2014/01/23

Alexander Calder


20140123 thu 「永遠のゼログラビティ」

つい先日、我家に針金彫刻の動く芸術作品が届いた。いわゆるキネティックアートだ。
動く彫刻 「モビール」 の生みの親として知られるアレクサンダー・カルダー。
彫刻に動きを取り入れたことは偉業とも言えるアメリカ人の彫刻家にして現代美術家。

規則的であったり不規則であったり室内の空気の流れで予測不可能な動きをするハンギングモビール。
デリケートな印象を漂わせながら動く彫刻作品はその影までも美しく柔らかなシーンを演出してくれる。
ゆらゆらと無重力空間を永遠に動き続けるような流れを見つめているだけで癒されるんだ。

空気の流れが無い時でも絶妙にして微妙なバランスを保ち浮かぶ姿は緊張から弛緩への予感をはらむ。
不規則に動く事が規則的なのだろうか。各パーツが相互に影響し合い変化する様はまさに動くアートだ。
それに作品の配色に原色を多様するのもピエト・モンドリアンにインスパイアされている事が理解出来る。


カルダーと言えばモビールでしょ的な感覚で捉えている人が多いだろう。
だがワイヤーでの彫刻や平面のリトグラフもある。
ジャン・コクトーをも熱狂させた初期の機械仕掛けの針金サーカスはご機嫌なアート映像だ。
シュールなサーカスに興味のある方はYou Tubeで「Cirque Calder」をどうぞ。


で、このアート作品は自分で購入したものではない。
気が置けない山仲間からの素敵なプレゼントなんだ。
ほんまにおおきにおおきに心から感謝感激雨霰です。



余談(ネットで見つけた二人のカルダー)

■1931年、パリのコロニー街14番地のアトリエで33歳のカルダー

■1954年、作品「21 feuilles blanches」を持った54歳のカルダー

二十年という歳月は有機体をここまで劣化させるんだよね(笑
あぁ・・・老化ってほんとコワイワ~と思う今日この頃・・・

5 件のコメント:

  1. 老犬“痩せる一方”2号2014/01/26 18:02:00

    カロ王子の反応はいかがでっか?
    こちらの姫は、山へ行けない日々が続いているので
    そろそろストレス喰い&呑みモードに入るかも(笑)
    「王子のたるんだ腹には負けへんで〜」

    返信削除
  2. 39度の熱にうなされてるとGTが宅急便で届いたよ(^o^)
    ありがとうございます。
    だいぶ熱は下がりましたが、5日間外出禁止だそうですwww

    返信削除
  3. GTってなんやろ思とったけど、今いま受け取りました。
    Standing Fight Never give up your dream!しびれるぜ〜
    しかもポリ100&メッシュで、夏山にぴったりじゃん★
    ありがとうございました<(_ _)>

    ※そやけど、みんなお揃で山登ったら確実に変な集団やろね(笑)

    返信削除
  4. daiちゃん@老犬“儲かる一方”2号さん

    カロ王子はフンガッフンガッと鼻息荒くスーパージャンプ!
    するお年頃ではないようで憂いをたたえた瞳でまた〜り見つめています(笑

    >「王子のたるんだ腹には負けへんで〜」
    裏番姫!
    今年のテーマもバリバリとダイエットでつねw

    お揃でGIGANTESCO!な山旅を皆でしようぞ(笑
    確かに山でGTが何匹もいてたらドン引きされるやろなぁ(爆

    返信削除
  5. インフルちんたろう@バリバリクライマーさん

    39度の知恵熱は辛いねぇ・・・
    さぞや多くのオネーチャン達がお見舞いに来てくれたことでしょう(笑
    熱が下がって五日間も外出禁止令って・・・
    やること沢山あるね!(ムフッ

    返信削除