2012/06/03

Takashima trail Mountain traversing 2012 / final day


20120519 sat〜20 sun 高島トレイル・中央分水嶺の旅「抜土〜水坂峠」

多種多様な緑色を愛でる新緑の高島トレイル。
北には日本海の小浜湾が一望でき南はマザーレイク琵琶湖が横たわる。
まさに中央分水嶺の旅。爽やかな風を肌で感じながら水坂峠を目指す一日。

GW以降、起床遭難もなく本日も四時半に起床し五時半には出発。
人は成長するのだ(笑  MUKAで炊いた麺類を食しテン場を後にする。
本日は三つの頂を越え、二つの峠を歩く約20kmのスルーハイク。

久しぶりに履いた2XUコンプレッションタイツは快適。昨日の疲れが間違いなく少ない。
ZENのスーパードライブで一発キメて、ストイックモードでハイクする。
ザックを下ろすロングレストは一度も無しで水坂峠に下山。やればデキルじゃん(笑



昨日のマキノの山とは違う今津の山。草稜は少なくブナ林の縦走路が続く。
五月のグリーンシャワーを浴びながら早朝の凛とした空気に触れる一時。
木の枝にカメラを乗っけてのセルフ撮りって難しいね(汗


ある程度の距離をトレイルから離れるようにしようね。
そしてそれなりの広さと深さの穴を掘るんだよ。
スッキリフィニッシュの後はしっかり土を戻してオッケー♪


近江坂を越え本日最初のピーク大御影山950mを目指す緩やかな登り。



もちろん朝から誰にも会わない縦走路。
昨日の赤坂山の団体さん以降はずっと一人旅♪


誰もいないトレイルで一人セルフ撮影の準備をして変なポーズ・・・(笑
客観的に見れば、そこそこヤバいね・・・。


バイケイソウの黄緑が美しい♪


下記の写真2枚。踏み跡も確認できる正真正銘の高島トレイル。
地面から1mくらいのところにフツーに枝が横切り進路を塞いでいる。
しゃがんで枝の下をくぐるか軽く藪漕ぎでぐるっとまわるか・・・。
このパターンが何度も何度も現れる。かなり疲れる。

高島観光協会さん。予算は少ないのかもしれないが、もう少し管理できないのだろうか?
高島トレイルが無理矢理、山を繋げていって完成させたトレイルなのは周知の事実。
無理矢理作った80kmなのだから放置せずあと少しでいいからメンテしてほしいと願う。
素敵な山なのだから・・・スルーハイカーが増えるどころか減ってしまうよ。



大御影山からの縦走路を歩きながら西を見れば、
2km前後向こうに北から南へ向かう尾根が確認できる。
大日尾根から三重嶽へ続く尾根が延々と横たわっている。


これから歩かなければいけない尾根が真横に見え続けるって辛いわ・・・。
歩けど歩けど近づかない尾根に精神的にヤラレル場所だわ・・・。


三重嶽の少し手前に小さな雪渓が残っていた。
標高1000m未満の低山でこの時期まで残ってるのも珍しい。



三重嶽までピストンで200m・・・パス!(キッパリ)
だってピークハンターじゃないもーん(笑



さて、お次ぎは本日ラストのピーク武奈ヶ嶽865m。
目視できてから遠いというか、どんどん下らされる・・・(泣
このあたりのアップ&ダウンは大峰奥駈の前鬼以降の後半パートに似ている(汗



いくつかの小さな山上池をを過ぎ武奈ヶ嶽北尾根との分岐を目指す。
僕が歩いている高島トレイルに武奈ヶ嶽北尾根が合流してくるように
地図からの読図では考えていたが全くの逆!
武奈ヶ嶽北尾根がそのまま武奈ヶ嶽に繋がっているトレイル。
こちらのトレイルが無理矢理合流した感覚だった。
うむむ・・・さすが高島トレイル! 笑わしてくれるギミックが多いのね・・・♪




福井県若狭町方面の町並みが眼下に広がる武奈ヶ嶽。
朝から一人旅が続いたが、ようやくここでワンデーハイクの団体さんに出会う。



本日の下山ポイント今津方面が確認できた。
さあ!あとは下りだけって思ったのも束の間・・・。


武奈ヶ嶽を越えて少ししてからは始まる下りは噂通りの激下り!
激下りのあと少し登らせてまた激下り。これの連続で高度差600Mを下山する(泣



水坂峠に午前11時半頃に下山。
抜土〜水坂峠までの約20kmのトレイルを約6時間でコンプリート♪

また近いうちに今度は高島トレイル80kmを起点から終点までスルーハイクしようと思う。
前泊等で愛発越のスタート時間を早朝にして二泊三日の
スピードハイクにチャレンジしてみようと考えている。
20km : 6時間 = 80km : 24時間。
一般的な三泊四日ではなく二泊三日でも十分可能でしょ♪
水の確保だけが問題・・・事前デポもありかな?
プシュッ!無しで酒はハードリカー数百ccオンリーで我慢しよう(笑
あと日照時間の短い秋は二泊三日パターンは厳しいかもね。


保坂の古民家的な集落が見えて来た。
水坂峠から保坂のバス停まではアスファルト道を緩やかな下りオンリーで約15分。


西日本JRバスが小浜から近江今津まで1時間に1本、通っている。
この日は12:38発で下界に戻った。
バス停付近にプシュッ!自販機は無し(笑


下界に戻ればもちろんプシュッ!と、独り乾杯(笑
近江今津駅前には風呂屋はないがホテル可以登の日帰り入浴があるが午後3時から。
時間がありすぎるので、この日は風呂無しで帰りましたとさ〜。


さて次回はどこのトレイルを歩こうか?
日照時間の長いこの季節はロングトレイルに最適だもんねぇ♪

2 件のコメント:

  1. セルフ撮り、お疲れっしたッ!
    てかcut-chang、パオ〜ン的ヘンポーズはヤバいっすよ(笑)
    見た人に通報されて、東邦航空が来ちゃうよ☆
    でもさ、歩いているようなセルフ撮りが超ウケる〜〜。
    現場でのご苦労がしのばれます。
    今週末楽しんで来てください。
    ken-changにもよろしくお伝えください☆

    返信削除
  2. dai chang

    いや確かにねセルフ撮りねぇ・・・
    時々、自分でもなんだかなぁと思ったりしています(笑

    東邦航空はdaiちゃんがナニの時に全機出動してあげるからね♪
    今週末のあのお山方面の天気予報は少しナニやから悩みまつw

    返信削除