2013/12/29

Taipei Trip


20131221 sat〜23 mon 「小龍包蝦釣故宮博物院士林夜市九份」

ひょんなことから台湾トリップすることとなった三連休。
普段お世話になっているMさんファミリーと合同での家族旅行。
僕は二十数年ぶりの台北、kumiちょは初の台湾上陸。

フライトは大手ドメスティックラインより超格安なLCC(ピーチ)に初搭乗。
出国は夜明けの関空をテイクオフ、帰国は深夜の滑走路にランディング。
三日間たっぷり国外を味わえるフルタイムスケジュール。

台湾最高峰の玉山(旧称/新高山)3952mも気にならなくはなかったが・・・
ま、家族旅行だしkumiちょ希望の故宮博物院で白菜や豚角煮を鑑賞しようか。
本場の小龍包と海老釣りと士林の夜市に九份で湯婆婆にでも会えるかな。

2013/12/22

Different strokes for different folks


20131222sun 「自分の居場所を見つけるために」

映画「劔岳  点の記」から5年の歳月が流れようとしている
来年6月に公開される木村大作監督作品第二弾「春を背負って」
新田次郎から笹本稜平へと日本山岳小説の王道的系譜が繋がったのか

新田次郎の後継者だとか ポスト新田次郎だとか
無責任なメディアのキャッチを見かけた記憶がある
たしかに 新田には新田の 笹本には笹本の 独創の世界がある

妙味溢れる笹本作品 だが 新田次郎に肩を並べたと言えるだろうか
まあ 平凡な者が非凡な者を比較するなど愚の骨頂だろう
御託を並べるよりも非凡な才能を素直に楽しめればそれでいい

2013/12/12

Season in the snow


20131208 SUN 雪華の鉄山バリルート

大峰フリークを自称するなら当然踏んでいなければいけない鉄山。
残念ながら僕の大峰の中では未踏だった鉄山〜弥山バリルート。
大峰だって吉野〜熊野縦走したからってそれが全てではない。

関西人山屋の心の故郷には、いぶし銀のシブいバリルートが数多ある。
昭文社の山と高原地図において破線どころか、ノーラインな魅惑的ルート。
約10年。心の片隅にいつもありながらも数度のチャンスを逸していた鉄山。

こだわりとして鉄山バリルートは大峰の美しい雪の季節に歩いてみたいと思っていた。
そして大峰も根雪の季節になりようやく魅惑のルートを歩く機会に恵まれた。
kumiちょのスキルアップのためにも積極的にルートファインディングしてもらおう♪


2013/12/01

Forest Scenery


20131123 sat 「蕎麦とジビエとトロッコ道」

富士山スカイラインが今期も冬期閉鎖されちまった
冬富士愛好家の変態山や達が御殿場に集結するんだろうよ
二年連続冬富士の変態仲間になれなかったリアル

後ろ向きな事情があったとはいえTeamにチャンスが無かったってこと
どうやら今期 Team Underdog の集結はなさげな雰囲気
尻尾を巻いて敗走しながら中指オッ立てんのがデフォルトかい

ロックオフまで猛ダッシュ!安全圏に入れば振り返ってニヤリとしたり顔
B系好みのスラングぶっこみながらお尻ペンペンがテッパンスタイル
単独行も考えてんだけどさ・・・んでも毎冬何人も逝ってんだよね・・・

2013/11/24

Foggy Peak


20131124 sun 約束の釈迦ヶ岳

僕が君と約束したのは緑豊かな盛夏の頃。
蝉時雨の森の中。木陰をそよぐ風は優しかった。
遠くに聞こえる渓流のせせらぎが心地良かった。

己の強さを誇示する灼熱の太陽の下で約束した。
君は満面の笑みを浮かべて優しく微笑んだ。
小さな扉を開けた君は次の扉に手を掛けようととしている。

僕だって少しくらいは山を楽しむ術を知っているつもりさ。
雨や嵐だってあるだろう。でも新たな扉への道案内は僕がするよ。
ワクワクやドキドキが待っている次の扉を開けようじゃないか。

2013/11/11

Heartfelt Stories


20131109 sat 「光と影のファンタジーワールド」

あれこれ、やれそれもそろそろ落ち着いてきた今日この頃。
のれそれは食えていないが来春の楽しみに置いておこう。
そして何故か山へ向ける筈の足が海へ向かっていた僕達。

海と言っても日本最低峰の二等三角点の頂がある天保山へ足を運んだ。
ピークハンターな僕達は頂を踏む前に大阪文化館の暖簾をくぐった。
暖簾はなかったが素敵で温かなファンタジーワールドに包まれた休日。

その昔、ケロヨンと言えば哀愁や郷愁を感じる人も少なくないだろう。
日本が誇る影絵作家の第一人者・藤城清治氏のファンタジー展。
光と影が織りなす贈りものは至福の空間と時間を過ごせる。

2013/10/29

I’m pooped.....


20131029 tue 「あれこれ、やれそれ、のれそれ」

毎晩引越の片付けやら組立家具のセッティングやらに追われてまっさぁ
役所回りやら銀行やら警察やら・・・あぁ疲れまんなぁ
そやけど、ようやく一段落になりつつある今日この頃でんねん

我家のグータラ王子カロタンも自宅の環境が変わり、引越当初は神経ピリピリでしてん
電気屋さんやガス屋さんにはシャー!シャー!言いよるしぃ(汗
神経質になりすぎてゲー!ゲー!嘔吐しよるしぃ、えーとこの子は大変ですわぁ(笑

老犬♨もkumiちょも山にも行けず運動もできずで体脂肪率右肩上がり絶好調♪
こりゃヤバいでぇと新居の近所(徒歩5分!)に見つけたインドアボルにGO!しましてん
今後はチーム体重右肩下がりマイナス4〜5%を目指して頻繁に通う予定でっせ〜♪

