2012/07/01

Late rising of the rainy season


20120624 sun 天王山と大山崎山荘美術館

天気予報が二転三転した週末。
あの山この山どこの山?と検討していた週半ば。
では、琵琶湖方面の1214mへ遊びに行きませうと決まったのだが・・・

日曜日の早朝、二人はいちおう目を覚ましたのだが 、
紺碧には程遠い今にも雨が降り出しそうな暗い空。
「どうする?行く?止めとく?」と緊急早朝二人会議。

まあ、こういう時の答えは大方決まっている。
勇気ある撤退が大好きな僕達の答えはすぐに出た。
「じゃぁ、もうちょっと寝ようかぁzzz」と、確信犯的起床遭難であった。


遅い朝、いやランチ食って天王山の登山口に着いたのは昼過ぎだった(汗
そういえば去年、大山崎山荘美術館に来た時も起床遭難した休日だった(笑
今回の登山靴はウルトラライトだ。KEENのSHANTIで、ペタペタと登ってやった。


雨は一滴も降る事無く、意外にも陽は射し素敵な登山日和になってしまった。
酒解神社・・・いい名前の神社じゃないか(笑


摂津国(大阪)と山城国(京都)の国境に横たわる天王山。


応仁の乱やら羽柴秀吉やらの天下分け目の天王山(笑


木津川、宇治川、桂川の三川が合流し淀川となり大阪湾へと流れてゆく。


豊富な地下水に恵まれた天王山の南麓にはご存知サントリー山崎蒸留所。


そんなこんなで、ここまであまり話の膨らまない散歩となった(汗


そして我々ピークハンターは苦難の末その頂を踏んだ。
あの天王山の北西壁ピクニックルートを無酸素で登頂したのだ(爆


間違いのないように・・・
2704メートルではない。270.4メートルだぉ(汗


下山途中、急激な脂汗と共に下腹部を貫く激烈な便意に襲われた。
体調の奇襲は僅かな段差すら下腹部に響きビッグウェーブが何度も押し寄せる。
石のように固く握り締められた僕の拳。指は一本も開く事は出来ない。

指を一本でも開いたその瞬間に言語道断の事故を起こしてしまう。
究極のULスタイルで登攀した我々の装備は財布とカメラだけ。
紙系など当然無い。美術館に辿り着かなくては人生の汚点を作ってしまう。

kumi長に励まされながら鬼の形相でウルトラデッドスローな下山が続く。
美術館手前のWCを発見した時は感涙に咽びそうになった。
風速30m、氷点下30℃の3000mの稜線で避難小屋に辿り着いた心境だ。
勝った。僕は勝ったのだと静かにドアを閉め安息の一時に浸った。


さて、ほんなら次は美術館編でんがな♪


6月に入ってようやく安藤忠雄設計の「夢の箱」が完成したらしいでっせ。
新スペース「夢の箱」完成記念としてBEAUTY IN A NEW LIGHT「美の再発見」
セミナーシリーズ(講演会)は満員御礼で受付終了やてぇ。
ほんなら箱だけでも観に行っとかなあきまへんがな。


相変わらず入館者は多い美術館やねんけど、
今回の内容や展示工夫にちょいと疑問を感じまんなぁ。


夢の箱がやなぁ・・・具現化でけてへんがな正直!
残念でんなぁ大山崎山荘美術館はん。

文化祭の陳列コーナーのレベルでんがな正直!
残念でんなぁ大山崎山荘美術館はん。


安藤忠雄はんは悪ないと思てまっせぇ。
責任はディレクション出けへんかった長の付く人やろなぁ。


ほなモネの睡蓮を観て帰りまっさぁ♪




湿度の高いジメジメした季節でも楽しませてくれる紫陽花が満開。
多種多様な形や色を愛でる。この季節だけの美しい花々。



場所も雰囲気も好きなのだが今回のコンセプトは???
でもなぁ・・・。
来年もまた、とある起床遭難の休日にはここへ来るような気が・・・(笑


沖縄は梅雨明け。
近畿地方が明けるのは例年、祇園祭の頃。そして五山の送り火。
ギラギラと輝く真夏の太陽。今は待ち遠しいなぁ♪
でも盆過ぎには早く秋風を〜なんて言ってるのだろうねぇ(笑

♥付録♥



今回あまりにネタが無さすぎたので、
久しぶりにカロリーヌ三世に登場願いましたとさ〜♪

2 件のコメント:

  1. カロ、爆笑! ムーチョ腹痛いわ(笑)

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  2. daiちゃん@老犬2号さん

    いつでもオファーしてや〜♪
    9時〜5時で、8並びでええで〜(笑

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