20140721 mon 京都美山・中山谷遡行
ようやく梅雨明けの近畿地方。
今シーズン一発目のシャワークライミングは京都北山の沢へ向かった。
当初は大峰ブルーに会いたかったのだが、20日(日)のゲリラ豪雨にビビった(汗
沢の増水も恐いが鉄砲水はもっと恐いので、いつも通り尻尾を巻いておいた(笑
月曜日は美山の田歌から北へ上がる五波谷川へと車を走らせた。
自宅から約2時間で入渓口に到着。フル装備の用意を済ませ午前9時にスタート♫
田歌舎の親切な男性スタッフに最近の状況を教えてもらった。
ここ数日は雨も少なく沢の水は比較的少ない方だとの説明(ラッキ〜♫
水量によって難易度も変わってくるものねぇ
田歌舎から北上し二本目の沢が中山谷川。
ヘルメットにハーネスやロープにガチャ類は当然の装備として、
半袖半パンのウェットも着用しkumiちょはライジャケも装着してもらう。
一番上に着たレインジャケットがパツンパツンになっていた(笑
10分ほど鬱蒼と茂るシダ類の道を歩いて沢が開けたところでドロップイン♫
今シーズン初の沢登りに嬉々としてガシガシ遡上する。
最初は心地良い小滝が連続しウォーミングアップがてら楽しむ。
滑る岩、滑らない岩、判断しながら沢靴のフェルトをグリップさせる。
大峰や台高、比良の沢に比べて水温が高く感じた。
気温だけではなく山域の標高の違いもあるのだろう。
久しぶりに持ち出した防水カメラで撮影するがまったくもってしっくりこない。
一眼レフ使いだすとコンデジ画質の物足りなさに不満や不安が・・・(笑
小滝のパートはkumiちょも極力流芯を登ってもらう。
この辺りは一切口出しせず自分なりにホールドを選んで
スタンスを決めてガシガシ遡上してもらう。
で、登場しました本日の核心部!
遡行図では10mのパートだがロープの長さから判断すると12〜13mくらいかなぁ。
途中に支点が無いのは確認済み。
12〜13mをフリーで攀じらなければいけない。
センターから正面左ルートは滑落必至。
正面右ルートをオンサイト的にイメトレしながら凝視する。
この日は水量が少ないことが幸いして途中まではサクサク登攀。
初夏の頃の水量マックスな状態だったら難易度はかなりアップだろう。
まあ、でも、ツゥルン!ツゥルン!な苔むす岩もあるのでスタンスにも悩む・・・
フリーだし滑って落ちたらヤヴァイよなぁ・・・
的な妄想を払拭しながら・・・だましだまし・・・
前腕&大腿四頭筋パワーマックスで必死のパッチ(笑
ラストで右へ逃げるか左から抜けるか迷いプチフリース(汗
事無きを得て本日の核心部突破成功也〜♫
樹木にセルフとってkumiちょのビレイ。
ヤヴァイ箇所は腰がらみでグイグイ引き上げる(笑
高さの無い滝では放っとけメソッドで頑張ってもらう(笑
kumiちょ。
地味〜に1m程のプチ滑落は経験したようだが・・・
基本、一徹は飛雄馬に対してスパルタなのだ。
そんな厳しい一徹だがこの日は全部で6回も飛雄馬をビレイしたのであった。
当然、一徹は全ての滝をフリーで攀じった。
まあ、kumiちょの運動神経が、かなり残念な部類なだけで・・・
フツーな人はフツーにフリーでサクサク遡上できますから(笑
何度か断末魔的な絶叫を発したkumiちょのビビリ話しは内緒ということで・・・(笑
だが僕も大声出したのがこの頭蓋骨。
滝を登ったところで、こんにちは!って・・・ビビるわ〜(汗
上流部から流れてきたのか・・・
誰かが故意に置いたのか・・・
こんなの見るときれいな沢の水でも呑むのはNGな気分になる・・・