2013/10/15

We moved


20131015 tue 「10月吉日」

皆の衆 殿

ご無沙汰しておりまする。
ブログ放置プレイがどこまで続くのかビミョーです(笑
入山できてないのでネタもありませぬ・・・

突然ですが人生心機一転することにしました。
まあ、大袈裟なことではないのですが都会に転居します。
ホントは、Iターン的に山郷の田舎で暮らしたいのが本音なのですが・・・
そんなヨユーがある訳でもなく、より一層の馬車馬ライフを続けようかと(汗

まあ、近い将来、kumiちょがチョー売れっ子ガラス工芸作家になる予定でして、
左団扇ならぬ左扇風機ライフを期待しておるのです(笑
あぁ・・・夢のヒモライフ(爆
えぇ・・・若い時は火野正平に憧れたくちですから(汗

2013/09/25

siesta


20130921sat - 23mon 剱沢de昼寝

貴重な三連休を使って昼寝をしてきた


Yes, Let's Study English !

コチラ→★★★


2013/09/16

MUJI Handmade Kit


20130910 tue 無印良品のULな山飯キット

先日の雲ノ平山行でdai & kkが持って来た無印良品のタイカレーが美味かった。
ひと手間かけるだけで、テン場で簡単に料理が作れる手づくりキット。
後は必要な具材を歩荷するだけで本格的な味が山でも味わえる♪

それに重たくって素っ気ないレトルトではないところがいい 。
混ぜて炒めたり炊いたり、もしくは具材に漬け込み焼くだけで美味い山飯の出来上がり♪
化学調味料や合成着色料を使っていないのも身体に優しい。

もちろんこのキットだけでは食事にはならない。飯盒の米やパスタ等の炭水化物は必須。
それに肉や野菜も必要だが野菜等は美味い乾燥系もあるので積極的に使いたい。
美味いのは当然だが2〜3人前で60g〜185gというキットの軽さも魅力だ。


2013/09/10

Kyoto Art Flea Market 2013 Autumn


20130908 sun 京都アートフリーマーケット2013秋

今秋も素敵なフリマが京都で開催されます。
期間は9月21日(土)〜23日(月・祝)の三日間。
時間は11:00〜17:30(17日のみ17:00まで)。

若手作家・職人のアート作品を展示販売しています。
会場は京都文化博物館を中心に六カ所で156ブースもの大出展。
kumiちょは京都文化博物館別館中庭ウッドデッキF4ブースに展示しています。

シャウトし続けた蝉時雨もメロウな秋の虫達のオーケストラに変わりました。
晩夏と初秋の狭間で寛ぐ稜線もいいですが連休の一日をアートに触れてみませんか。
ちなみにkumiちょだけで僕はブースに立ちません。門前雀羅になりそうだし(笑

2013/09/05

Ethylence-Vinyl Acetate


20130908 SUN EVA樹脂でBackpackをTune-up

kumiちょ愛用のデカザックはGREGORYのJade50_size-xsなのだが、ウェストベルトがデカすぎるのだ。kumiちょのガタイサイズがミニモニクラスなので仕方が無いと言えば仕方が無いのだが、若干の工夫を凝らせば快適に担げないか思案していた。今まではウェストベルトをマックスまで締め上げてもガッツリと腰で担げる感覚になれないでいた。ちょっと緩むと昔のキスリング状態になってしまう。

そこでウェストベルトをチューンナップしてみた。改造といってもとても簡単な工作でホームセンター等で売っているEVA樹脂をカットしてウェストパッドの裏側に強力両面テープで貼り付けただけなのだ。しかしこれがかなり快適で今夏の北アルプス三泊四日の縦走でもEVAが外れたりズレたりすることもなく安定して無問題だった。


2013/09/01

Command G


20130815 thu - 18 sun 雲ノ平・高天原で癒される(後編)

入山三日目の清々しい朝が雲ノ平のテン場に訪れた。
雲ノ平をBCにして今日は 高天原温泉までの日帰りハイキング。
まったり起床して必要最低限の装備をザックに詰めて北アの秘湯を目指す。

一夜だけ風呂に入っていない関東組。二夜ほど風呂に入っていない関西組。
三夜も風呂に入っていない中部組。風呂に対する想いも三組三様(笑
タオルや石鹸が入ったケロリンの風呂桶片手に着流しで行きたい気分だ♪

水晶岳の麓、標高2100mに位置する「からまつの湯」 が高天原温泉の別名。
黒部川源流付近にある秘湯は一般的には登山口から一日では辿り着けない別天地。
二年前に建て替えられた小ぢんまりした高天原山荘は清潔でほっこりする秘境の宿。


2013/08/27

Everybody Needs Somebody


20130815 thu - 18 sun 雲ノ平・高天原で癒される(前編)

高度5000mには東からの太平洋高気圧。
高度10000mには西からのチベット高気圧が居座る。
レイヤードされた盛夏の高気圧は熱波の下降気流を生む。

酷暑の街を抜け出して秘境や秘湯のある高層湿原で癒される。
毎日愉快な仲間と順番にジョインできる素敵な夏山縦走。
二人から始まった夏山縦走のラストナイトには7名での宴になった。

山で知り合いブログで繋がる不思議な縁は偶然なのか必然なのか。
だから来る者拒まず去る者追わずのスタイルは今後も変わらない。
メロウ&イージーな「山より宴」を楽しめれば本望だ。


2013/08/20

The day came slow


20130810 sat - 11 sun 剱岳・長次郎谷にて百六年前を想う

星降る夜空が色褪せる時、東の彼方が変貌を刻む。
夜明けのルビーやトパーズの髪が揺れれば香気を放つ。
やがてサテンシルバーの光線はコバルト色を身に纏う。

ハープを奏でる微風に鳥達は泳ぎ、躍動する気流で踊る。
官能の月が稜線に隠れる頃、葉月の劔沢を後にする。
凛とした空気が流れる雪渓を見上げ身震いする夜明け。

106年前の文月、剱岳東面の三ノ沢雪渓を宇治長次郎は登った。
近代登山の黎明期にその名を剱岳に残した魂に近づいてみたい。
畏怖の念を抱く事はない。ただ畏敬の念を持って雪渓を踏みしめた。


