2015/10/28
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2015 Autumn 「ソレタコデュアル」
僕が高校生や大学生の頃に引越屋のバイトをよくやった。バイト料以外に客からチップをもらえる頻度が多かったのも続けた原因だ。引越屋の社員達は大阪人が大半だが九州から出て来ている人も多かった。当時の時代背景もあったのだろうか、大半の社員達がパンチパーマであった。引越屋内は見ようによっては暴力団事務所のような雰囲気であったのを思い出す。
そんな彼等が乗っていた車がハコスカやケンメリ、ロータリーのゼブンなどだった。パンチパーマのオジサンやオニーサン達は車高の低さを競うようにサスを切ったりして自慢していた。今、僕は希薄な記憶を辿ってこれを書いている。彼等が自慢げに喋っていた呪文のような言葉が楽しかったからだ。なかでも今でもよく覚えている言葉が「ソレタコデュアル」だ。「イモタコナンキン」なら分かるが、ほとんどの人がチンプンカンプンなワードだろう。
パンチパーマ達は愛車の改造に心血を注いでいたのは言うまでもない。どうやら「ソレタコデュアル」とは改造の短縮語のようだ。パンチに教えてもらったのはソレックス+タコアシ+デュアルということらしい。まあ、これでも一般人は意味不明なワードだろう。ソレックスとはキャブレターのメーカー名で、タコアシはエキゾーストマニフォールド、デュアルはマフラーの2本出しのことのようだ。L20やL28等エンジンを改造するのに三種の神器のようなモノなのだろう。
かれこれ三十年以上昔の話だがいまだに「ソレタコデュアル」という呪文が頭に浮かぶ時がある。僕は改造車を所有したことはないが不思議とお気に入りの呪文ようだ。去年FUJIのX-T1を所有した時に目に見えない壊れかけのラジオから「ソレタコデュアル」と聞こえてきたような気がした。レンズ沼は恐いがそれ以外の所でより快適にX-T1を使えるように「ソレタコデュアル」してみようと考えた・・・ってオチまで長かったねぇ〜(笑
しかもオチもイマイチやしorz
2015/10/22
Fine, later cloudy
20151011sun -12 mon 石鎚山〜瓶ヶ森・下山日
早朝、まどろみながら温かな布団の感触を楽しむ。
都会のホテルと遜色ない宿の心地良いベッドで深く眠る。
風の音も聞こえなければ獣の気配すら微塵も感じない平穏。
快適を自分でチョイスしたくせに不思議とテント泊が恋しくなる。
無い物ねだり的で天邪鬼な自身の思考回路を恨む朝・・・
次回の山行では必ず風の音を楽しみながら星空の下で眠ろうwww
そういえばヒルバーグ・ヤヌーちゃんを手放して手に入れた
エスパース・マキシム-X(4-5人用)で寝ていないというリアル・・・
ついでにGARMIN eTrex 20Jも、じぇんじぇん電源ON !してないぜ・・・
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Backpacking
2015/10/18
Cloudy, fine later
20151011sun -12 mon 石鎚山〜瓶ヶ森・入山日
10月10日(土)は無事にバアちゃんの納骨式を済ませることができた。
ようやく肩の荷が下りたのが本音だが、ちょっぴり寂しいのも本音だ。
それに息子(僕の父)の眠る墓に一緒に入れたのだから本望だろう。
昼過ぎに納骨式を済ませ、その足で新穂高へ直行するつもりだったのだが・・・
11日(日)の北ア方面の天気図は洒落にならない等圧線と風力が見て取れた。
暴風雪が吹き荒れると予想して行き先を急遽変更することにした。
それは真逆方向の四国なのだが、何度も通っている三嶺や剣山ではない。
実は一度も登頂したことのない西日本最高峰の石鎚山なのだ。
気持ちは高揚し、真赤に燃える天狗岳の紅葉を期待して海を渡ったのだが・・・
Category:
Backpacking
2015/10/13
Coming Soon !
