2013/01/20

Dog of the lost child


20130113 sun 霊仙山スノーシューハイク

今年最初の連休に約一年振りの入山となった霊仙山。
スノーシュー未経験のナベ&ガッキーを誘ってのスノーシューイング♪
当初は日曜月曜と一泊で雪山訓練も考えていたが月曜の天気図がヤバすぎた。

1/14月曜日は日本全国で爆弾低気圧による降雪の被害が頻発した日。
山域では吹雪や雪崩にホワイトアウトが普通だった日でしょ(汗
広大なカルスト台地でリングワンデリングなどは勘弁したいしね(笑

ワンデイハイクでスノーシューの快適な浮力を二人には体感してもらった。
もちろんkumiちょ特製の熱々汁物ランチが付いた雪山は素敵な休日♪
それに感動的な一週間迷子ワンコ遭難事件の顛末にも立ち会えた一日。



去年の2月に来た時は醒ケ井養鱒場から上の林道は除雪もされず車は通行不可だった。
今回は雪も少なく(正月に比べたら融けたようだ)登山口まで車で入れた。
小一時間の林道歩きが不要なのはかなりラクチン(笑


山のブログやヤマレコ等では今や超有名になってしまった無人飲料販売所(笑
山小屋かなやさんが設置している料金箱は貯金箱方式ではなくフタを開けて、
中に小銭を入れる方式。うむむ、信頼関係の上に成り立つ販売方式だね☆
以前は竹筒的な貯金箱方式だったのだが・・・。


山小屋かなやから約10分で二合目・汗拭峠に到着する。
朝陽が尾根から顔を出し清々しい光景を与えてくれる。


この日は前日までとは打って変わって気温が上がり暖かな一日となった。
体温調整の幅が極端に狭いガッキーは半袖になったりダウンを着たり。
まあ忙しいことで・・・(笑


この日はガッキーも一眼レフを担いで来た。
ファインダーを覗き構図を決めて風景を切り取る行為が楽しそうだわ♪


爽やかで快適な雪の登山道。四人でゆったりまったりハイクアップ♪
そりゃもう、びっくりするくらいのウルトラデッドスローでね(笑


五合目を過ぎた辺りで上の方から犬の吠える声が聞こえてきた。
しばらくして現れたのが人懐っこいビーグル犬。
首輪にGPSのアンテナらしきものを装着している。
猟犬だろうか? 飼い主はどこにいるのだろう?


五合目見晴台からの九十九折を登ればお猿岩に出る。
お猿岩からは見渡す限り広大な鈴鹿山脈最北端のカルスト台地が迎えてくれる。


ゆるやかに、たおやかに、パノラマ的なカルスト台地が広がる。
お虎ヶ池までまったり進むが、この日はかなり雪が少なくなっていた。



先ほどの人懐っこいワンコ(ビーグル犬)は僕達の前を歩いたり戻ってきたり(笑
すれ違った数人の登山者に何度か飼い主と間違えられるし・・・(汗


雪が少ないので鳥居もしっかり姿を見せていた。
雪があればしめ縄あたりまでは埋まっているのだが・・・。
ちょうどコチビの身長分くらいは雪が少ないこの日の霊仙山(笑


何処を見渡しても飼い主の姿は確認出来ない。
飼い主は何処? すわ!遭難か!?と、いらぬ不安が鎌首をもたげる。


ワンコの犬鑑札では愛知県犬山市とある。滋賀県のお隣の子のようだ。
元気そうに見えたワンコも前足の肉球から出血している。
オニギリを与えると尋常ではない勢いで食べる。
座り込んだら前足も後足も痛そうに舐めてクンクン鳴き始める。
完璧に道迷い遭難のワンコだよ・・・。



だが、たまたま下山途中の登山者がワンコを連れて下り、
警察に連絡すると言ってくださった。 助かった!
キャンピングカーで愛知県から来られた2人組の男性の方。ありがとうございました♪



Facebookでは1/15に報告済みだが迷子なワンコは、
無事に警察から飼い主へと引き渡された事がヤマレコの記事で確認できた。
愛知の方二人が交代でワンコを抱っこしながら下山された。
愛情あふれるワンコ救出劇に感謝♪♪♪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-260539.html



