Snowwalker Paradise

20120219 sun　霊仙山八合目

先週は朝寝坊で山はお預けでした・・・。
今週末はオーバーナイト雪山ハイクの筈が・・・。
土曜の早朝に自宅を出発して15分後には踵を返して帰宅・・・。

胸騒ぎ的な嫌な想像が幾度も脳裏をよぎる・・・。
去来する不安を払拭することができない心地・・・。
黒猫を見た白日夢の様な感覚が胸中に留まる・・・。

焦燥感さえ漂う掴み所の無い精神状態が怖かったが詳しい事は秘密（笑
心機一転。気分一新。土曜日は完全休養日にしました。
日曜日の早朝。スノーシューを楽しむために進路は北東へ♪♪♪

西高東低のこの季節。大峰や台高が快晴でも鈴鹿山脈から北は晴天率が低い。
ご多分に漏れず伊吹山や霊仙山もピーカンの日は少ない。
日本海側の天候が大きく影響する地域に入る。

醒ケ井養鱒場から入山する朝。紺碧の天を仰ぎニンマリと笑顔満開の二人だった（笑
この時はまだ雲一つない快晴の一日の始まりに思えた。
養鱒場から退屈な林道を歩く事小一時間で霊仙山登山口に到着する。

登山道入口の休憩小屋でおにぎりを頬張り入山開始♪

少し登れば山小屋「かなや」が現れる。前回同様、無人の売店がありました。
今回は麦酒はかなり少なくなっていましたが、まだここでは飲みませんよ〜（笑

山小屋「かなや」を後にして約10分で汗拭峠に到着。
山頂と落合（今畑廃村）への分岐。

見晴台までの九十九折をウルトラデッドスローで登ります。
kumini料理長もペースが上がらず、えっちらおっちら・・・（笑

お虎ヶ池手前の急登を頑張ればスノーシューパラダイスが待っている♪
鈴鹿山脈最北端のカルスト台地が眼前に広がり迎えてくれる。
だが気付けば紺碧は去り鈍色に覆われ始めた霊仙山の尾根筋。

「快適なスピードで」さんで知る事となったサーモメーター。
EMPEX サーモ・マックス50 FG-5152 。AMAZONで1000円也〜。
一度刻みの目盛りが、かなり見やすい温度計。-50℃〜50℃まで・・・根性あります（笑

霊仙山頂上まで残り一時間の地点でkumini料理長の一言。「ここで、えーやん♪」
と、言うなりザックをデポして空身になってスノーシューダッシュ！（笑
トレースを外れてフリートレースを描きながら雪と戯れています。

フカフカサクサクの乾雪を楽しむ一時。　うむむ・・・ここでいいかも・・・。
料理長の後を追いながらも、頂きにこだわる必要は無いと自身の心に再確認。
パフパフの雪を楽しもう♪　ここでずっと楽しもう♪

二人ともMSRのスノーシューが好き。
ただ、左がフラッグシップで右がスタンダードモデル・・・。
ええ、左が料理長で右が僕のである・・・（汗

お虎ヶ池を探しに辺りをウロウロ探索します。
広大なカルスト台地はガスってホワイトアウトになったらスキルを試される場所。
この日は晴れたり曇ったりの繰り返しで 危険な天候には遠かった♪

落合（今畑）からグルッと回ってきた単独行の男性と出会ってしばし談笑。
それに彼以外に出会った入山者は四名だけ。とても静かな霊仙山の冬の一日。

霊仙神社の鳥居がある「お虎ヶ池」。1m以上の積雪に琵琶湖の形をした池は雪の下。
今日は霊仙山八合目まで。　えぇ、頂きにはこだわりませんから〜（笑

米原市街の向こうに琵琶湖がチラッと現れました。
伊吹山はガスに隠れて確認できません。

往きの急登は帰りのシリセードルート♪
腹筋使ってスノーシューを上げてお尻で滑降の筈が・・・。
料理長・・・全然、進んでへんやんかぁ〜（笑

山小屋「かなや」まで下りて来て遅いランチを頂きます。
もちろんプシュッ！とお疲れさま！ですから（笑

プリムスP-153バーナーの圧電点火装置は根性が足りません。
よってこの日も大活躍のEXOTAC / nanoSTRIKERでした。
一発着火の快適さは、もう手放せません♪

林道まで下りてくれば一安心。醒ケ井養鱒場までまったり下山します。

さて近畿の雪山シーズンはそろそろ終盤戦。
ラストはどこで楽しもうかな〜♪