20151021 - 26 「イロモノシロモノ三人展」
則武千鶴(色鉛筆画)、ひろのくみこ(ガラス工芸)、北川祥子(イラスト)の
三人展を開催いたします。
お近くに来られた際は、などとは言いません。
三人展ガッツリ目当てでおこしやす〜♫
ところでkumiちょの作品ですが、ほぼ順調に仕上がったようです。
一部の作品はわざわざ波照間島まで持参して砂浜で撮影したり努力はしたようです。
まあ、ノープランだったので撮影スキルの低さを露呈してしまった老犬が一匹。
ほんでから、三名の在廊日は21日から23日まで交代制です。
ほんでから、たぶん土日は三人とも在廊してるようです。
ほんでから、フリマ形式の展示会なので財布の紐はゆるゆるでおこしやす〜♫
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miscellaneous notes,
Museum
2015/10/08
Endless Summer / Final Chapter
20150919sat - 22tue 最果てのうるま・終章
ベスマを去る日がやってきた。でもなんら昨日と変わらない夏の朝があった。
シルバーウィークは台風の影響も無く安心して過ごすことができた。
ひとたび海が荒れれば石垣からの高速船は簡単に欠航する。
現在空路の無いベスマは高速船と定期船しか移動の手段が無い。
台風の多い7月8月等は開店休業状態になる離島の難しさがある。
空路復活は決定されたが機体の不具合によりまだ数年先になるのだろう。
次回はムシャーマの頃に戻って来たいと願う。ベスマの豊年祭と盆行事の祭。
ミルク神や南洋土人の仮想行列。雨降らしの神フサマラー等々。
上記のミチサネー終了後は、ニンブチャーと呼ばれる念仏踊りを飛び跳ねる。
一番コンギはベスマでしか見る事の出来ない喜劇的な狂言。
日本には触れてみたい文化が山ほどある。ほんと素敵な国だと思う。
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Sightseeing
2015/10/04
Endless Summer / Chapter Three
20150919sat - 22tue 最果てのうるま・第三章
八重山諸島の方言で、ぱいぬ島(南の島)とか、ベスマ(我らの島)と呼ばれている。
隆起珊瑚礁から出来た波照間の最高峰(島の中央)は60m弱である。
海岸線長は15km弱で島の外周道路を休憩無しで自転車で走れば1時間ほどで一周できる。
波照間島のさらに南には、パイパティローマ(南波照間島)があるという伝説がある。
これは沖縄に伝わるニライカナイ伝説に通ずる同類の物語なのだろう。
豊穣や生命の源であり神界でもある。そして魂はまたそこへ還るのだという。
波照間で二日も過ごせば島のおおまかな概要や土地勘はだいたい把握できる。
もちろん文化や風習等、一朝一夕ではとけ込めない歴史は別だが。
それに島の人々は優しく愛嬌者が多い。閉鎖的な田舎の障壁はなにも感じない
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Sightseeing
2015/10/01
Endless Summer / Chapter Two
20150919sat - 22tue 最果てのうるま・第二章
昔の日産のCMで「食う 寝る 遊ぶ」ってキャッチフレーズあったの覚えてる?
井上陽水が独特の言い回しで「お元気ですか〜」って言うCM
日本がバブルど真ん中だった時代を醸し出す空気感があったよねぇ
今回のトリップはまさに「食う 寝る 遊ぶ」旅なんだ
だから出発の三ヶ月前にはピーチエアと、はこな旅館だけはソッコーでリザーブした
でも計画はそこまでで現地での細かな予定は一切考えなかった
波照間では何かをしてもいいし 何もしなくてもいい
風や波や太陽と相談して二人は遊びの取捨選択をすればいい
南の島で非日常を愉しむ贅沢は あれこれ考えないことなんだと思う
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Sightseeing
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