20130316 sat - 17 sun 「穏やかな時間が流れる鷲ヶ岳」
静かな山道を歩く。静かなテン場で呑み語らう。静かな山頂でパノラマを堪能する。
アクセスの便利な人気の山なら、日曜日に入山者と出会わないことはまず無いだろう。
今回の山より宴は5人パーティー。入山から下山まで誰にも会わない静かな山行。
一般的な登山ルートではなくプチバリエーションルートを登った。
林道ショートカットや尾根の直登ルート等ほとんどトレースの無いコースを楽しんだ。
何と言っても老犬2号が秘密裏にしていた内緒のテン場が心地良かった。
それに車の駐車地からテン場までのお気楽コースタイムがピクニック気分で歩ける。
だが、お気軽な一泊の雪山テン泊なのに老犬1号&2号のデカザックは共に25kg(汗
中身は当然、大量の酒と食材だ。今更だがULとは無縁の山やになってしまった(笑
老犬2号が林道を歩きながら、とある尾根を凝視している。
そして匂いを嗅ぐ。「よっしゃ、この尾根や。この尾根を詰めるんやぁ」
裏番@山元さんが軽やかに先頭でハイクアップしてゆく。
老犬1号&2号は25kgデカザックを担ぎ最後尾から滝汗歩荷が続く。
今回はdai & kkのスタッフ、おーちゃんが初参加。
教祖は勿論ソッコーでおーちゃんのイニシエーションを済ませた(笑
林道に飛び出すと鷲ヶ岳の頂上直下の尾根が見えた。
そして今宵の秘密のテン場も近い。
流石に樹氷は融けて無いが、残雪の心地良い時間を楽しめる。
下山者に会うことも無い。
入山者に追いつくことも追いつかれることもない静かな山。
僕達のアイゼンの音だけが小さく「キュッキュッ」響く。
あとは皆の笑い声だけ。
バッタ推奨の秘密のテン場に到着すればサクサクと今宵の我家を設営。
エスパースとヒルバーグが仲良く並ぶ。
おーちゃんのドーム型テントもヒルバーグ。
嫁ローンで購入したらしいが、カッコいい幕だね♪
そして最も大切の準備は歩荷したビールを雪で冷やすこと♪
お次ぎはドンチャンテントの設営。
スノーショベルで掘りごたつ的テーブルを作る。
BDメガライトを設営しながらも我慢できずにプシュッ!!!
乾杯!
床無しテントのすきま風を無くすために全員でブロックを切り出し壁を作る。
この時点で午後3時。この後は深夜まで延々と山より宴が続くのであった。
まずは焼き物から始まる依存症の集い(笑
オニオンスープにとろけるチーズをタップリ入れる♪
バゲットを焼いてスープにインして暖まる。
食って♪飲んで♪遊んで♪
風もない暖かな夕刻。
大人達は残雪の山で、まったりと過ぎてゆく時間を楽しむ。
お次の焼き物は旨旨ジューシーな鶏肉に舌鼓♪
今宵のメインディナーはkumiちょ特製の塩麹ブタにザワークラウトの鍋♪
腹も心も満たされてゆく山より宴タイム。
腹が落ち着いたらまたもやお外で遊ぶ大人達。
気温は氷点下5℃程度。風も無くユルーい時間が幸せだぁ(笑
飲む♪語る♪笑う♪
肴は炙った烏賊でいい〜♪
dai & kk持参の日本酒は旨かった☆
口の中でほんのり漂う後味の甘さがなんともフルーティーで楽しめた。
日本酒が空いたら、お次はおーちゃん持参のワインで乾杯♪
酒が途切れることは論外だ☆
ディナーのラストを飾るのはdai & kk家特製の絶品豚汁♪
熱々をハフハフしながら味わう幸せな依存症の集い(笑
大人達のドンチャンは延々と続いた。
山より宴タイムは7〜8時間は続いていたのではなかろうか(笑
ビールも日本酒もワインも無くなれば、ハードリカーへと移行してゆく。
焼酎にウィスキー♪ 酒はなんだってあるさ。
そして・・・一人落ち・・・二人落ち、山より宴はお開きになるのであった。
翌朝、風も無い紺碧の下、テン場から見た朝陽に輝く白山♪
そしてこの日も素敵な一日が待っていましたとさ〜♪♪♪
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