鹿汁とか含まれていたらツーマッチだもんねぇ(笑
水や苔が無ければなんてことない登攀でもそれが「滝」であるだけで
緊張度合いは全然違ってくるのよねぇ・・・
緊張から解放され、
ホッとしたところで思わずガッツポーズも出てしまうようだ(笑
この辺りの滝になれば水量が少ない事が逆に不満になってくる。
もっとドバ〜っと流れがあればより楽しめるだろう。
次から次へと楽しめる滝が登場してくれる。
冷たすぎない沢水も心地良く、酷暑の盛夏はシャワークライミング最高♫
滝が無くなってから沢は三回分岐していた。
全ての分岐を左ルートを選んだ。これが正解なのかは不明(笑
やがて少ない水量は更に少なくなり源頭部を迎える。
ブナやトチノキ等の広葉樹の森が広がる急斜面。
誰もいない森に佇むことができる場所。
急登をハイクアップした尾根でランチタイムにする。
梅雨明けの森でエビスのロイヤルセレクションに癒される♫
ランチの後はいきなりルートファインディングに悩む。
ココハドコ?的な低山の枝尾根・・・
判断材料になるような特徴的な山も見当たらないから現在地も確定し辛い。
地図にコンパス乗っけて読図しながら見当をつける。
方向の違う枝尾根に迷い込まぬように中山谷山を目指す。
その後は北上し五波峠を目指す。
若丹国境尾根に出ればもう迷う心配も無い。
踏み跡バッチリなルートは一本道。
そんなこんなで午後1時に五波峠に到着。
しかしここから車を駐車した場所までアスファルト道を小一時間・・・
ロープもハーネスもガチャ類もウェットも全てザックに押し込んで歩く。
沢靴内のグチョグチョ感がなんともウェットな気分にさせてくれる(笑
さて・・・次は何処の沢で避暑を愉しもうかなぁ♫
暑い夏到来、そうと来れば沢しかないですねぇ〜
返信削除癒しの写真を見ているだけでも沢を吹き渡る涼風を感じましたよ!
(^_^)
返信削除こっちも沢入ってる~
我が家は2号が攀じ登り系が全くダメなんで今のところシャワーに当たれないよ~
攀じ登り=絶対滑落=死ぬ
と自分の頭で方程式が出来上がってるみたい・・・・・・・・・・・・・・・
くみちゃん、付いて来てくれるからいいよねぇ~
本日、相方は沢へ行っておりまして。
返信削除一緒に行くか?と聞かれたけれども、やめておきました。
ほんとは行ってみたいのだけど、まずはコソ練してからじゃないと
他のメンズたちに迷惑かけるのも嫌なので。
高いとこはへっちゃらだけど、ツルツルヌルヌルがガクプルなのです。
普段はオサーヌですが、沢へ行ったらきっと女子になってしまいそう。うふ。
kumiちょとか、ヘタれ仲間(失礼!)が一緒だったら心強いなぁ。
今度ぜひ、一緒に連れてって下さい。
tekapoさん
返信削除酷暑の盛夏は沢しか考えられません(笑
tekapoさんも今後もガシガシ沢登りですよねぇ!
bp-ととちゃん
返信削除この季節の沢はサイコーです!(笑
宇無川あたりやったら2号ちゃんでもオッケーでは?
胎内くぐりとか連れて行ってあげれば〜♫
kumiちょはビビリのくせにチャレンジャーでつw
mieさん
返信削除攀じり系はコソ練やっとかんと現場で焦るもんねぇ(汗
まずは登攀要素の限りなく少ない沢へチャレンジしましょう!
真夏の沢の水遊びは季節限定でサイコーですよ♫
高いところでツルツルニュルニュルは僕もキンチョーしまつw
是非とも沢ガールになって女子に回帰しましょー。てへ。
kumiちょと一緒にヘタレナカーマになってキャーキャー攀じりましょう(笑
で、その後はオサーヌに戻って一献したいですね♫