2013/08/12

Summer Vacation 2013


20130812 mon 盆休み@今年もカロはお留守番

わいや! カロタンやで〜
いやほんま今年の暑さはハンパないでんなぁ!
あいつら今年のお盆もやっぱり、わいを置いて行きよったがな・・・

ペットシッターはんが一日一回来てくれはんねんけどなぁ・・・
ほんでなぁ、わい、今年の11月で11歳になるねん。
そやさかい老犬ならぬ老猫扱いされそうなお年頃やねん。

今年の夏は生まれて初めて夏バテ気味でんねん。
カリカリ出されても食欲湧かへんさかい猫缶買ってもらいましてん。
しかも、ヒルズのi/dでっせぇ。まあ病院食みたいなもんでんなぁ。

2013/08/04

Twilight Forest


20130724sat - 25sun 深い森に抱かれて眠る

自己嫌悪な失敗北岳以降は仕事も忙しく週末の連休が手に入らない。
連休が取れなければヒルバーグのシェイクダウンもできないことになる。
そこで仕事をちゃっちゃと片付けた土曜日の昼過ぎダッシュでハンドルを北へ向けた。

ヒルバーグ・カブトムシ・・・じゃなかったよな・・・
ヒルバーグ・家畜人ヤプー・・・でもなかったよな・・・
ヒルバーグ・ヤヌー・・・だったかな・・・英語圏ならジャヌーだね

近畿地方の最深部である京都北山の美山・芦生の森イブニングハイクだ。
梅雨明け後は毎年恒例にしていたナイトハイクをトワイライトに変更した。
昨年の通りすがりさんのコメントは真摯に受け止め京大演習林に入山した。

2013/07/28

Wish comes true


20130721 sun 微風の大台ケ原

一ヶ月程前KENちゃん主催の生駒ピクニック&ヨガで知り合ったアヤちゃん。
登山経験の無い彼女が幼少の頃より長年憧れ続けていた大台ケ原。
彼女にとっての大台ケ原は半ば神聖な場所にまで昇華し夢想されていた。

そんな彼女の深い想いを聞いて心が動いた。縁は大切にしたいと考える。
僕達で善ければ具現化したいと思った。大台ケ原のまったりハイキング等お安いご用。
念願の大台ケ原は彼女にとっての新たなスタートラインになればと願う。

いつだって必ず仲間は居るんだ。僕は独りじゃないし君も独りじゃないんだ。
この不条理で面倒くさい社会を生きる術は必ず見つかる。選択肢なんて無限なんだよ。
簡単に諦めようとしていた事は過去の君。進むべきルートは必ず構築できるさ。

2013/07/17

Underdog again


20130714sun 無様な顛末と自己嫌悪

あの、最初に断っておきます。今回は山の話も道具の話もありません。馬鹿な依存症の愚痴話ですのでどうぞスルーしてくださいませ。

7月の三連休。当初は劔岳のバリエーションルートである長次郎谷(ちょうじろうたん)を画策していた。新田次郎の小説「劔岳 点の記」が映画化され2009年に公開されてから劔岳ブーム再燃の混雑は酷く入山を躊躇していた。小説を読んでいたから映画も観た。そして僕は長次郎のコルに立ち振り返った時に宇治長次郎の目線を微塵でも感じてみたいと想いを廻らしていた。それに長次郎コルからは北に向かって延びる長次郎ノ頭、小窓ノ頭へと続く憧れの北方稜線ルートを見渡せる。その長次郎コルから南側へ歩く劔本峰までも北方稜線ルートなのだ。

そして特に想いのこもったこの記事は何度読み返したことだろうか。秀逸なショートストーリーに巡り会えた様な気分であった。その点の記・単独行から二年の歳月が流れた。劔岳ブームも多少は沈静化しているであろう。深いクレパスや無音落石のリスクも有るが、多少なりとも登攀の経験を積んだkumiちょをコンティニュアスして、最大斜度40度になるという長次郎コル手前の雪渓を楽しもうと思った。本峰を踏みカニのヨコバイを通過後は平蔵のコルから平蔵谷(へいぞうたん)の急峻な大雪渓を劔沢へ下れたら本望だろう。

だが直前の天気予報は最悪。梅雨明けした筈の梅雨前線の南下に伴い北アルプス北部は三連休とも雨マークが並ぶ。kumiちょを連れて降雨時の岩稜帯通過は遠慮したい。ならばと断腸の思いで直前に計画を大きく変更した。多少なりとも太平洋高気圧の恩恵を受けそうな南アルプスがまだ天候も安定しそうに思われた。多少は盛りの頃は過ぎた感ありありなキタダケソウに会いに行きますかってことで土曜の午前中に自宅を出発した。


2013/07/04

Shower Climbing in Okunofukatani


20130630 sun 比良山系・奥ノ深谷遡行

SRT技術者育成のロープテックジャパン主宰の関治(Osamu Seki)
日本全国の土木建設現場でロープ技術を駆使し垂直の岩場で仕事をしてきた漢
地質調査を専門とし黒部鐘釣岩や黒部ダム、瀬戸大橋などでクライミングしてきた漢

様々なロープテクニックで重力を操り非日常な風景を異様な角度から見てきた漢
趣味の洞窟探検や沢登りと現場での仕事から究極のロープレスキューのスキルを持つ漢
そんな屈強で賢明な漢がこの春独立し滋賀県でロープテックジャパンを起業した

