2015/10/18

Cloudy, fine later


20151011sun -12 mon 石鎚山〜瓶ヶ森・入山日

10月10日(土)は無事にバアちゃんの納骨式を済ませることができた。
ようやく肩の荷が下りたのが本音だが、ちょっぴり寂しいのも本音だ。
それに息子(僕の父)の眠る墓に一緒に入れたのだから本望だろう。

昼過ぎに納骨式を済ませ、その足で新穂高へ直行するつもりだったのだが・・・
11日(日)の北ア方面の天気図は洒落にならない等圧線と風力が見て取れた。
暴風雪が吹き荒れると予想して行き先を急遽変更することにした。

それは真逆方向の四国なのだが、何度も通っている三嶺や剣山ではない。
実は一度も登頂したことのない西日本最高峰の石鎚山なのだ。
気持ちは高揚し、真赤に燃える天狗岳の紅葉を期待して海を渡ったのだが・・・





土曜の夕刻、山陽自動車道から瀬戸大橋経由でうどん県に上陸した。
石鎚山ロープウェイ乗り場の駐車場で久しぶりに車中泊。


朝一(午前7時30分)のロープウエイで標高1300mの成就駅までひとっ飛び。
標高差800mオーバーを僅か10分でクリアできる文明の利器は大好きだ(笑


成就社の付近には多くの旅館が建ち並ぶ。
なので宿泊者は一番ロープウエイよりも早くに出発できる。


八丁坂のあとに試しの鎖が登場するが、どえらい大渋滞に閉口してパスした。


前社ヶ森から夜明峠にかけて1600m付近の紅葉が楽しめる。


一の鎖では山ガール達がワーワーキャーキャーで遅々として進まない・・・


このレベルの鎖場ではkumiちょも無問題でサクサク攀じる。


なんて言ってたら霧雨から小雨へと天候は崩れてきた・・・


雨に濡れた二の鎖でkumiちょがまさかのギブアップ!
岩が濡れて滑りそうで怖いから巻道キボンヌとなった・・・


で、標高1974mの石鎚山まで登頂すると辺りはフォグ!フォグ!フォグ!


10m先がはっきり目視できないホワイトアウト寸前状態(泣


頂上山荘でおでん食べて、石鎚神社頂上社にご挨拶して踵を返すことにした。


この向こうには真赤に燃える天狗岳(1982m)が見えている筈・・・
心眼で・・・心眼で・・・


真白な天狗はパスして土小屋方面へ向かうが、そこそこの渋滞は続く。


団体さんをパスするまでは木々や花の撮影タイムを楽しむ。






シングルトラックの登山道は対向者とすれ違うのも気を使う。


20名ほどの団体さんをオーバーテイクしてようやく静かに歩けた。


土小屋経由で、埋もれそうな笹薮を歩いたり・・・


六甲全山縦走路みたいに時おり舗装路を歩かされたり・・・


土小屋の近所の四阿でおにぎり頬張ってサクッとランチタイムを済ませ・・・
スタコラサッサと歩いて、よさこい峠に到着。


ここからは伊吹山への登り返しの藪漕ぎ地獄が始まる。


振り返ればようやく天気は快方に向かい青空が現れた。


藪漕ぎは延々と続くよ・・・どこまでも・・・


足元が見えない藪漕ぎは地面の情報が視覚的に伝わらないので不安になる。
実際に木の根や岩等で転けそうになること数回・・・


明日、歩く瓶ヶ森方面が目視できた。


伊吹山ピークを越えて下りになると今宵のお宿が見えて来た。


標高1400m。しらさ峠にある避難小屋。
しらさ避難小屋には一番乗りで到着。


北アルプスの天気図を凝視して、計画変更を決めたのが三日前。
なので今宵はここの小屋かテン場でテン泊だと考えていたのだが・・・


二日前にもしやと思い山荘しらさに電話してみた。


連休だというのに運良く部屋は開いていた♫


僕達はアルピニストではない。バックパッカーなのだ♫


という安易な言い訳で快適をチョイスしたのだよ(笑


確か去年の6月にSHMWのタクちゃんがトレランの途中に宿泊している山荘。
オサレな山荘だな〜っていう印象があったので泊まりたかったのが本音♫


午後3時前にはチェックインし、プッハ〜!と寛ぐ1400mの至福。


カフェの下には広々としたダイニング。


チェックインカウンターも雰囲気がある。


夕刻のサンセットは雲に邪魔され空が燃える事は無かった・・・


夕食の前はジャズが流れるラウンジで寛ぐ宿泊者達。


今季初のストーブの暖かさが嬉しい気温♫


夕食も身体に優しく美味いスローフードが嬉しい。


乾杯の儀は欠く事の出来ない日常なのだ♫


アマゴの甘露煮も鴨鍋も言わずもがな・・・美味♫


ほっこり暖まる美味い飯と心地良い空間に大満足な時間を過ごせた♫


夕食後は三脚担いで星空撮影タイム♫
ISO6400、露光15秒で人工衛星の軌跡もクッキリと。


撮りたい方角の空に雲が多くイマイチ納得がいかず・・・
X-T1でこのレベルの星空撮影はお恥ずかしいかぎり・・・
誰か手取り足取り腰取りおせーてちょーだいな〜


R3フリースにダウンセーター着込んでも肌寒く感じた夜。
早々に撤収して部屋呑みで楽しむアル中ハイマーな老犬であった♫


室内では今期初のコタツがムーチョ贅沢に感じた夜であった。
もうねぇ・・・テントとか避難小屋とか意味不明なワードは忘れたあるよ(笑

さて・・・明日こそはドピーカンの四国を堪能できるのだろうか・・・

10 件のコメント:

