2014/10/11

Ladakh Sham Trekking / final day


20140807 the - 0817 sun 空の果てを旅する・ラマユル〜ワンラ

ラマユルからワンラまでゆるりと歩けば今回の四日間の旅は終わる。
常に富士山と変わらない標高を歩き、そこに広がる風景はどこにも無い大自然。
荒涼とした景観の中に突如現れる緑豊かな村やゴンパの数々。

手を伸ばせば届きそうな紺碧が広がる空の果ての地。
頬を撫でる乾いた風は心地良く、経験値の中に無い清涼感がある。
村や峠には必ずあるタルチョーは、心の琴線にふれるチベット文化の証。

見て、触れて、感じてみたかった経験、そのほとんど全てに出合えた旅。
観光じゃないけど登山だけでもないスルーハイクのセレクトは正解だった。
またこの地には帰ってくるだろう。必ず。そんな気がしてならないんだ。




民泊させていただいたシンゲ家でブレッド&バターなブレイクファースト。
感謝の挨拶を済ませてこの日も午前8時にハイクスタート♫


今朝も当たり前のようにザックを背負っていないkumiちょ。
まあ・・・好きにしなはれ(笑


ゆる〜い登りをえっちらおっちら・・・
急登が無いって素敵♫


働き者達もトレッキングルートの側でレストタイム。



荒野の中を的な風景を堪能しながらハイクアップ♫


とにかく山の色がね・・・日本で見た事無いグラデーションばかりでね・・・
写真だけ見てたら書き割りのような風景なんだよね(笑


出発から2時間程で四日間でラストの峠が見えて来た。
Prinkiti-la(プリンキティ峠)3700m。


この風景・・・X-T1のシャッターに収めたかったと後悔する・・・


ほどなくして本日の最高点に到着。
ここでしばしのレスト。


どこまでも・・・どこまでも・・・樹林帯など一切無い稜線の風景が続く。
褐色の風景とは一言では片付けられない濃淡が無限に折り重なる。


峠の両サイドを登ってみる。


ガイドのサムさんはレスト中でも仏教の勉強に余念がない。



そして・・・僕達は峠のタルチョーを後にした・・・


この峠からの下山路の長いこと長いこと・・・


素敵な風景が続くのだが・・・


素敵な風景も金太郎あめ状態が延々続くと・・・


満腹感が漂ってきて・・・


贅沢にも少々閉口してくる・・・


ようやく登山口に到着♫
ギャルポさんのTATAとフランス人パーティーの車があった。


ワンラの小さなゴンパ。
サムさんにガイドしてもらう。


マニ車があれば時計回りにまわす。
当たり前のように癖になっていた。



崖っぷちに建つゴンパは風化が進み山の風景の一部になるのだ。


ワンラゴンパのすぐ側に学校があった。



先生にお願いして校内見学の許可をとった。


保育所クラスのちびっ子から高校生くらいの世代まで
幅広い年齢層の学生が校庭や教室で学んでいた。


女の子も男の子も透き通るような澄んだ目をしている。


被写体としては申し分の無いキュートさだ。


カメラを向けると大きな瞳がいっせいにレンズをロックオンしてくる(笑


こんなに小さな子達まで校内で遊んでいた。


昨日と同様に遅いランチをカルツェの町でいただく。


カリー&ナンに焼そばだ・・・
炭水化物 on the 炭水化物じゃないか(笑


満腹感間違いない苦しさだった(汗


遅いランチの後はレーに変える前にメジャーなアルチゴンパを見学した。


数多ある曼荼羅美術の集積には圧倒された。


保存状態の厳しい曼荼羅が多いのも事実。
だが中国に占領破壊されたチベットの曼荼羅よりは遥かに素晴らしい。


アルチゴンパでもしっかり砂曼荼羅を確認♫


千手観音などの仏像には圧倒される。



マニ車を回して帰りましょ〜♫



ラダックで最も大きな建造物の一つ。
アルチバスコダム。



レーに戻る前にホットチャイを飲んでレスト♫


明日からは5600mの峠「カルドゥンラ」を超えてヌブラバレーの旅が始まる。
ただ・・・ただ・・・僕の記憶が・・・忘却の彼方になりつつ・・・

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