おさむちゃんとは剣山で出逢い一昨年この日と同じ奥ノ深谷へ連れ来てもらった
今シーズン最初の沢登りは日本一信頼出来る職業クライマーと入渓する運びとなった
急な誘いにも敏速に対応してくれたおさむちゃんに感謝の休日は沢登りを堪能できた


2013/06/25

Hilleberg Jannu


厚いグローブをしたまま、1人、暗闇の中、
強風に見舞われた最悪な状況の中でも簡単に設営できるテントであること

山を続ける限り物欲(煩悩)が無くなることは無いだろう☆
物欲があるから山を続けるのだろうか。まあどちらでもいいさ(笑
今回もkumiちょと何度も二人会議の末、最終的には結局ポチッた(爆

以前は次の幕はエスパース・マキシムXと決めていたのだが・・・
老犬2号のナロ2を見るたびにヒルバーグに魅かれていった☆
日本の気候(湿度)を考えればダブルウォールを選択するのは必然の結論。

だが人として自立出来ていない僕が非自立式の幕もいかがなものだろうか(笑
あれこれ悩んだ末の選択が自立式のヒルバーグ・ヤヌーに落ち着いた。
当初は赤か緑かでkumiちょと意見が分かれたが折衷案が突如現れた♪

2013/06/19

Healing & Health


20130616 sun 暗峠と風舞とヨガな休日」

古くからのブラザーである雲消しKENちゃんが生駒山で独立した。
タイ古式マッサージ、クンダリーニヨガ、気功術。
癒しのマスターへ一歩一歩創意工夫したKENちゃんがサロンを開いた。

心を病んだ経験のあるKENちゃんは安定した商社マンを潔く捨てHealing & Healthを学んだ。
スウェットロッジやパーマカルチャー等もインプットした努力家。
酸いも甘いもたっぷり経験したブラザーがアウトプットを始めようとしている。

実の兄弟以上のブラザーだと思っている。応援しない訳がないだろう♪
それに互いに墓の中まで持って行かねばならぬヤヴァイ秘話が数多ある(笑
独立後一発目のイベントに参加させてもらった生駒山の素敵な休日。

2013/06/11

Sesamoiditis


20130600 sss 「種子骨障害はインソールで治せ!」

老犬1号もこの歳になると色々と経年劣化が出てくるのは仕方が無いことだろう。
実は去年あたりから下山時に時折、左足の親指付け根に鈍痛が走っていた。
だが我慢できるユルい痛みだし毎回でも無いし面倒くさいので放置していた。

だがまさに経年劣化なのだろう。今年に入ってからの下山時はほぼ毎回鈍痛が走った。
あれこれ評判を検索しながら地元のスポーツ医学に長けた整形外科の門を叩いてみた。
元阪神タイガースの赤星も現役時代は通った医院で患者も多く待ち時間の長い事!(泣

普段の生活でも左足の種子骨の痛みを少しずつ覚えるようになってきた。
レントゲンでは骨折は見られない。剥離や微細な骨折はMRIでないと解らない。
それらも踏まえて治療する方向で僕は医者に今後を委ねたのであった。


2013/06/04

Wandering Mt.Hakusan


20130602 sun 「残雪の白山を彷徨う」

去年は縁がなかったが今年こそ雪のあるうちに登りたかった白山。
別当出合まで冬期通行止めが解除になり吊橋の踏み板が設置されることが条件。
条件が整った週にやまもげらさんが翠ヶ池まで入山されているので参考になった♪

僕達は当初、土日のテン泊山行を計画していたのだが想定外の梅雨入りに泣かされた。
週末に近づき天候の変化著しく僕達の山行計画も二転三転。
一時は白山遠征を中止したのだが結局日曜日帰り山行で残雪の白山を堪能できた♪

日曜の日帰りになった段階でバウルーDDマザー@mieさんとの念願のジョインも
予定が合わなくなり残念ながら露と消えた。 次回の楽しみにとっておこう♪
土曜の夜、水もトイレも完備された市ノ瀬野営場の駐車場で車中泊し日曜に備えた。

2013/05/28

Fresh Verdure and zephyr


20130518 sat 「新緑と微風の武奈ヶ岳」

当初は前回踏めなかった中央アルプスの木曽駒を予定していた週末。
残雪の木曽駒でテン泊してモルゲンロートを楽しもう的な発想だったのだが・・・
日曜の天候が崩れそうだったので土曜に木曽駒日帰りリベンジ山行に切り替えた筈

だが金曜午前にオフィスでFM802から流れてくるNEXCOの情報に耳を疑った(汗
名神高速集中工事だとか吹田ICから大津ICまで20:00〜06:00通行止めだとか・・・
出発当日に情報を把握するとはラッキーなのかアホなのか・・・(笑

金曜夜に遠回りしてまで中央アルプスへ向かう気力は失せてしまった。
ならば残雪から新緑へと予定を変更し、久しぶりの比良山系へ土曜朝から出発♪
芦生や高島トレイルも考えたが、奥ノ深谷沢登りの基点でもある坊村へと向かった。


2013/05/23

Day by Day


20130512 sun 「六甲蓬莱峡・大屏風岩」

槍ヶ岳から帰還した週の平日夜。老犬2号からのホットラインが鳴った♪
どうやら大阪に長期出張になった様子。とうとう浪速に左遷になったのだろうか?(笑
夜な夜なのカラオケにも金髪のおねーちゃんにも飽きたらしい(uso uso

裏番@山元さんから暫し離れて羽を伸ばしまくっていたようだ♪
だがそんな素敵な夜が続く訳もなく馬車馬は労働しなければいけない(笑
週末には裏番社長もガイシャを飛ばして来阪するという♪

これは一席設けねばっと☆裏番に粗相の無いよう店をセッティング♪
僕の地元でガッツリドンチャンの翌日は六甲のホームグラウンドへご案内。
60mロープ2本とガチャ類を多数持参して蓬莱峡へLet's go !

