2013/03/05

be canceled suddenly


20130302 sat 「八ヶ岳・恨み節」

赤岳主稜西壁冬期バリエーションルート。 ああ・・・なんて素敵な響きなんだろう。
老犬2号、裏番山元さん、PISOと僕の4人が2パーティーに分かれて登攀する筈だった。
僕は金曜の夜、名古屋(老犬2号宅)に入った。そこにPISOから連絡があった。

PISOコンツェルンで大事件が勃発し金曜夜にも関わらず幹部役員全員集合らしい。
とてもじゃないが土曜日にPISOが会社を休む訳にはいかないようだ。
よって臓器バイヤーPISOはドタキャンとなった。そこで問題なのが50mロープだ。

PISOが50mロープ持参予定だったので僕はロープを持って来ていない。
老犬2号の50mシングルロープで3人の登攀は、あまりに危険が危なすぎるので却下。
よって金曜夜の時点で僕達の赤岳主稜西壁バリエーションの予定は露と消えた。

どーする俺達!!!



週末、大陸からの寒波が抜けたあとは高気圧におおわれそうな八ヶ岳。
天気図を見る限り天候は最高の条件を約束してくれている。
大人はいつもの赤岳鉱泉個室を予約済みだ。とにかく冬の南八ヶ岳を楽しもう。



ならば、バリルートじゃないが厳冬期の阿弥陀岳へ登ろう。
文三郎尾根の赤岳分岐から中岳を越え阿弥陀を目指そう。
土曜日の朝、ゆっりと名古屋を出発した3人だった。



美濃戸口に到着して僕達は「ショボーン!」となった。
四駆+スタッドレス+チェーン装着車以外は林道進入禁止の立て札。
老犬2号のガイシャは四駆+スタッドレスだがチェーン無し・・・



この時点で美濃戸口から楽しくない1時間の林道歩きが決まった(泣
そして歩き出してすぐに立て札の意味が理解できた。
林道は至る所で鏡面仕上げのアイスバーンになっていた



僕達は凍結した林道を歩き出して3分でアイゼンを装着した。
根性決めた四駆じゃないと、下りのブレーキ一発で沢直行ポイントも在り(笑 
八ヶ岳山荘から美濃山荘まで林道をショボーンとハイクアップ。



美濃戸山荘からはショートカットルートを登ったりようやく楽しくなる登山道♪
しかし晴れていたのも束の間、稜線はガスで白くなってゆく。
ガスの中、大同心が黒々とした背中を威風堂々と見せてくれる。


ゆったりまったり歩いて赤岳鉱泉に到着♪
アイスキャンディーのモリモリ成長具合は素敵☆
この日はアイスクライミングを楽しんでいる人は少なかったね。


横岳稜線はホワイトアウトで風の流れも強い。
寒波が早く抜けてくれることを願いながら小屋に入る。


赤岳鉱泉にチェックインすればソッコーで乾杯!(笑
自炊室のテーブルを確保してドンチャンが始まってゆく依存症の集い☆


今回も僅かだが歩荷した命の水(麦酒とも言う)
快調に、至極順調に次々と淡々と消費してゆく依存症達(笑


今宵のディナーはdai & kkに全てお任せ♪
名古屋の、うみゃーうみゃー肉を大量にいただきました。
ごっつぁんです☆


赤岳鉱泉のステーキディナーにも負けない迫力で次々と肉・肉・肉をいただきます♪


牛の次は豚♪
ドンチャンは延々と続きそうだったが、今宵の大人達は消灯時間には真面目に就寝。
まあ、それでも夕方からほんの6時間ほどドンチャンしているのだから(笑


そして・・・翌日は・・・それはそれは素敵な一日が待っていましたとさ♪♪♪

4 件のコメント:

  1. かっちゃん
    赤岳主稜ーステキな響きに穴をあけてしまい、誠にすみませんでした(汗)
    こちらもどえらい穴掘られて、えれぇこった、えれぇこったです。。。
    写真から裏番の「pisoの野郎、こんなところからアイゼン付けなアカンくなったやないか〜!」との優しい罵声が聞こえてきそうです。

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  2. あら、聞こえちゃった?

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  3. Piso

    いやほんまやで〜(笑
    Pisoのウルトラコーキューガイシャやったら
    サクサク「やまのこ」まで入れたのにな〜!

    まっ、今後いろいろと山で接待してもらうわな(笑
    基本、ドンチャンバリルートで四露死苦!

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  4. 裏番山元どにょ♪

    たぶん貴殿の生霊が飛んだかと・・・
    おーーーこわーーー(笑

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