2012/11/29

Wandering Oomine / Obataninozoki


20121124 sat - 25 sun 快晴の「えれぇこった!」だってある(入山日)

親しい山仲間である「えれぇこった!」が、ようやく完全復活となった。
約一年ぶりとなる入山ジョインは、やはり大好きな大峰を楽しむことにしたのだが、
心配なのは天候だ。「えれぇこった!」は荒天率6割以上を誇る雨天製造機だから(笑

入山時はピーカンでもエスケープルート過ぎてからの集中豪雨等は日常茶飯事。
レインウェアの稼働率が天下一品な山ブロガーの再始動が怖いような一面も(汗
相方のやっちんもガッツリとギアやウェアを揃えて本気登山を始めた様子♪

柏木の上谷から入山し久しぶりの伯母谷覗からの絶景を楽しみにハイクアップする。
テン場は水場の無い稚子泊だが岩壁に囲まれた鞍部が好みのローケーション♪
和佐又山キャンプ場に車を一台デポして、まったりな縦走を楽しむ素敵な連休となった。



前泊は車を一台デポする和佐又山キャンプ場。
山より宴真理教の共同装備であるメガライトを設営しドンチャンを始める金曜の深夜♪
金曜日夕方からは晴れると思っていただけに、まさかの霧雨には少々ビビった(笑
「えれぇこった!」復活祭でいきなりの雨天&濃霧に、ある種の脅威すら感じた(汗


誕生日プレゼントに、bp-やっっちゃんから貰ったGENTOSのLEDランタン。
エクスプローラーEX837NXの柔らかな白熱球カラーは優しい色で和むなぁ♪
その灯りの下で今宵も山より宴真理教のイニシエーションが行われるのであった(笑


入信者2名ゲットン! 酒や肴は無尽蔵にある。ドンチャンは深夜まで続いた(笑
泥酔老犬は、あっちの友や、こっちの友に電話しようとしたがスマホのアンテナが
立っていなかった。・・・良かったね・・・○○ちゃんや、○○ちゃん(笑


それでも起床遭難は無かった。まだ薄暗い午前6時には寝袋から這い出した朝。
和佐又ヒュッテにも灯りが点り朝食の準備が始められているのだろう。
午前7時前にはレンジのはっすんも到着し入山の準備を始める。


ワンポールテントのメガライト。山より宴真理教ではドンチャンテントと呼んでいる。
4名でドンチャン後、女性2名は車中泊。オヤジ2名がメガライト泊。
床無しテントで寝るのは久しぶり! 雨でもキャンプ場なら楽しい幕♪
ただ付属のペグは材質が柔らか過ぎて堅い地面では簡単に曲がってしまうのが難点。


はっすんを加え5名が車一台に乗り込み和佐又から約10km北の柏木に移動する。
柏木の上谷にある神社横駐車場から入山する柏木道。
急登とは言わないがアップダウンの無いひたすら登りが続く登山道。


今宵の宴のために酒も食材もたっぷり歩荷する♪
僕のザックはコンフォータブルな約25kg。
kumiちょはシュラフ等が主で約10kgほど。


午前8時過ぎにはまったりとハイクアップスタート☆
山より宴藍染手拭い。bp-やっちゃん、似合ってるよ♪


意外な事実を発見したのがbp-相方のやっちんはかなり男前な健脚っぷり☆
約10kgのザックだが、デカザックなbp-やっちゃんとの差は開く一方なハイクアップ(笑
kumiちょは追従不可能だとおもわれ、レヂーkkの脚力でもビミョーかもしれない。


ひょっとしたら、さっちゃんに近いポテンシャルを秘めているのかもしれない(凄!
やはり田舎の山育ちは馬力とういうか底力が違うのだろう☆


伯母谷覗の水場(小さな沢)は枯れておらずこの日も水は潤沢に溢れていた。
尾根までの最後の登りを進む山より宴心理教の信者ご一行様♪


ラストは涸れ沢を南側に渡れば明るく開けた景色が木々の向こうに現れる。
高度感バツグンの伯母谷覗はすぐそこ♪


数年ぶりに訪れた伯母谷覗。しかも最高にピーカンな天候に恵まれた♪
ここは阿弥陀ヶ森からしか来たことがなかったので新鮮な気分だ。


以前はこの崖のすぐ側でテント泊した。
そういえばbp-やっちゃんはテント無しでやっちんが座っている辺りに
サーマレスト敷いて寝袋のみで寝ていたなぁ(笑

寝返り2〜3回でサヨナラ系だね(笑


高度感フェチのkumiちょは飽きずに下を眺めていましたとさ♪


大峰の絶景ポイントの中でもトップ争いをする場所だと思う。
ここでテン泊すれば美しいモルゲンロートも堪能できる。
大峰の縦走路と違い滅多に入山者にも会わない場所。大峰のお勧めポイント☆


