Merry Christmas & Happy New Year / First half

20161224 sat - 25 sun　「ホワイトクリスマス in 八経ヶ岳・入山日」

クリスマスの週末は北八ヶ岳の縞枯山から白駒池へと縦走予定だった。
スノーシューイングでパフパフのパウダースノーを楽しもうと計画していた。
だが、そこへ今年の初夏に四国の東赤石山で知り合った若者から連絡があった。

高知県在住のオーストラリア人の素敵なカップルだ。
エリーとエイモンが冬休みを利用して奈良＆和歌山に来ると言う。
僕とkumiちょ二人だけで北八ヶ岳へ行く予定だったので即座に予定を変更した。

彼等とジョインすることをチョイスしたのだ。きっと楽しい山行になるだろう。
そこで折角なので近畿地方の最高峰である大峰の八経ヶ岳を彼等に提案した。
今回は日豪の4人で過ごす素敵なホワイトクリスマスを満喫した山旅物語。


クリスマスイブの朝、奈良県の天川川合でエリー＆エイモンと待ち合わせをした。
約5か月ぶりの再会に心躍った♫　初対面のkumiちょを彼等に紹介する。

改装中の天川村役場の駐車場にて用意をする。
午前8時15分に駐車場を出発。
今回は久しぶりに栃尾辻経由のルートでハイアップ♫

天川村を見下ろす最初の鉄塔で休憩。
ワイルドだけどジェントルなエイモンとキュートなエリー。
僕とは親子ほどの年齢差があるんだよね（笑

標高1000mを超えるとようやく雪山らしくなってくる。

前日の降雨で雪も少しは溶けた様子。
気温もひどく低下することもなく全員アウタージャケットは脱いでいる（汗

この日はクリスマスイブ♫
エリーの真っ赤なビーニーが可愛いねぇ。

kumiちょ特製の鹿シチューや酒などでこの日のバックパックは22kgほど。
コンフォータブルな雪山仕様は運動不足の身体にはキツイ・・・（滝汗

軽く3時間以上かかって、ようやく栃尾辻に到着。
バックパックを下ろして行動食でランチタイム♫

時折、薄日が差すも辺りは鈍色の空が支配する。

エリーとエイモンは英語の先生が生業である。
エリーの日本語はそこそこ堪能であるが、エイモンは得意とは言い難い。
なので日本語と英語ミックスの単語での会話がとても楽しいのだ（笑

僕も訳あって2017年は本気で英会話の勉強を始めなければいけない。
今後の自身のスキルのために不可欠になりそうなのだ・・・（泣

駅前留学とスピードラーニングは必須だろうなぁ・・・（遠い目・・・

この日は積雪量も多くなく終始夏道オンリーでハイクアップできた。
もちろんスノーシューもアイゼンも不要なコンディションであった。

天川の登山口からウルトラデッドスローなハイクアップで7時間弱・・・
デカザックだとはいえ、かなりのタイムオーバーだ（笑

15時に弥山川に架かる橋を渡る。眼前には墨絵の世界が広がる。
コントラストの低いモノクロームの世界も悪くない。

辺りの木々は白い綿の乗ったクリスマスツリーのオンパレードだ。
オーナメントやリースやキラキラモールを持参すれば良かったかな（笑

ここまでに鹿やウサギや野鳥の足跡を雪面に見つけている4人は童心に返る。
デカザックの重さも忘れて日本語・英語ミックスで説明しあう（笑

入山前にヤマレコなどで調べている時に弥山冬季避難小屋が、
開いている情報と閉まっている情報があった。
間違いなく開いているのであれば弥山冬季避難小屋まで登っただろう。
エリー＆エイモンは冬季用のテントを所有していない。
不安が拭えなかったので今回は狼平避難小屋までとした。

僕とkumiちょは避難小屋の横にサクサクとテントを設営♫
もちろんエスパース・マキシムXの4〜5人用だ。
kumiちょならテント中央で起立できる広さが魅力♫

僕達が到着した時には狼平避難小屋1Fは7名の登山者で満員御礼状態だった。
なのでエリー＆エイモンは誰もいない2Fに宿泊することにした。

ディナータイムまでの時間にエイモンはスノーマン（雪ダルマ）を作りたかったようだが、
サラサラのパウダースノーは湿度が低く全くもって固まってくれなかった。
残念だが仕方ない・・・

夕刻、僕とkumiちょも避難小屋2Fに集合してディナータイムを始める。
コトコト煮込んだkumiちょ特製の鹿シチューを振る舞う。

バケットを焼きながら鹿シチューは何度でも、おかわりできるほどのボリューム満点♫
エイモン調理の焼きそばもいただきました。　どれもスペシャルで美味しかったな〜
思い出に残る素敵なクリスマスイブを楽しめた夜。

イタリアのクリスマスでは必須のパネトーネも絶品♫

明日、晴れますように♫

25日の素敵な冬物語は正月休みに報告できれば・・・

May your days be happy 2017 ♫