  1. 石鎚山良いねぇ〜
    珍しく石鎚ピークでガスったんやぁ!
    まあ、我々なら……………
    いつもの事やんかぁ〜で済むんやけど、天狗はシルエットすら見えて無いね囧rz
    四国の山々も奥深くて凄く好きなんやけど、いかんせんあまり詳しく無いからルートがイメージ出来んorz
    翌日の瓶ヶ森へは快適に快晴の中歩けたら良いね(^_−)−☆
    山荘しらさってめっちゃ豪華な感じの宿やなぁ〜
    飯も美味そうやし……………
    続き楽しみに待ってるでぇ!

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  2. かっちゃん、まいど☆

    途中までめっちゃ紅葉がキレイでナイスやん!
    と思っていたら、まさかのホワイトアウトですかいorz
    そやけど1600m付近の色付き具合は、まさに錦秋といったところですな☆

    お宿、シャレオツでめっちゃステキですやん。
    ワシもムーチョ泊まってみたいなりよ☆

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  3. bp-totoちゃん

    まいど〜♫
    お初の石鎚やってんけど、まあまあえれぇこったウェザーやったわ!(笑
    天狗のシルエットが微塵も見えなかったのは残念やったわ〜
    まあ、これはまた来いよってことやと思うねん♫

    今回初めて石鎚山に登ってみて思ったんやけどやっぱメジャーすぎるわw
    三嶺の凛とした静けさとは比較できない混雑は六甲なみやね!
    続きはボチボチと・・・(笑

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  4. 馬車馬daiちゃん

    まいど〜♫
    前社ヶ森から夜明峠にかけて1600m付近がマックスやったわ♫
    daiちゃんが登った時みたいに天狗のてっぺんにkumiちょ立たして
    紅葉の写真撮るのがめっちゃ目的やってんけど残念やったわ・・・

    山荘しらさは観光雑誌には持って来いの宿やと思うで〜
    冬期は雪で閉鎖になるみたいやから来春あたりに取材してみたら?♫

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  5. ほ~♪ホントお洒落な山荘ですね♫ 石鎚エリアにこんな山荘があったんですネ まるでアルプスにあるような雰囲気ですやん^^

    星空もバッチリ撮れてますやん♪かっちゃんのエスパースやガーミンじゃないですが、デジイチ持っていながら活用できていないのでまた教~てくだせ~(^人^)

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  6. エノちゃん

    いやほんま山荘しらさは居心地のいいお洒落な宿でしたよ♫

    星空撮影はまだまだあきまへん・・・
    月末の山行では好人カメラ名人に弟子入りして、テン場で講習会をやってもらいましょう(笑

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  7. かっちゃんは意外と四国の山行くこと多いね。
    石鎚山~ぐるっと瓶ヶ森で最後は石鎚パーキングまでいいコースですね。
    しらさ避難小屋は入った事あるけどすごく綺麗やね。
    この時期にいっておかないとUFOラインは冬季閉鎖になっちゃうもんね。
    天の川いい感じに撮れてるやん♪  月末晴れたらほんまにいいのにね(^_^)v

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  8. 好人ちゃん

    四国は毎年なぜか必ず登ってるな〜♫
    しらさをご存知やったら前後の藪漕ぎ地獄もご存知やね?(笑
    なおかつUFOラインなる単語もご存知なら、かなり詳しいですね!
    月末は星空撮影講習会よろちくび!!!

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  9. えれぇこった2号2015/10/24 1:00:00

    石鎚山良いですね!!
    雪の時に行ったんで、鎖なんてあったかしら???って1号に聞いたら
    雪で埋もれてたから見てるわけないやろと撃沈され。・°°・(>_<)・°°・。
    山荘めちゃめちゃおしゃれで素敵。お料理もめっちゃ美味しそう。
    星空が綺麗で思わず見惚れてしまった(((o(*゚▽゚*)o)))
    かっちゃん達って、何時も何処でもお洒落でかっこいいね^_−☆

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  10. kakaちゃん

    確かに積雪期やったら鎖は全て埋もれてるよね〜(笑
    山荘しらさはほんまええとこやったよ〜♫
    オーナー夫婦もキャラが良くってアットホームな素敵な宿でした。
    スタッフ達のホスピタリティーもハンパ無く良くって、
    教育されてる感がありムーチョ好感が持てたよ!
    星空撮影はまだまだスキル不足やねん・・・

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