山上ヶ岳を中心に大峰には四カ所の女人結界門がある。
日本の女人禁制は大峰だけ。1300年の山岳宗教の歴史がある。

そういえば「結界は己の心の中にあればいい」とかなんとか言って、
髪の毛切って突破した確信犯的な女性もいたね(爆笑


昨夜の雨にも負けず数日前にできた樹氷が残っていた。
これから大峰の冬の厳しくも美しい風景が始まる季節。



標高1000m未満の尾根にはまだ冠雪はない。
台高方面の尾根がたおやかに続いている。



明王ヶ岳、小普賢岳を越えて大普賢は当然スルー。
ピークハンターではない僕達は巻いて巻いて生きている(笑

大普賢のトラバースはクラストした雪が若干いやらしかった。
滑落のリスクも低く簡易アイゼンは持って来ていたが装着せず。


大普賢を振り返る。
後は国見岳を巻いて巻いてクサリ場をクライムダウンしてゆけば稚子泊。


やっちんもkumiちょも慎重にクライムダウン。


この日は、えれぇこったウェザーは無かったものの本人がえれぇこっただった(笑
一年近いブランクは大きく25kg前後のザックを担げばゼー!ハー!状態(笑
まったくペースが上がらず標準CTを大きく大きく上回る素敵な行動時間(汗

bp-hiro改め、bp-やっちゃん改め、目出たく「老犬3号」の称号を与えよう(爆


今宵の我家を設営後はドンチャンの予定だったが風がかなり冷たい。
稚子泊は北西風が抜けてゆく鞍部なのは分かっていたのだが予想外の寒さ。
気温は氷点下5℃だったが風が強く体感温度としては氷点下10℃以下に感じた。
残念ながら山より宴は各自テント内で始めることにした。


かぶの漬け物から始まり、今宵のメインディッシュは参鶏湯


流石にレトルトだが、かなりイケます☆
高麗人参もインしているし骨も柔らかく全て食べられる。
寒い時の汁物は必須だね♪


ビールからホット焼酎へ移行したらヘルシーな焼き物を楽しみます♪


ポン酢withジンジャーon the厚揚げは味も食感も大好きな一品。
薄くスライスしたカボチャやエリンギでテント内ドンチャンは続く☆
他のテントとは大声でコンタクトしながら夜は更けてゆくのであった(笑


夜半には雪もちらほらと舞い大峰の冬物語もこれから始まる。
素敵な仲間と大好きな大峰でまったり縦走を楽しめた一日。

ありがとう。 生きているから楽しめる。 ありがとう。

6 件のコメント:

  1. さすがひろくん、やっぱり雨やん!って思て、
    ワシも電話してんけどな、つながらへんかってん。
    気が合いますな〜(笑)
    おお!老犬ブロス増えましたか。
    ウェルカム・ツ・老犬ワールド☆
    それにしてもBP-YOMEちゃん、健脚ですな〜。

    メガライトのペグ買わないけませんね。
    かっちゃんに任せてよかですか?
    1/2もちますよってに。

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  2. く、kumiちょ、落ちる〜!!!
    なんたる高度不感症♡
    あたしゃ、オ○タがス〜ス〜ス〜よ・・・。

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  3. daiちゃん

    >ワシも電話してんけどな、つながらへんかってん。

    やっぱり〜♥ ムフッ☆ 以心伝心やなぁ(笑
    で、老犬ブロスを増やすのは本意ではないけど増えちゃったぜ〜(爆
    bp-相方のやっちんはかなりパンチの効いた健脚です。
    また皆と縦走できる日には先頭でグイグイ引っ張ってもらいましょう♪

    メガライトのペグ・・・グニャグニャになりますたw
    なんでもえーねんけど、どのペグにしよーかなぁ。
    なんか考えてみるね〜☆

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  4. レヂーkk

    kumiちょはサムタイム頭のネジを外してるみたい(笑
    でも高度に関しては不感症の方が助かるかも(汗

    >あたしゃ、オ○タがス〜ス〜ス〜よ・・・。

    うん!うん! よーわかりまつw

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  5. かっちゃん

    楽しい二日間お疲れ様でした(^^ゞ

    ペグはメールでも書いたけどアライテントの一本物が総合的に積雪期以外は一番お勧めかな!

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  6. やっちゃん

    こちらこそオモローな二日間をありがとうございました♪
    ペグ相談の件なんやかんや助かりました。
    おおきにでっせ〜☆

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