2013/05/16

Wandering Mt.Yarigatake / Summit Push


20130504 sat - 06 mon 「孤高の頂へのオマージュ・登頂日」

日没後は風の強い時間帯もあったがババ平のブロック塀はびくともしない。
まあ稜線のテン場ではないので槍沢を吹き下ろす風も大したことは無い。
数時間後、深夜にテントを這い出せば満天の星空に驚いた。雲一つない夜空は美しい。

風の嘶きは去り雲は風に流され雲散霧消となり漆黒の天空に銀河が広がる。
宝石箱を引っ繰り返した様な煌めきが標高2000mのテン場を覆い尽くす。
今日の天候が保証されたような夜空を見上げ嬉々としてシュラフにもぐり込んだ。

午前四時半、やや寝坊気味の朝を迎えた。ババ平の朝は既に始まっている。
早起き鶏のパーティーはすでに出発している。僕達も朝粥の朝食を済ませ出発する。
稜線の夜明けは荘厳なるモルゲンロートが広がる美しい朝だったことだろう。


2013/05/13

Wandering Mt.Yarigatake / first day


20130504 sat - 06 mon 「孤高の頂へのオマージュ・入山日」

別に忘れていた訳じゃないし出来れば毎シーズン登りたいとも思っていた。
北アルプスのランドマーク的な標高3180mの頂はいつだって心の片隅にあった。
GW後半の入山計画を立てるにあたって思い起こせばすでに6年の歳月が過ぎていた。

上高地からも登った。東鎌尾根からも登った。西鎌尾根からも登った槍ヶ岳。
最後に登頂してから約6年が経とうとしていた。僕にとって6年の歳月は深く長い。
あの記事を読まなかったら槍ではなかったかもしれない。無性に槍に登りたくなった。

僕だって昭文社山と高原地図No.37を毛布に上野駅構内で寝る夜が来るかもしれない。
最近、山の思い出が増えれば増えるほどその幸せに比例して不安が募る時がある。
人生と言う名の壁から滑落した時、No.37は世界一暖かい毛布になるのかもしれない。


2013/05/09

Wandering Mt.Sanrei / final day


20130428sun - 29mon  「四国の背骨を歩く旅・下山日」

夜半に聞こえる鹿の鳴声。幕の側を歩く鹿の足音や息遣い。
午前四時。満天の星空の下で聞こえる山の鼓動は命の音色。

吹き抜ける風の嘶きも無く静かな黎明を迎える白髪の笹原。
薄雲の広がった柔らかな夜明けは名残を惜しむ昨夜の月光。

温かな朝粥でゆっくりと身体を目覚めさせる今日の始まり。
物部川の源流域であり高知県と徳島県の県境でもある三嶺。

高知では「さんれい」と呼び、徳島では「みうね」と呼ぶ。
僕が四国で一番好きな場所。また会いに来れた卯月の休日。

2013/05/06

Wandering Mt.Tsurugi / first day


20130428sun - 29mon 「四国の背骨を歩く旅・入山日」

風香る季節。約一年振りの四国の山。今年も訪れる事ができた。
海を渡り山に登る。太郎笈・次郎笈のたおやかで雄大な山容に会いに来た。
そして昨年は出来なかった三嶺までの縦走を楽しみにしていた。

三嶺からは名頃へ下りるか菅生へ下りるか。それとも足を延ばし西熊山まで歩いて、
お亀岩から天狗塚そして久保へ下りるロンングルートも魅力的なコース。
このルートは何処を歩いてもまさに四国の背骨を堪能できる旅だと思う。

剣山から笹原の稜線漫歩を愉しみメインディッシュはやはり天空の頂「三嶺」。
いつ来ても何回来てもいつの間にか僕にとって三嶺は別格な場所になった。
三嶺避難小屋と池の周りに広がる笹原に佇み紺碧を見上げる時間が至福の時。


2013/05/01

Léonie's boy


20130427 sat 「骨付鶏とイサムノグチと讃岐うどん

一般・平均・標準的な人種が迎えるゴールデンウィークの初日。
山より宴号は明石大橋を渡り鳴門の渦潮を横目に阿波国を西へ向かった。
GW前半の四国縦走は一泊二日の予定。なので初日はグルメと美術に決定。

以前からkumiちょが希望していた「イサムノグチ庭園美術館」へ足を運んだ。
この庭園美術館は100%予約制。しかも火曜、木曜、土曜のみしか開館していない。
よって月・水・金・日は休館日になる。ビックリの入館料は一般¥2100。Oh my gosh!

しかも見学時間まで指定されており10時13時15時の日に3回のみ。
ガイドの説明を聞きながら10名〜20名の入館者が館内をぞろぞろ歩くスタイル。
20世紀を代表する彫刻家イサムノグチの感性に触れ、その鼓動を少しでも感じてみたい。


2013/04/25

Miniature garden


20130421 sun 「箱庭的森を愉しむ休日」

箱庭的な森が目的だった訳ではない。いわゆるアレだ・・・
起床遭難というヤツだ。当初は中央アルプスが目的であって・・・
土曜日午後より天候が荒れそうだったので日帰りで大峰あたりに・・・

出張と展示会でバタバタの日が続き久しぶりの休日は・・・
案の定、ヤッチマッタゼ・・・起床遭難(笑
日の出から相当に時間が経過した遅い朝。車を西へ走らせた。

京都市美術館のゴッホ展「空白のパリを追う」にも興味があったのだが・・・
空白の日々はゴッホとテオが同居していたから文通していなかっただけ。
だから資料が殆ど残っていなかっただけの話みたいね・・・
自画像8連チャンは目の前で見たいけど混雑は酷いやろなぁ・・・

2013/04/20

Fantasy Story


20130421 sun 「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」

日常生活においては山岳冒険小説を読む頻度が多い。
なので僕が読んだ本を必ずkumiちょに勧めるとは限らない。
その逆然りなのだが久しぶりにkumiちょセレクトを読んでみた。
結論として今年一番の素敵な物語だった。心和む愛情たっぷりの作品。

