Discover the Spring

20130316 sat - 17 sun　「残雪の鷲ヶ岳 de 春をフラゲ」

風もなく明け方も冷え込まず気温は氷点下5℃程度。
通常はサクッと日帰りで登るのが当たり前の鷲ヶ岳。
それをわざわざオーバーナイトで楽しむ酔狂な大人達。

本日の行動はテン場から一時間ほどで踏める頂上までの行程のみ。
一同はやや起床遭難気味の午前7時過ぎにテントから這い出してくる。
フライシートのジップを上げれば素敵な光景が広がっていた。

僕達が設営したテン場は北向き。
正面に大日岳とその奥には白山〜別山が朝陽を浴びて輝いて見える。
野伏の向こうは荒島岳だろうか。福井の名峰が連なる。

キンと冷えた冬の朝はそこにはもう無かった。
陽光煌めく温かな春の優しい朝が広がっていた。

今朝の朝食は久しぶりにバウルーを持参した。
時間の忙しない縦走なら無理だが今回の様なまったり山行にはベストでしょ♪
食パンは10枚切りを用意した。これで5バウルーできる♪

そう言えばバウルービギナーの頃、6枚切りの食パンでバウルーして
バウルーマザーに鼻で笑われたよな〜（笑

人は進歩する動物なのですよ・・・（笑
色んな種類のバウルーを味わえたがラストのチョコバナナバウルーだけは too much !

出発の準備風景を何気に撮っていたら、またしても奇跡の一枚が・・・（爆
女王様と下僕達のような構図にワロタ♪
センターはいつだって裏番＠山元さんですから（笑

時々かぶってしまうオレンジのR1フーディー（汗
一発キメてピークハントに向かいます（笑

白山を背にえっちらおっちら（笑
4名は空身。アークのアタックザックに5人分の水や行動食にジャケットをつめた。
担ぐのは当然の流れで老犬2号・・・ありがとね大ちゃん♪

尾根をいわゆるテキトーに登ってゆく5名。
そこそこの急登なのでテキトーに九十九折りしてハイクアップ。

先頭はもちろん裏番＠山元さん。
ピークへ続く稜線まであと少し。

on the 稜線♪

稜線に出ればいく筋かのトレースも確認出来た。

樹林帯の中にはニホンカモシカも発見♪

テン場から1時間もかからずサミットプッシュに成功（笑
風もなくアウター不要な暖かさに春を感じた。

東側には大きな山容の御嶽山が鎮座している。
その北側には乗鞍岳から穂高〜槍の北アルプスの稜線が白い。

御嶽の南側には駒ヶ岳や空木岳の中央アルプスが横たわる。
恵那山の遠景には南アルプスの稜線が薄らと延びる。

南西に目を転じれば伊吹山や鈴鹿山脈も見えているはずだが山座同定は厳しかった。
それにしても360度パノラマの絶景の中心にいる素敵な時間を堪能出来た♪

kumiちょに指示され何故か山頂でタイタニックのポーズをやらされた（笑
よーく見るとタイタニックと言うより老犬の交尾にしか見えないぞ（汗

風もなく暖かな頂上稜線でまったりとした時間を過ごす。
山座同定やら行きたい山やら楽しい話は尽きない♪

とりあえず鷲ヶ岳フライングゲット♪しときました（笑

気が済めばスタコラサッサと急傾斜の尾根をサクサク下山。
僕達のテン場が小さく見えた♪

この日は飛行機雲を頻繁に見かけた。
航路なのだろうが、紺碧に引かれた白線が眩しく見えた。

テン場の近くは緩い傾斜のゲレンデが広がっている。
スキーのシュプールも数本見かけた。 次回は絶対にヒップソリ持参せねば♪

この緩斜面をヒップソリで遊べば楽しいだろうなぁ♪
それにゲレンデの両サイドは急傾斜の壁が多い。
滑落停止訓練などの雪上訓練にも、もってこいの場所だと思う。

テントを撤収して林道をサクサク下山♪

鷲ヶ岳・・・いい山でした。また来ようと思う。

さて、あなたはもう春を見つけましたか♪♪♪