2015/05/24

Never too old to learn.


20150425 sat - 26sun 「四国の背骨を歩く旅・再び」

ちょうど二年ぶりに訪れた三嶺。その前は確か五年前だ。
三度目の三嶺だが多分、四度目も五度目ある山だろう。
僕にとって大峰と双璧を成すほど愛する山域なのだ。

二年前はkumiちょと通過しただけだったが五年前は山友とテン泊した。
天空のテン場で再びテン泊することをメインに入山した。
残雪の北アルプスも良いが新緑の樹林帯も素敵な季節。

風薫る季節に海を渡り四国の背骨を堪能する旅。
モチベーションも高く心は逸るのだが体力の劣化著しいポンコツ老犬は・・・
デカザック背負って久しぶりの入山にもうゼーゼーのハーハーで(笑

2015/05/07

Take a rest


2015 May 「思い切ることは楽じゃないんだよ」

立夏の頃。風香る季節。乾いた西風は優しく頬を撫でる。カロが旅だってからちょうど一年が経った。いわゆる一周忌だ。熊野までの大峰奥駈に途中敗退した翌日。僕達は北摂の動物霊園に向かった。可愛らしい花束と線香を持って静かな青空の下で佇んだ。手を合わせあれこれカロに語りかけた一時。その日の夜、午前3時半に目が覚めた。そしてとても嬉しい事実を明確に覚えた。久しぶりにカロの夢を見たのだ。嬉しさのあまりその夢を忘れないために午前3時半にMacの電源を入れた。夢の内容はごく普通の日常だった。だから僕がカロを普通にハグしていた。それがとても幸せな気持ちにさせてくれた。この短い文章を書き終え午前4時前に再びベッドにもぐり込んだ。古いアルバムを開くように今でも時々カロの写真データをモニターにて眺める時がある。もちろん深夜だ。横のベッドではkumiちょが穏やかな寝息をたてている。kumiちょの足元や胸元には若き茶色猫二匹が身体を丸くしてすやすやと寝ている。僕は水割りをカランッとやりながらモニター越しのカロに独り話しかけている。もう一年なのか、まだ一年なのか自分でもよく分からない。僕はもう少しドライな人間だと思っていた。だがそれは大いに間違いだった。この狂おしく切ない気持ちは露と消えることはないのだろうか。なにも忘れたいとは微塵も思わない。ただここまでダメージが残るとは想定外だった・・・

さて・・・話変わって・・・山には登っている。