かのこちゃんとすずちゃんが構築してゆく友情には何度も笑みがもれる。
「ふんけーのとも」とても素敵な言葉だ。僕は知らなかった。
「茶柱」のくだりも子供らしさが活き活きと描写されている。
かのこちゃんと父、母、先生との関係も微笑ましく伝わってくる。

マドレーヌ夫人はアカトラの猫。けして美人ではないが気品がある。
空き地に集まり井戸端会議をするマドレーヌ夫人と個性的な猫達。
余命幾ばくかの老犬「玄三郎」はマドレーヌ夫人の優しい夫。
マドレーヌ夫人は外国語(犬の言葉)を理解する能力を持っている。

ある日マドレーヌ夫人が昼寝から目覚めると尻尾が二股になっていた。
マドレーヌ夫人は「猫又」になった自分に驚くが新たな能力を手に入れたのだ。
残り時間の少ない夫の願いを叶えるために猫又になるくだりでは流石に涙がこぼれた。
猫仲間の心地良い居場所を取り戻すために走り回るマドレーヌ夫人。

自分の飼い主であるかのこちゃんの願いも「猫又」になり叶える。
夏祭りでのかのこちゃんとすずちゃんと父親達のシーンの描写は目に見えるようだ。
だがマドレーヌ夫人は生まれもっての旅人なのだろう。出会いがあれば別れもある。
猫と老犬と子供達の愛情あふれるファンタジーワールドは泣き笑いできる物語。

2013/04/14

Master of Petercat


20130414 sun 「巧妙な隠喩能力を堪能するということ」

君はもう読んだかい? 待ちに待った村上春樹の三年ぶりの長編。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 」
題名だけは早くからインフォされるも内容の一切は闇の中だった物語。
「IQ84」以来となる村上ワールドがようやく自白の下に明らかになった。

やはりと思ったが、文藝春秋は今回も販促のためのプルーフの手法はとらなかった。
それは編集や校閲の担当者など若干名だけしか発売前に読んでいないことになる。
なので本編終了後に友好的な有名作家が書く、おべんちゃら的解説も当然ない。
広告業界ではハングリーマーケと呼ばれる手法で市場に渇望感を与えたのだ。

ここ数年ノーベル文学賞の有力候補として認知され世界が注目している。
しかしそんな事はどうでもいい。彼の書くメタファーがたまらなく好物なのだ。
長編射精小説と言われようが、 ロマンティックアイロニーと言われようが、
ラノベタイトルと言われようが、RPGと言われようが構わない。

辛うじてティーンエイジャーンの頃「1973年のピンボール」に衝撃を受けた。
そして彼の長編から短編まで出版される度に必ず読み漁り続けた。
だが僕の大人としての四半世紀が流れる中で次第に高揚感は鎮静化していった。
でも今回も心の琴線にふれてくる物語の・・・・・ネタバレ的な・・・・・

2013/04/07

All's well that ends well



20130330 sat 「鈴鹿山脈・御池岳敗退の記」

弥生最後の週末。まだ雪のたっぷり残った黒戸尾根を5人パーティーで登る予定だった。
登山口から標高差2200mのドMなロングルートに喘ぎ七丈小屋で宴の予定だった。
だが残念ながら仲間が怒濤の激務に風邪で知恵熱が出たのでオールキャンセル(笑

そこで「どーする!俺達!」的な老犬1号とコチビは金曜緊急二人会議を行った。
日曜日の南ア方面は確実に荒れそうな天気図。リスクは高いと判断し遠征は却下。
そこで来冬のスノーシューハイクの下見として鈴鹿山脈最高峰の御池岳に決定。

2年前のパンダマンの記事を読んでから素敵な名前のテーブルランドには興味があった。
死亡事故も含めて遭難多発山域なのだが、以前から登ってみたかった御池岳。
冬期の青のドリーネやカレンフェルトが点在するカルスト地形に憧れを持っていた。

2013/03/31

Avalone Shell


20130331 sun 「螺鈿細工的 i phone 5ケース」

仕事仲間に ルアービルダーが 何人か おりますねん
そんな仲間の一人に ハンドメイドで スマホカバー こさえてもらいましてん
貝の種類は 日本アワビ ブラック&ナチュラル あの高級食材の 貝殻でんな

アワビ ちゅーたら 日本でも古来より 螺鈿細工が ありまっしゃろ
ルアーなんかでも プラグや スプーンに貼って チューンナップ しまんねん
イヤリングや ネックレスなんかの アクセサリーにも つこてんの ありまんなぁ

今時 スマホカバーなんか 山ほど 種類 おまっしゃろ
そやけど アワビシートで 市松模様の デザインは おまへんで
世界に一つだけの スマホカバーやけど ギミックは 他にも ありまんねん


2013/03/21

Discover the Spring


20130316 sat - 17 sun 「残雪の鷲ヶ岳 de 春をフラゲ」

風もなく明け方も冷え込まず気温は氷点下5℃程度。
通常はサクッと日帰りで登るのが当たり前の鷲ヶ岳。
それをわざわざオーバーナイトで楽しむ酔狂な大人達。

本日の行動はテン場から一時間ほどで踏める頂上までの行程のみ。
一同はやや起床遭難気味の午前7時過ぎにテントから這い出してくる。
フライシートのジップを上げれば素敵な光景が広がっていた。

僕達が設営したテン場は北向き。
正面に大日岳とその奥には白山〜別山が朝陽を浴びて輝いて見える。
野伏の向こうは荒島岳だろうか。福井の名峰が連なる。


2013/03/18

Placid Mountain


20130316 sat - 17 sun 「穏やかな時間が流れる鷲ヶ岳」

静かな山道を歩く。静かなテン場で呑み語らう。静かな山頂でパノラマを堪能する。
アクセスの便利な人気の山なら、日曜日に入山者と出会わないことはまず無いだろう。
今回の山より宴は5人パーティー。入山から下山まで誰にも会わない静かな山行。

