバス出発時刻まで久しぶりの有馬温泉を
綾ちゃん、kumiちょと半時間ほど散策する。

有馬から芦屋川や三宮までは座席指定なしなので並ばなけらばいけない。
でも梅田までは座席指定なので並ぶ必要もなくお気楽なのだ♫

さてさて今日も朝から夕刻までよく遊びました♫
楽しい仲間と楽しい山の時間を共有できました♫
ありがとうございました！またジョインしよう♫

綾ちゃん＆ナベちゃんのラブな繋がりができれば続報必須！

To be continued〜