この日、僕達が下山した登山口でワンコの飼い主に偶然出会った。
ジムニーで雪の林道を下りて来た男性は、

「山でビーグル犬を見かけませんでしたか?」と僕に聞いて来た。


まさにビンゴ!!!だ。僕は事情を全て説明した。飼い主は車で下りて行った。
飼い主の話によると一週間前、猟犬のビーグル犬が鹿を追いかけて山深く入ってしまい

行方不明になったということだった。



ワンコは雪山で一週間彷徨ったことになる。
飼い主は一週間近辺の林道を探しまわったのだろう。
良かった。良かった。生きていてほんとに良かった♪



ワンコの一件は五日前のFacebookの記事と同様です(笑


お虎ヶ池でスノーシューを装着した僕達はサクサクと九合目・経塚山に到着。
ここから霊仙山の山頂を目指す四人はパフパフ進むのであった♪


パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪


パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪


パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪


パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪


パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪


写真では分かり難いがプチ雪庇を踏み抜いての浮遊感を楽しんだりして☆
パフ♪パフ♪  パフ♪パフ♪と、勝手に喜ぶ老犬1号であった(笑


鈴鹿山脈の南側、藤原岳方面も昼頃にはガスの向こう・・・。
北側を向いても伊吹山の遠景も霞んで見える・・・。


三度目の正直で漸く霊仙山の頂に立てたkumiちょご満悦の画(笑


ナベちゃん、ガッキーも揃って山頂でパシャリッ!な画♪
ナベちゃんのアークテリクスのゴアジャケにpisoの分まで、サインするの忘れたよ(笑
FBネタだけど次回は必ずホワイトペン持参で行こうと思う(爆



ランチタイムになり空腹な四人はダッシュで避難小屋を目指す下り。
走るように飛ぶように浮力を活かしてパフパフ急ぐスノーシューイング(笑



避難小屋に到着すれば超個人的に一人乾杯する依存症が若干名(汗
三人の冷たい視線も気にせず、乾杯フォトを撮る老犬1号であった(笑


避難小屋標準装備的卓袱台発見!
一徹が「おりゃ〜!!!」と、ひっくり返したくなる形であった(笑


この日のランチは前夜に仕込んで来たkumiちょ特製粕汁に舌鼓♪
SOTOのMUKAで速攻的に暖めるだけなのでラクチンだわ〜☆


SOTOのMUKAだってちょいと工夫すりゃ、とろ火もオーケー♪
例えばユニフレのミニロースターを使えばとろ火効果で飯盒だって楽勝♪


四人で「粕汁で乾杯だぜ〜!!!」的な画(笑
文句無しに身も心も暖まる汁物的山飯&おにぎりで楽しむランチ♪



九合目(経塚山)は当然トラバース(笑
極力高度を上げないようにパフパフ下山を楽しむルートをとる。


お虎ヶ池でスノーシューを脱いで各自ザックに装着。
グレゴリー・アルピニスト50はスノーシューの脱着もラクチン♪


山小屋かなやまで下りてきたら無人飲料販売所で小銭を料金箱に入れる♪
僕はドライ♪ kumiちょはファンタ♪


良心的な料金設定にも納得♪
kumiちょは個人的に霊仙山バッチ(¥500)が欲しいらしい(笑

●おつりはでません。すいません。← ウィットに富んでるなぁ♪


Facebookを始めた山ブロガーさんで、ブログを放置してる人が増えて来た・・・
なんとなく僕も最近その気持ちが理解できるようになってきたというか・・・
まあ、とりあえず、逃げ道は作っておこうと・・・(笑

2 件のコメント:

  1. ってか、この雪の少なさでパフパフ言いすぎかと(汗
    ビーグル可愛い(はぁと♪)
    昨年のような事故は絶対にイヤだけど、こんな遭難なら
    何度でも遭遇したいものですね。いやぁ良かったね
    ビーグル君。katsuさんまでもFB移行とか?
    やめてーっ、友達いなくなるw

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  2. スロトレさん

    >ってか、この雪の少なさでパフパフ言いすぎかと(汗
    言い過ぎちゃいました!←サンゲツCMの福くん調で(笑

    ビーグル犬はムーチョ可愛かったですよ♪

    たしかに霊仙山でも御池岳でも時々遭難者は出ますね・・・

    >katsuさんまでもFB移行とか? やめてーっ、友達いなくなるw
    スロトレさんがFacebook始めない限りブログは放置プレイしませんよ(笑

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