一般的な登山ルートではなくプチバリエーションルートを登った。
林道ショートカットや尾根の直登ルート等ほとんどトレースの無いコースを楽しんだ。
何と言っても老犬2号が秘密裏にしていた内緒のテン場が心地良かった。

それに車の駐車地からテン場までのお気楽コースタイムがピクニック気分で歩ける。
だが、お気軽な一泊の雪山テン泊なのに老犬1号&2号のデカザックは共に25kg(汗
中身は当然、大量の酒と食材だ。今更だがULとは無縁の山やになってしまった(笑


2013/03/10

fun fun day


20130303 sun 「文三郎尾根〜阿弥陀岳〜御小屋尾根」

冬の八ヶ岳に優しい朝がやってきた。風の嘶きも無い欣快なる朝。
早立ちの登山者達が廊下を足早に歩く音。ゆっくりと覚醒してゆく朝の微睡み。
小屋の食堂では朝食の準備が進められている。客達もゆるりと食堂に集まる朝。

静かな自炊室。僕達はガスバーナーで湯を沸かす。温かな麺類で朝食を楽しむ一時。
山小屋の朝は活気に満ちている。快晴の空のように登山者達の心地が溢れ漂う空間。
風もない。雲もない。紺碧しかない空。目が合えば自然と笑みが漏れる素敵な朝。

小屋の外に出る。見上げた稜線の上には夜を終えたお月様がうっすら見えた。
心躍らせながら小屋の前でアイゼンを装着する。素敵な一日の予感がする出で立ち。
朝の締まった雪がアイゼンに踏まれキュッキュッと音がする。さあ登ろう。


2013/03/05

be canceled suddenly


20130302 sat 「八ヶ岳・恨み節」

赤岳主稜西壁冬期バリエーションルート。 ああ・・・なんて素敵な響きなんだろう。
老犬2号、裏番山元さん、PISOと僕の4人が2パーティーに分かれて登攀する筈だった。
僕は金曜の夜、名古屋(老犬2号宅)に入った。そこにPISOから連絡があった。

PISOコンツェルンで大事件が勃発し金曜夜にも関わらず幹部役員全員集合らしい。
とてもじゃないが土曜日にPISOが会社を休む訳にはいかないようだ。
よって臓器バイヤーPISOはドタキャンとなった。そこで問題なのが50mロープだ。

PISOが50mロープ持参予定だったので僕はロープを持って来ていない。
老犬2号の50mシングルロープで3人の登攀は、あまりに危険が危なすぎるので却下。
よって金曜夜の時点で僕達の赤岳主稜西壁バリエーションの予定は露と消えた。

どーする俺達!!!

2013/02/24

Today is yours


20130217 sun 君にも僕にも今日がある

今日という日々は、東から始まって
今日という日々は、西へと終わってゆく

今日という日々で、笑うことができたら
今日という日々に、ありがとうと伝えて

今日という日々で、涙がこぼれおちたら
今日という日々を、恨んでみればいいさ

今日という日々に、君が生まれたことは
今日という日々が、招いてくれた喜び

今日という日々に、あなたが消えることは
今日という日々が、持ち去ってゆく事実

今日という日々に、あなたと居れることは
今日という日々が、連れて来てくれた奇跡

今日という日々は、ただそれだけのことで
今日という日々は、それ以上でもない

作詞・作曲:笹川美和 「今日」


2013/02/17

Give it up !


20130211 mon 「ボタンのかけ違い」

この前の三連休 あんたら どないしたはりましたん?
週間天気予報やら 天気図 見とったら 三日間 晴れる 思てましてん
山 好きなんやったら 連休初日から 飛び出さな あきまへんな

仕事の疲れ 言い訳にして 初日 休養日にしとるようでは どんならん
連休二日目から 入山しよかっちゅう ユルい考えやさかい ボタンもかけ違うねん
いやほんま あれでっせ あんたも 経験 おまへんか?

いっぺん ボタンかけ違えると 最後まで 上手いこと いかしまへんやろ
ほんで二日目からの 入山計画も ちょっとした理由で 移動だけにしてもて
で 最終日に賭けた入山かて 結局 晴の予定が どえらい天候でんがな
 

2013/02/07

Solution


20130203 SUN 「ハードにすべきか、ソフトにすべきか、それが問題だ」

冬至も立春も過ぎ日照時間は日に日に長くなってくる如月の頃。
だが冬は冬だ。春に比べてまだまだ夜が長いのは当然のこと。
夜が長いと起床遭難の確率も増える事実が僕達には多分にある(汗

毎年この時期は展示会の仕事が真っ盛りで疲労困憊な週末は睡魔に襲われ易い(笑
この週末の日曜日もしっかり睡魔と手を握ってしまったコチビと老犬・・・。
あの山でのスノーシューハイキングは露と消え遅い朝に車のハンドルを握った。

春の陽気を感じさせる日曜日。自宅から最も近い山の中腹へ車を走らせた。
ピークハンターな僕達は甲山309mへの無酸素サミットプッシュに山行を変更した(笑
長閑な里山や森林公園でまったりと野鳥観察的な散歩を楽しんだユルい休日。

2013/02/03

Talk about various topics vol.2


20130127 sun 寝袋と山岳保険の四方山話

展示会前は怒濤の激務が続く一週間。もちろん土曜も仕事に追われる。
心が解放される日曜日。惰眠を貪り楽しむ日曜の朝。
遅い午前に自宅を出発。今年も季節になった裏六甲は紅葉谷の氷瀑巡り。

阪急芦屋川から歩く事はせず車で有馬温泉へ直行するお気楽山行。
有馬口から小一時間のハイクで見物出来る氷瀑は七曲滝。
残念ながら今回は6割程度の完成度。百間滝までも登らずゆるりと下山(笑

そんなユルい入山を楽しんだ翌週にはシュラフ等やダウン製品が大量に届いた。
ナンガから直送されてきたマル秘的内緒価格のナノやオーロラ達(笑
日本全国の山より宴真理教の信者達への発送業務が待っている週の前半♪


2013/01/27

Healing Trip


20130119 sat -20 sun 生駒山で癒しの時間を考える

タイ古式マッサージでは店舗を任されるまでになっていた雲消しKENちゃん
そんな男が去年潔く次のステップを踏み出した。場所は生駒山。
ネクストステージはクンダリーニヨガセンタージャパン

サダ・アナンド・シン・カルサに師事し、スタッフとして生駒山で再始動。
週末はヨガ道場の管理を任されクンダリーニの修行に励んでいる様子。
そんなKENちゃんが紹介する素敵な生駒スペシャル癒しのガイドツアー。

宝山寺、ラッキーガーデン、暗峠、生駒山上遊園地、ヨガ道場、
ナイヤビンギ、クンダリーニヨガ、スピリチュアルツアー。
一泊二日(24時間)で内容の濃い癒しの時間を堪能できた生駒山の旅。


2013/01/20

Dog of the lost child


20130113 sun 霊仙山スノーシューハイク

今年最初の連休に約一年振りの入山となった霊仙山。
スノーシュー未経験のナベ&ガッキーを誘ってのスノーシューイング♪
当初は日曜月曜と一泊で雪山訓練も考えていたが月曜の天気図がヤバすぎた。

1/14月曜日は日本全国で爆弾低気圧による降雪の被害が頻発した日。
山域では吹雪や雪崩にホワイトアウトが普通だった日でしょ(汗
広大なカルスト台地でリングワンデリングなどは勘弁したいしね(笑

ワンデイハイクでスノーシューの快適な浮力を二人には体感してもらった。
もちろんkumiちょ特製の熱々汁物ランチが付いた雪山は素敵な休日♪
それに感動的な一週間迷子ワンコ遭難事件の顛末にも立ち会えた一日。


2013/01/14

Up to you.


20130103thu - 04fri 「飛雄馬冬期登山技術体力向上委員会平成弐拾伍年度」

あの特訓の日から一年が経とうとしていた。そして一徹は再び立ち上がった。
もちろん飛雄馬を鍛えるためにだ。もちろん冬期テン泊歩荷トレだ。
年末の赤岳登山での不甲斐ない撤退に一徹は業を煮やしていた。

ひ弱な飛雄馬を人並みのヤマノボラーに育てることが我が使命と一徹は考えた。
冬山で重い荷を背負い折れない心を養わなければいけないと一徹は誓った。
田部井 淳子や今井 通子や山野井 妙子を目指すのだ!←気持ちだけでも(笑)

だが冬期テン泊歩荷トレと言う割には選択した山は明神平だ。←鼻で笑うぜ〜☆
ふんっ。いいのだ。一徹は個人的にスノーシューも楽しみたかったのだ♪
年始一発目の山で飛雄馬は15kgのザックを担ぎ一徹の激を受けながら上を目指した。


2013/01/09

Wandering Yatsugatake 2012 / final day


20121229sat - 31mon 八ヶ岳遊山・宴千秋楽

今回の山より宴な八ヶ岳登山の千秋楽は大晦日。
大つごもりの暖かな山小屋で素敵な仲間と過ごせた至福の年末。
再会の君にありがとう。初めての君にありがとう。

山の女神はご機嫌斜めだったが、僕達のバッカスはいつだってご機嫌さ。
ビールにワインに日本酒に焼酎を100本近くも歩荷したのだから当たり前だろ。
旨い酒と美味い飯と素敵な笑顔があふれる三日間の出来事に感謝。

山はいい。山で呑む酒はもっといい。山をやるヤツはもっともっといい。
また登ろう。また呑もう。また騒ごう。素敵な仲間達に会える幸せ。
いつだって山にも酒にも真摯に対峙してゆく姿勢でいたいと思う(笑


2013/01/05

Wandering Yatsugatake 2012 / second day


20121229sat - 31mon 八ヶ岳遊山・宴中日

夜明け前、独立峰に叩き付ける風の嘶きが始まった。
まだ小さな呼吸だ。しかし昨夜の風音とは大きく違う。
天気図から読み取れる情報は多い。何時まで天候は保つのか。

12月30日。入山当初から天候が荒れるのは想定の範囲内だ。
だが12名のパーティーはスキルの差が大きい。縦走は中止にした。
阿弥陀岳サミットプッシュもリスクが大きいだろう。

ならば文三郎尾根から赤岳アタック予定で中岳の分岐で判断しよう。
僕達のパーティーのコンセンサスはとれた。臨機応変に行動する。
細心の注意を払い早めの判断を怠らず臆病でいる事。これが全て。


2013/01/02

Wandering Yatsugatake 2012 / first day


20121229sat - 31mon 八ヶ岳遊山・宴初日

毎年恒例の年末八ヶ岳登山。今年も西から東から12名が集まった。
残念ながら来られなかったメンバー。今回初参加のメンバー。
来る者拒まず去る者追わずが理念の山より宴真理教は自由です(笑

男性8名、女性4名。関東5名、中部3名、関西4名。素敵な仲間が集まった。
今回の年末の天気図は頬の緩む様な要素は皆無に等しかった。
だが、いいじゃないか。旨い酒と美味い肴と上手い話があればそれでいい(笑

数週間振りの君。数ヶ月振りの君。数年振りの君。会いたい顔が集まった♪
年末の貴重な時間を費やしても、ここに駆けつけるだけの魅力がある時間。
会いたかった君にまた会えた。そしてまた会える日を楽しみにしたいと想う。